中村橋之助さんの謝罪会見は新型?
何か、オリンピックの話題に埋もれるように、ささっと離婚を発表されました。
また少し前は、石橋貴明さんと、鈴木保奈美さんも、ユーチューブで離婚を発表されました。
どちらの夫婦もよく似た道をたどっておらえます。
女優として子育てが終わった段階で、復帰され、それから、別居をされ・・・というのは同じパターンですね。
当初、篠原涼子さんは、子供達にコロナをうつさない為に別居だと言われていましたが、母親って、子供の事を思ったとしても子供と離れて暮らすのは胸が痛いものです。
ま、そこは 私のような一般人の考え方で、女優としての責務もやりがいもある場合は、子供への思慕は少し、種類が違うのかもしれません。
しかし、私流の意見を述べさせて頂くとしたら、色んな理由を差し引いて考えても、夫婦が別々に暮らすというのは、気持ちが離れている証拠。
もちろん単身赴任や、職種上、離れて暮らすことを余儀なくされることは、ありますから、そこはちょっと別として・・・・
私の考えとしたら、例えば夫の方からも別居の提案があったとしたら、それは夫婦が揉めている中の冷却期間かもしれませんが、中には離婚へのレールを敷く準備期間と言えるのです。
逆にいうと、顔も見たくないくらい喧嘩をして、暫く離れて暮らそうと言った所で、離れて暮らして、ヒートダウンしたから、夫婦が落ち着くという事はあまり経験した事がありません。
よくあるのは実際、夫婦喧嘩が勃発し、2,3日、夫が家を出た場合、実家に帰るとか言っても、殆どの場合が浮気相手と旅行に行っていたり、中には長期間になった場合は、浮気相手の女性の家に転がり込み、思う存分二人の蜜月を過ごして、やっと自分の家に帰宅するという夫もいます。
それはある意味、夫も浮気相手にのめり込み、自分でもどうしようもなくなって、まずは浮気相手の女性と一緒にいるしかないという差し迫った状態になっている事があります。
そんな時に、妻の方とも夫婦喧嘩が発生しやすくなっているので、妻もヒートアップして、「貴男の顔なんて見たくもない」と言って家を追い出すと、
その向こう側の世界には、貴女の夫の顔を見たくて仕方がない浮気相手という存在がいるのです。
だから、夫婦が別居をしてしまうと、例え短期間でも夫をその浮気相手に譲り渡してしまう事になります。
そうなれば、妻の貴女が苦しい事は私も理解しますが、ある意味、浮気する二人にとっては、渡りに船というか、望む所なのです。そういう意味で、普段から話し合いをするな、と言っているのは、最初から夫婦喧嘩になるのではなく、話し合いをしてるうちにヒートアップして喧嘩になるので、浮気問題は話し合いでは解決しないという事を、頭に叩き込んだら、迂闊な事は言わなくなります。
浮気問題を話し合いで決着を付けようとするのは、大間違いだと気付いて下さい。
そういう意味で、今回の2組の別居が夫婦の冷却期間になったか、と言うとそうではなく、「離れて暮らしても、私達やっていける」という慣らし運転をした結果、離婚をしたという感じです。
しかし、これは芸能人の夫婦だから、生活は裕福です。
だから、別居をして、所帯が2軒になっても問題はないのですが、一般家庭で、サラリーマンの場合はそうはいきません。
だからもし別居になった場合は、そんな2世帯分の生活費が、長期間続くなんて死活問題になります。
だから、妻と一緒に暮らすか、浮気相手の愛人と一緒に暮らすか、どちらか一方に決めないといけなくなるのです。
なので、一般家庭で、冷却期間の為に、別居をするというのは、余程裕福でない限り、ありえないのです。
私は男気性で、生活が苦しいなら、妻でも働いたらいいや、と思う勝気な方です。
これは生活を守る為、子供を育てる為、少しでも子供達に良い教育を受けさせる為という考えがあり、働く事は厭わない方です。
そうです、私が働く理由は、家庭や、家族を守る為でした。
しかし、案外働くと、職場での責任も生まれますから、それなりに頑張ります。
そうすると色々仕事が面白くなって来て、同じ仕事をするなら生きがいを持って仕事をしたいと思うようになります。
それが、家庭の中で出てしまうと、夫という男性は、面白くなくなるのです。
現代は、テクノロジーの時代で、人の感情などは、2番手になります。
でも、男性のちょっとしたことへの感情的な気持ちは、小さなこととして、隅にやられてしまいます。
妻にも働いて欲しい、社会人としてでも活躍してほしいと、夫は口では言っても、少し、面白くない気持ちも芽生えます。
ましてや、夫が何かで自信を無くしているような時と、それの時期がぶつかると夫は心の中では拗ねているのです。
もちろんそんなことはおくびにも出しませんが、妻に嫉妬のような感情を、心の奥で持つ人がいます。
しかし、そんなことは、小さな男と思われたくないから、口には出しませんし、もしかしたら男性は自分のそういう気持ちを認めたくないから、分かってないかもしれません。
特に芸能人の場合、互いに俳優、女優と芸能界での活躍ぶりが、物差しになります。
この物差しは、ある時は、俳優、女優としての評価に繋がりますので、それが家庭で見えたら、夫婦は家庭の中ではライバルになってしまいます。
もちろん、これは口に出して話す部分ではありませんから、そういう事を何かに当てこすって話すしかありません。
女優として成功している妻に嫉妬するなんて、男として情けないと思えば思うほど、家庭人や母親として妻が、どれだけ劣っているかと責めだします。
これが、ある意味夫婦喧嘩をしている時期です。
これで、嫌気がさしたら、妻の方が家を出るのです(何せ、裕福ですから)
これが、今日の2組の離婚の経緯だと思います。もちろん夫はプライドが勝つので、最後まで、負けを認めないし、そもそも勝ち負けではないのに
妻が活躍するという事を、夫は自分の劣っている部分を認めざるを得なくなり、そういう戦いから、降りるしかなくなるのです。
そういう事で、一般の家庭もよく似た感じで、夫が面白くないという顔をしている、もっと早い段階で気づくのが、離婚を回避できる秘訣です。
しかし、妻が仕事から帰って来て、当番制のような家事分担の不満を口にすると、夫も、自分の傷口に塩を塗られたような気分になります。
だから、夫の仕事が上手く行ってない時や、逆に妻が仕事で生き生きして、夫婦の温度差が生じた時には、夫の本音に気付いてあげるのが大事です。
それを怠ると、それがきっかけで、夫婦に決定的な溝が入ったりします。
でも、相変わらず、小さな男と思われたくないから、妻に、そういう自分の本音を話す事は、金輪際無くなります。
もし、本音を言う時があるとしたら、それは浮気が発覚して、妻に責められた時に、夫は自分のした事の正当化の為に
「子育てに必死な妻が、夫の事を顧みなかった」というような事を言います。
つまり、子供ばかりを大事にして・・・・という風に、通訳は出来ますが、実はそうではありません。
いいですか、子供は夫婦、二人の子供だから夫だって、子供は可愛いのです。
その子供の世話に髪の毛振り乱している妻には、心の底では感謝しているのです。
それでも、妻に対しては、「俺を構ってくれなかった」みたいなことをいうのは、拗ねているからではありません。
もう拗ねている時期は終わったのです。
それよりも、比較する存在が居るという事が、「俺を大事にしてくれなかった」と妻を責めるのですが、答えは その逆にあります。
「妻の君は俺を大事にしてくれなかったけど、俺には浮気相手という俺の事を求めてくれる相手がいる」という暴露なのです。
だから、話し合いをして、妻も反省をし、夫をこれから、構ってあげようと思っても、夫は妻を疎ましく思うだけです。
要は、夫は妻に構って欲しくてそういうことを言っているのではなく、ただ、妻を責めて、夫は自分の罪を軽くしたいだけという事です。
なのに、いつまでたっても話し合いという手段で、夫を逆に責めるような言い合いになるので、これでは互いに本音の事なんて何も言ってないという事です。
ここまで書いても、話し合いが必要と思いますか?
あまり弁が経つ口達者な妻なら、夫は、そこから逃げたくなります。
だから、妻側から別居をしようと言わなくても、夫の方が帰って来なくなります。
つまり家出です。
そして家出から呼び戻して、また話し合いをしてしまう・・・・これって、解決の道だと思いますか?
芸能人の別居からの離婚は、女優は勝気だからです。
別居は、協議(話し合い)が出来ないという事に他なりませんし、「話にならん」というのは、合意しないという事ではなく、単に椅子を蹴って出て行くのと同じなのです。
一般の家庭での別居は、そんな感じですし、あまり口達者な妻であれば、夫は戦う気持ちも失い、背中を向けて逃げ出す・・・これが別居です。
だから、口喧嘩を繰り返すと離婚への確率が高くなります。
芸能人の離婚は、生活力があるから、いきなり離婚にならず、表向きは恰好いい別居のクールダウン時期を経ますが、一般家庭だとその段階を飛ばすので離婚が早くなることも多い。
だから、お願いだから、話し合いは極力しないでほしいとお願いしてます。
では、話し合いをしないだけで、夫婦が元どうりになれるかという疑問がある事はよく分かります。
しかし、勿体つけるのではないですが、そこからの対策はそれぞれの夫婦に応じた色んなケースに分かれていくので、ここからは個別相談しか仕方がないのです。
と、いう事で、このコラムでは、あれしたらダメ、これしたらダメという「禁じ手」しか書いてないから意地悪に感じるかもしれませんが、ここから先が書く夫婦の間に入った溝は何か、という事で、それぞれの対策が違います。
でも、間違いなく言える事は、壊れて行く夫婦には、共通する「してはいけない」話し合いをしているという共通点があります。
だから、せめて、禁じ手の部分だけでも覚えて頂き、溝は極力浅くしておいて、当方にお尋ねください。
ここから先が、貴女に応じた解決策を個人的お話出来ると思います。
では今日はここまで。