不倫保険?
8月16日 昼間のワイドショーバイキングで、映画評論家の有村昆さんが出演され、自らの離婚を語りました。
詳細は省きますが、妻がいながら、女性とホテルで密会した事を、週刊誌に暴かれて、結果、肉体関係はなかったものの、有村さんは自身の犯した罪の深さに、離婚を申し出て、妻の丸岡いずみさんと離婚が成立したという事を、説明されていました。
離婚理由への経緯は、週刊誌の記事にお任せするとしてどうも離婚理由は釈然としないのでした。
と言うのは、有村昆さんは浮気心はあっても、最後の一線は超えてないというのが彼の正義で、唯一そこが守られるべき砦だったのに、坂上忍さんからの質問であっけなく、そこは見破られました。
要はその女性とは週刊誌に撮られた日は何もなかったとしましたが、「それ以外の日は肉体関係はあったのでしょう?」という意表を突いた鋭いつっこみにタジタジになられていました。
心の準備がなく台本がない質問に有村昆さんは「これまでは、ありました」とあっさり認めたのです。
この後、有村昆さんは、コメンテーターの女性陣の質問は女性目線が加味され。言い訳を許さない厳しい袋叩きとは、この事だと思いました。
その後、有村昆さんはサンドバック状態になりテレビの刑事ドラマの取り調べよりリアルでした。
普通は、丸岡いずみさんの立場であれば、幼い子供もいて、肉体関係を否定する夫と離婚するというのは、どうも理解しがたいかもしれませんが、恐らく夫婦の間で、これまで夫の、目に余るお遊びに、愛想を尽かしてしたのでしょう。
何度となく夫婦げんかも繰り返してきたのだと思います。
そこにもう、申し開きのしようもない、限界を感じて有村さんからの離婚申し出だったのでしょう。
普通は、浮気をした側からの離婚は、認められないというのが、定説ですから妻が突っぱねる事も出来るのですが、離婚をすんなり受け入れた丸岡いずみさんこそ、夫婦の限界を感じたのでしょう。
誰も確認する事の出来ない浮気の中身。
確かに探偵を雇ってホテルまで、追いかけて行ってもベットの中の証拠までは、調査をしても撮れないのです。
ホテルに行っている段階で アウトです。
それなのに「最後の一線は超えてない」と、のうのうと言うのは不誠実でしかない。言い換えれば、証拠がなければバレないというのは
妻を馬鹿にしているという事です。
丸岡いずみさんは、ここに夫の本当の姿を見たので、結婚生活への希望を断つ事が出来たのだと思います。
そして、この後に及んで、自分から有村さんの方から離婚を言い出したというのは、卑怯千万。
人間は、悪い事をしたり、人を傷つけたら、まずは謝罪です。当然、有村さんは謝ったとは思いますが、夫婦の場合本当の謝罪とは
償いの事です。
毎日、顔を見て一緒の屋根の下で暮らして、反省の気持ちで、二度としないという事を見せていくのです。
つまり、人は、謝るから、反省をする。
反省をするから、改める為の努力をする。
これが、修復に繋がるし、償いになるのです。
でも有村さんは、責任を取って離婚すると言ったのです。
これは、自分が償いの日々を過ごす気がないという事なのです。
いくら反省していると言っても、償う生活はする気がないという事です。
これが離婚を言い出した「した側、夫」の人物像でしょう。
妻の丸岡さんは、本来なら、もっと抵抗してもいいのに、そういう夫の人柄に、将来も一緒に過ごしていく気持ちが絶たれたのでしょう。
これが、され妻なのに離婚を受け入れた理由です。
ま、最後にこんな事を書くと、元も子もありませんが、夫婦の事は夫婦にしか分かりません。
本当は、有村さんが浮気に走る何か、もっと違う理由があったのかもしれません。
丸岡いずみさんは、真面目なタイプに見えますので、結婚生活の中で、夫への望む事が大きかったのかもしれません。
また真面目な女性というのは、とかく男性のエッチな過ちに嫌悪感を持つという事も考えられます。
それ以上に、結婚前に夫に、懇願されて結婚すると、色んな事を、約束してもらったように思う物です。
妻にすれば「幸せにしてくれるって言ったじゃない」という事で、思っていた夫像と違う事を、事あるごとに責める妻もいます。
私はこの結婚は、以前のコラムでも書きましたが、「結婚」イコール「約束事」というケースに当てはまるような気がします。
情熱的なプロポーズは浮気も情熱的
https://mbp-japan.com/ctrl_panel/columns/edit/2700049/5091487/]]
望まれて、熱烈なプロポーズを受けて結婚すると、その時の云われた言葉がすべて「契約」と化すのです。
この契約結婚は、どれだけ約束を果たしてくれるかというチェックの毎日になりますし、妻は その審査員になります。
つまり、結婚自身が、どれだけ夫が約束を忠実に守っているか、オーディションになります。
もし、有村さんと丸岡さんが、こういう形になっていたとしたら、離婚は遅かれ早かれ時間の問題だったかもしれません。
ただ、結局、私のような外野がピーチクパーチク言っても、夫婦の事は夫婦しか分からないという事です。
では今日はここまで。