夫の本音を知るには
今日のニュースで、見たのだけど、スーパーボランティアの、尾畑さんが、熱海に受け入れられなかったらしい。
下記は、私がFacebookで投稿した内容ですが、役所の四角四面のやり方に、呆れています。
【スーパーボランティア尾畠さん、熱海に 受け入れられず】
他府県のボランティアは受け入れられないというお役所からの断り文句だそうですが、危険な場所なので、気持ちだけで動かれても、二次災害になってはいけないという事も分かります。
彼は他府県から来てると言っても誰にも迷惑を掛けてない。
自車で来て、車で寝泊まりしてるから、あまり、出しゃばらない事を条件に、仲間に入れてあげたら、彼独自の目線は役立つかもしれない。
確かに、水害発生から72時間は過ぎたけど、彼の「泥から顔を出して息をしている人が居るかもしれない」という言葉は、未だ行方不明の家族を持つ人からすると、藁にもすがりたい言葉なのに、役所は杓子定規だなあ。
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と、こんな内容を、フェイスブックに投降したのは、普段から私は、相談者の視点が、多分に独善的だんなあ、と感じるからです。
つまり尾畑さんは、ある意味、ボランティアというか人探しのプロだから、一般の、ボランティアと違って、これまでの経験で、色んな考え方をもっているという事。
Aが違うなら Bをやってみよう・・・・Bで違うかったら、Cを試してみようという、色んな方法を知っている。
でも、相談者と言うのは、たった一つの自分の考えに固執していて、その独断で決めつけているから、今の状態を生んでいるという事に気付いていない。
つまり、ワンパターンしかしらなくて、一つが違うかったら、もう駄目だと決めつけてしまう事が多く見受けられます。
でも、その試された方法が、私から言わせると間違っているんだから。
でもそこで、絶望的になる必要はない。
だって、間違った事をしているなら、やるべき正しい事をやればいいだけの事。
でも、やってみて、違うなら 少しアレンジして、もう一度やればいい。
それなのに、たった一回の事で、断念して、ダメだと決めつけているから、もう道がないように、勝手に考えているだけ、って事がどれだけ多いか。
それは何故かというと、経験値が少ないから。
もっと言えば、正解の答えを知らないから。
もう少し、角度を変えて物事を見れば、全然違う物が見えるという事もあります。
つまり、貴女は自分の視力にあった眼鏡を掛けず、度数の合わない眼鏡で物を見ているだけなのです。
もう少し、角度を変えて、経験者の意見に耳を傾けてみようよ、と私は思います。
カウンセラーだって、ボランティアだって、プロと名乗っているだけで、本当のプロなんて、いません。
もしカウンセラーでプロがいるなら それは国家資格の臨床心理士という人ぐらいですが、そういう資格のある人は
カウンセラーなんか、なりません。
どちらかと言うと、大学や、国家プロジェクトのような研究職として働く人が多く、あまり民間のカウンセリングのような仕事はしません。
だから、昔、問い合わせの電話が掛けてきた人で、「相談はしたいけれど、貴女はどんな資格を持ってますか?」と問われました。
私は「カウンセラーという民間資格は持ってますが」と答えたら、公的な資格の「産業カウンセラーとかではないのですか?」と問われましたが、その方は 何を求めておられるか、分かりませんでした。
要は公的資格を持ってないと、頼りないと思われたかもしれませんが 産業カウンセラーなんて、企業の中で担当するカウンセリングですから、何でもしっかりした資格が一番と、少し、聞きかじりで、お尋ねになったのかもしれません。
話をもとに戻しますが、看護師も介護士も公的資格かもしれませんが、公的資格が最上級と言う物でもありません。
私も同じカウンセラー養成スクールに若い頃行きましたが、ただ、卒業試験にさえ受かれば、認定資格はもらえます。
しかし、その時、一緒に机を並べた同級生が、皆、優秀かというと、色んな人がいますし、その中で、恐らくカウンセラーを職業をして未だに続けているのは 私くらいですが、大事な事は、資格があるから、食べていけているという事ではないのです。
美容の世界なんて、資格は200万円も出せば、ディプロマとして、くれます。
要は、資格なんて関係ない・・・・
卒業してから、どれだけの経験をし(カウンセラーとして)実体験の、答えを持っているか、なのです。
その上で、答えは一つという風にこだわらない、色んな角度からの視点を持っているか、が経験の豊富さになるのです。
だから、経験値の多さを誇れる人、これをプロと呼ぶのだと私は思っています。
東大の卒業資格を持ってても、くだらない事しかしない政治家もいます。
だから、経験の豊富な人の意見は、どんな教科書にも書いていないので、尾畑さんのような、色んなアレンジを考えられる人は大事な存在じゃないかと思います。
確かに、少しお年を召してらっしゃるので、万一のケガなども心配はしますが、彼はプロですから、怪我は気を付けているでしょう。
天災地災は、不幸にして起きるので、何があるかはわからない。
彼のような経験値のある人でも、万一の事はあるかもしれませんが、恐らく役所の机上の上でしか、仕事をしてない人から比べたら、
泥は沢山かぶっているのじゃないかな?
人間の経験値や、別角度からの視点を多く持っている人をプロと呼ぶなら、プロはあまり失敗はしません。
それでも、万一の事があって、尾畑さんが命を賭する事があったとしたら、彼は本望じゃないかな?
それが、プロです。
貴女が、夫との関係修復に困って、「もう駄目だ」と感じても、それは貴女の視点からの、ワンパターンの答えです。
本来なら、もう少し、違う方法を取るべきだったかもしれません。
それでも、もう駄目だと思うのは、一回の事で、次が怖くなっているだけです。
次の事をすれば、全てを失うような気がして恐怖心が、先に立っているのでしょうけれど、
間違った事を何度も繰り返したら、そりゃ、夫婦は終わってしまいそうと、怖くなるのは当たりまえ。
そもそも、その貴女の1つの思い込みの行動が、間違っていたとすれば、本当にすべきことを何もしてないじゃないですか?
「諦めるのはまだ早い」…そんな風に私は思います。
そして、今日の尾畑さんの心の中は、「お役所に許しを貰いたい」という事ではないのです。
常に災害に遭われた被害者や、そのご家族の方しか、向いていないのです。
それがプロというものだと思います。
では今日はここまで。