後ろめたさ
先日、ある記事を読んでいて、私がこれまで言ってきた事が、ギュッっとまとめて書いてあり、共感しました。
これは男性的な視点からの意見ですから、やや、妻側からすると過激に思うかもしれませんが、物の本質という意味でご理解下さい。
タイトルは「不倫をした人は信じるな」というテーマです。
これは 私もこの相談業をしている経験則の中からでも、同感です。
つまり、不倫をする人たちは、世の中では許されないという事は分かっているのです。
何なら、不倫は法律違反だという事を知っていながら、それをするので、「太てぇ野郎だ」という事です。
そして、一番、その人たちを表現する言葉にぴったりなのは「自分勝手な利己主義」なのです。
だから、よく相談者が「夫を修復したいけど、夫を信じられないのです」と言われます。
私からすれば当たり前でしょう、って思います。
もっと言えば、先の「ある記事」というのに、書いてあったことは 不倫をする人はサイコパスとまで書いてましたが、これが少々、飛躍し過ぎですが、言いたい事は分かります。
つまり、嘘を付いてでも、自分の不倫を成し遂げ、妻や家庭を顧みずに、浮気をするなんて、妻が苦しんでいる事の上に、自分の快楽が成立するなんてことは、無意識にしろ、利己主義以外の何物でもないという事です。
不倫や浮気をするには、多くの嘘を付かないと実行できません。
妻に対しても、ほぼ、仕事を口実に、不倫デートをします。
その上で、不倫がバレた時には 妻が夫に無関心だったから、とか言って、妻を責めます。
そして責めた上で、自分の不倫を正当化させます。
こんな自分の欲望の為に、家族を泣かせながら、その妻を責めて、その妻の苦しみの上に、夫の欲望が成就するなんて、
自分勝手な理由で、人殺しをするサイコパスと同じという考え方です。
妻に死ぬほどの思いをさせておきながら、夫の自分は、欲望を成就し、快感を得るなんて、殺人鬼に匹敵する。
大袈裟かもしれませんが、サイコパスと同じだという理論です。
こういう夫を「信じるにはどうしたら良いでしょうか?」という相談が寄せられますが、「逆に信じられますか?」
という事です。
でも子供もいるので、まだ夫婦として、やっていきたいということですから、物の本質として考えて欲しいのです。
例えば サイコパスとまでは言わないまでも、不法行為という法律違反をしている人は、本来は、罰せられるべき内容ですが、犯罪でも、執行猶予が付いたら、その間は、少しでも犯罪に抵触する事をすれば、すぐ実刑に切り替わります。
少年法なら、実刑はなくても、事件を起こした後は、保護観察という、監察官が付きます。
つまり、事件を起こした人間は執行猶予期間の数年は信用してもらえないのです。
少年は保護観察官に日頃の行動を報告しないといけないのです。
そのくらい、暫くは信用なんて出来ないし、してもらえないという時期が続きます。
そうして、信用を築くのです。
つまり信用する方が努力したり、苦労する必要はなく、信じて貰いたい方が努力して信用を積み上げるのです。
だから、ご主人が「そんなに俺の事を信じられないのか」と逆切れしても、「そうよ、」信じられないでいいのです。
例えば、グッズ販売にしても、その商品の良さと それを作っている業者が誠実な商いをしてこそ、信用を得るのです。
世の中は 信用と実績。
その信用を失ったら、信じて貰いたい方が信用を得る為に努力するのです。
だから夫婦は何でもごぶごぶとは言え、不倫をした人から、してない妻を責められている場合じゃないという方程式だけは頭に置いて下さい。
では今日はここまで。