家って、家族の要れ物じゃない。

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

毎年正月は1週間は、孫を連れて帰省してくれて、賑やかな正月を与えてくれる息子達。コロナの影響で、盆も正月も、暫く孫達とは会えてない。

思春期の頃、よく母の私を困らせたヤンチャな長男。今や、家庭を持ち、孫を育てている。その長男も今は40歳を過ぎました。

その長男を見て育ち、自分は母に苦労を掛けまいと育った次男。
皆それぞれ、健康でいてくれ、たまに電話で話すのが安否確認。

コロナで、暫く、孫子とも会えないが、電話で話す時、長男が私の今住んでいる所を実家と呼ぶから、おかしかった。

何故なら、私の今住んでいる所は、私が離婚をしてから、いつか孫子が集まれる為にと働いて働いて、頑張って手に入れたもの。

非行に走って家を出て、そのまま東京で暮らしてた長男はコロナ前は孫を連れてよく帰って来てくれた。
そして、この家では育っていないのに、ここを実家と呼ぶ。
次男も同様、結婚をして早くから家を出たので、今の我が家では一緒に暮らしてない。

長男が実家と呼ぶのが、おかしくって、次男にそう言うと「実家と呼びたいのだろう」と次男が言った。

確かに母親がいる所が実家と言う意味では、間違ってない。
でも、今住んでいる家は、息子は、育ってない。
それなのに、実家と呼んでくれる。私は離婚によって、息子達の育った実家を失わせてしまった負い目のある。

柱の傷は~♪という思い出の柱も、この家にはない。

何故か、泣きそうになってしまった。

そうね、あなた達が育った実家は、今は誰かが住んでいる。離婚をすると、無くなるんだからね、家も家族も。

離婚ってそういう物です。
狭いアパートに住んでいたら、家族全員、会うとすれば、
将来、子供たちが孫を連れて帰って来る場所がなくなる事が離婚なのだ。

離婚をしてから、私は集合住宅に住んだが、将来、孫が暴れまわるには階下の人に叱られると、変なモチベーションで、今の自宅に移り住んだ。

ただ私は息子が孫を連れて帰ってくる場所を作りたかった。
そして、孫が大声で遊べる、集いの家が必要と思って頑張った。

その息子や孫達たちが盆だけ、だけに集まるのがささやかな幸せだった。
こんなに会えない時間が続くとは思ってもいなかった、一番下の孫が生まれて、よちよち歩き出し、卒乳もしたみて、おまけに
何か、もう会話が出来るほど、喋りだしてもいた。
2年も会えないと、幼い孫の成長に驚く・・・・
コロナって、残酷だ。

離婚って、家族をセパレートにするものです。
まし、貴女が離婚をして、狭いアパートに移り住む事になるなら、
将来、孫達の集合するのは、近所のファミレスしかない。

地方の方は広い家が当たりまえになるかもしれないけれど
都会ではそうはいかない。

最初から、家がある事が当然の家庭に育った人は、簡単に離婚を口にするけれど、
離婚をしたら、将来、孫たちは、おじいちゃん、おばあちゃんに会いに、別々の所に
いかなければならない。

だから、簡単に離婚という事を口にしないでほしい。
貴女の心境は苦しくっても、貴女の子供たちが、孫を連れて帰って来るところも
離婚をすると失うということを知って欲しい。
何故か、そんな事を思いました。

では今日はここまで。

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村越真里子
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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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