夫の愛しているのは妻か浮気相手か?

村越真里子

村越真里子

テーマ:夫の気持ちを知りたい

今日のお題は、ちょっとショッキングなタイトルです。
こうしたタイトルを目にして、傷つかれる方がいる事も重々承知しています。
でも、あまり話をぼやかしてお伝えするのも、現実逃避のような事になるので、このような単刀直入なタイトルにしました。
このタイトルを読んで、傷つかれた方には心よりお詫びいたします。

実際に「私の夫が本当に愛しているのは、妻の私か浮気相手か、どっちでしょうか?」と相談者の多くが 私に問われる内容なので、残酷ではありますが事例として書かせて頂きました。

でも、安心してください。
私がこういう質問を受けて来ましたが、実際に浮気相手の方に転んでしまい、妻や家庭を捨てたという例は、数えるほどしかありません。
しかも離婚になったケースにはある一定の法則があります。

まず一つは、結婚して3年未満の夫婦。
特に子供がいない共働きの夫婦が実は離婚になった確率が高いのです。

あ、これは結婚3年未満の夫婦が それに当てはまるという事ではありません。
子はかすがいと言いますが、子供がまだ授かってないディンクスカップルの場合、お互い収入があり将来も自立できる確率が高く、夫婦をつなげておく接着剤になるものが少ないという条件が重なった場合という事が言えますが、本当のもっと大きな理由があります。

それは、本当の意味で人間は相性が悪ければ、おおよそ我慢の限界が3年と言われています。これは友達同士でも、例えば会社の同僚とでも、チームを組んで義理で仕事をしていても、相性が悪いと、だいたい揉めます。
そして、仕事を組む理由がなくなったら、喧嘩はしなくとも、何となく距離を置くようになります。

夫婦で本当に相性が悪い場合は、3年を待たずして、揉める事が増え、自然にとは言いませんが離婚へのレールが敷かれます。
つまり、人と人をつなげる相性と言う物が悪い場合は 3年間、持たないのです。

という事で、喧嘩が絶えないか、自然消滅的に別れが来るかは分かりませんが、何等か破綻の道をたどります。

だから結婚何年もして例えもめ事が多いとしても、相性が悪くて離婚という事は 3年過ぎたら、そんなに起きてくるものではないのです。

しかし、3年過ぎたら離婚が少ないかと言うと、そうでもありません。
ただ、相性が合わずに離婚という事は結婚何年後でも起きて来る問題だという事で、3年未満の場合は 相性が合わずに離婚という事も離婚理由には多いという事です。

では、先の質問の答えに戻ります。(タイトルに添って行きます)
本当に愛しているのは妻か浮気相手か?の答えですが、はっきり言わせて頂くと、「どっちでもいい」・・・・です。
これは 私の言葉でもあり、ご主人の気持ちでもあります。

乱暴な言い方をすれば、どっちを好きか、なんてどうでもいい事なのです。
万一、浮気相手の方がご主人は好きであっても、貴女の家庭には、子供がいて、親も巻き込んでの生活があるのです。

貴女方は、結婚という制度に則り、家族を作ったわけで、浮気相手と妻を比較されるほど、貴女の存在が軽いものではないのです。
貴女と貴女の夫との間には、掛け替えのない子供が居て、親にとっては孫が この家庭には存在するのです。

だから、浮気相手といくら熱い関係であったとして、横並びで比較できるようなものではないという事です。
愛人といういう言葉を使うのは気が引けますが、そういう相手を妻の貴女と同じ高さに置くことはないという事です。

但し、そうは言っても離婚になる夫婦はいます。
その場合は、何かがこわれたとしか言えない状態ですが、ストレートに離婚へ向かったのではなく、きっと、離婚か、否かの分かれ道がどこかであったはずなのです。
その分かれ道(当人同士は分かってない場合も含め)がどこかであって、それは案外、離婚か夫婦継続かは紙一重なのだと思います。

中には夫婦お互いが離婚という気持ちが無くても、喧嘩が長引くと互いに振り上げた拳が引っ込められずに離婚という方を選んだというちょっとしたボタンの掛け違いの事も少なくありません。

と、いう事で私の感想ですが、離婚を絶対なる決意で選んだという人は、殆どいません。
しかし、お互いが折れるのを待ち、結果的に折れる機会を失った為、離婚をしたという例が殆ど。

これは 私と関わっている時は、かろうじて夫婦の形を守っていて、それから2年ほどして私にお手紙を頂き、その上で離婚の知らせを頂きました。

最終的には絶対的な話し合いなどを経て、浮気相手を選んで妻とは離婚をしたという例は、殆どありません。
と、いう事は少しスイッチを切り替えるだけで離婚は防げると感じています。

だから、妻が好きか、浮気相手が好きか、と問うても意味のない質問です。
しかし、男性という生き物は、面倒くさい事が嫌いです。
妻がギャーギャー浮気の事で騒ぎ立てるなら、何も言わず、日陰の身を甘んじて受け止めている浮気相手の方が扱いやすいと感じるかもしれません。

私は、妻に対して夫の浮気を黙認せよ、とは言いません。
しかし、夫との喧嘩の仕方が、あまりにもゴタゴタする場合は、おとなしくしている方になびくという事はあるのです。
この大人しくしているという浮気相手のやり方が本当か、演技かは分かりません。

しかし、ご主人は本物主義でも無い訳ですから。とりあえず、面倒くさい事が嫌いなので、ガタガタ言わない方に傾くという事が考えられなくもありません。

だから、夫に文句をいうなら、賢く言えないと、浮気相手に負けます。
窮鼠猫を噛むで、家の隅っこまで追い詰められたら、後は貴女を噛むしかなくなるのです。

なので、貴女と浮気相手と、どっち?なんて馬鹿な質問はしなくていい。
浮気相手と同じ土俵には立つ必要はありません。
貴女は貴女の夫の子供を産み育て、家庭を維持する役目があるのです。
一刻の気の迷いの夫に、しっかりした答えなんてないのです。
だから、聞いてもしっかりした答えなんて返ってこないと考えましょう。
ファイト!!

では今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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