不倫をしている当事者の気持ち

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

不倫をしている当事者の気持ち
これについては、改めて丁寧にお話する機会を作ります。
ただ、少し だけでも、当事者の勝手な理論をざっくりしたお話をします。

私への相談は、相談者の気持ちに寄り添う事が主になっていますが、本当は不倫する側の織り成す「世界観」を、知る事は 浮気をされている妻側にも無駄ではありません。


それも今後はお伝えしていきますが、とりあえず今日は私の相談業の中で培った感想をお伝えします。

最近起きた事例の一つですが、不倫をしている当事者のそれぞれ特徴はあるのですが、顕著な一例のお話です。

私の所への相談は「男性お断り」としているせいもあり、普段は女性の相談しかうけません。
しかも、夫の浮気に悩む妻という相談に限っていますが、そうは言っても時々夫側である男性からの相談や
不倫をする側の女性からの相談もあります。
世の中の浮気は、男女でワンペアで織り成すものですから、本来、不倫を悩む問題としたら、悩む数もは男女同数であるはずなのに、どういう訳か、男性からは相談はあまりないのです。
と、いう事は 男性は不倫を遊びと捉えて遊びと割り切っているので悩む必要がないのです。

だから男性でも、相談をしてくる場合は 余程、こじれて困っているか、自分の浮気を棚に上げて、妻と離婚をしたいから知恵を貸して欲しいというズルい人しかいません。
そういう意味で、男性の相談を受けてないという事です。

何故なら 私の希望的観測ではありますが、「妻は子供を守り、家庭を守る」という立場であって欲しいという願いも込め、妻は夫に裏切られても、夫を裏切らないという理想を持ってこの仕事をしているので、男女どっちであっても、不倫する側の人を味方する訳にはいかないのです。
私は自分のお客様は、私が心から応援できる人であって欲しいという願いから 私の相談は女性専科としているのはそういう意味です。

そんな中 数年前の話ですが、自分が不倫をしているという妻からの電話がありました。
本来「する側」女性からの相談は受けられないとお断りをするのですが、あまりにも切望されるので、余程何か問題が起きて困っているのだと思い、渋々ですが、相談をお受けしたのです。

相談の内容をまとめると、不倫相手(w不倫で相手も妻帯者)が段々遠のいているので、その意味を教えてくれと言う相談でした。
そこで、男性の言動がどういうのかをお聞きすると、明らかに、その女性からは離れて行こうとしているのが、見て取れました。
中々、納得できない気持ちは分かりますが そもそも、不倫なんて成就する訳がないから、ちょうどいいから、別れる言い機会じゃないか、と言うと、もし、本当にその不倫相手が、相談者の元から離れて行くなら、その男性の妻にこの不倫をぶちまけたいというのです。

もう、無茶苦茶な話で、自分が苦しいからと言って、不倫相手の妻も苦しめてやりたいというのは筋違いも甚だしいと注意したら、自分が納得いくまで、電話を切らないのです。

要するに、その男性は自分の妻とは、夫婦として終わっているから、と言いながら その相談者を口説いたかもしれないけど、ここに来て その妻とは未だに離婚もせずにいるのが許せないという理屈のようですが、妻と上手く行ってないなんて、不倫する男性の常套句だというと、それが許せないというのです。
つまり、その相談者は自分の不倫は許されても その男性が離婚をしないのは、相談者への裏切りだというのです。

どっちもどっちです。
でも、それ以外に その男性の最近の行動を聞くと、明らかに他に女性の存在を感じるのです。
しかし、そこまで相談者に言ってしまうと、気が狂うのではないか、と思い、私はそれは言わず、その男性の事を本当に好きなら 男性の家庭を壊すような事をしてはダメ、と言いましたが 相手の妻が、自分という相談者の存在を知らない事も腹が立つという話で、何とか 相手の家庭も壊してやりたい・・・という事を言われています。

不倫相手の男性も、そういう事が怖くなったのじゃない、かな、と思うのです。
そしたら、相談者は「私はその相手にとって何なのでしょう」と食い下がるから、「不倫相手だ」というと、
こういう本当の事が受け入れらないのだという事です。

この気持ちの整理を、時間を掛けて・・・・という事なら 相談にも乗れるけれど、不倫相手が相談者に以前ほど、頻繁に会ってくれないという不満を私にぶつけられましたが 私は相談者の気持ちになれても、不倫相手の男性が、再び自分に振り向いてくれるような方法を教えてくれと言われても、それは私はやってません、というしかないのです。

詳しい事はここでは書けませんが その男性は、きっと他の女性の存在があります。
相談者にとっては受け入れがたい事実であっても、だからその女性とは会わないのでしょう。

不倫でも、色んなタイプがあり、自分の妻とは離婚をせず、不倫を遊びの範疇と決めている人と、家庭を捨ててでも不倫相手にのめり込む人とがいます。
その不倫のタイプによって、結果はそれぞれですが だいたい不倫は長く続かないものです。
そういう意味で 潮時という事もあるからというけれど、ここには納得してくれません。

自分の味方になって欲しいという気持ちは分かりますが 元々許されない事なので、「永遠」なんてないのだと言いました。
私は応援してあげる事が出来ないのです。

そしてやはり浮気をする男性は 浮気の上に浮気をするのです。不倫相手にだけずっとという事はないのです。
そういう物だという事を、理解してくれず、そこから話を引っ張り、相談時間を大幅に超えても、延長時間分の相談料を後日必ず支払うからと言い、電話を切ってくれないのです。
不倫する男性の本音を教えて欲しいというのですが、教えても納得されないのです。
つまり男性は心変わりはとっくにしているのに、正直にいう人なんていません。
だから、嘘を付いては、その女性からフェイドアウトしようとしています。

その理由はともかく、もし本当にそうなら、そんな風に自分を裏切る男性の家庭を壊したいというのです。

私は不倫する男性が良いとは言いませんが、この男性も、こういう女性には怖くて、別れを切り出す事は出来なかったのだと思います。

その女性の勝手な理論も目に余る物はありましたが、男性の言動を聞く中で男性が心変わりをしている事が顕著でしたので、そのする側の相談者にも目を覚まして欲しいと思う気持ちから、「誰も幸せになれないから」と、さとして、後は自分で決めてもらうしかなかったのです。

正直、男性が浮気をする場合は、たいてい繰り返しますし、浮気相手をたったひとりと決めているという話も聞きません。
つまり、浮気をするという不倫相手に「誠実」を求めるのが土台無理なのです。

私は本来、不倫をする側の相談は受けないと冒頭に書きました。
でも、悩んでいるなら、その相談者もある意味被害者かも?と思い相談を受けましたが、結局は、勝手な人だった。

不倫をする人たちって、勝手な持論で、自分達だけでお花畑になっていますが、あまり長くは続きません。
男性だって、自分の狡さを隠し切れなくなりますので、そんなに長くは続かないのです。
そういう意味で、お互いに不倫だけに限らず人生にも横着なので、物事は、そう長くは持ちません。
不倫をする人たちって、勝手な生き物ですから、不倫自身が短命なのです。
でも中には 長く続く不倫もあります。
その場合は また別の機会に書く事にしますが、短命の不倫の場合は、概ね遊びだという事です。

あ、先ほど書いた「延長時間分の相談料を後日必ず支払うからと言い、電話を切ってくれない」という件ですが、
ご想像のとおり、延長料金の相談料は、払ってもくれません。
恐らく こういう人の性格って、不倫相手にも伝わっているでしょうから、この人は大事にしてもらえなかったのだと思うと、そういう意味でのペナルティーになったかな?
恐らく この男性は、もう既に他の浮気相手を見つけているでしょうね。
あ~あ、結局、不倫をする人っと、自分勝手という事です。
世の奥様方・・・・安心してください。
貴女のご主人が ある意味、普通の人なら、その不倫はそう長くは続かないものです。
しかし、それを終わらせるには、きっかけも大事ですから、それを野放しにすると自然消滅を待つことになります。
そうなると、だいたい、楽しみは3年続きますから、3年耐えられるなら、放っておけばいいのですが、
中には、浮気相手の人間性が、とてもいいとか、又は夫婦の関係が元々ぐらついているとかと言うことがある場合は
その不倫は長く続いてしまいますし、不倫が勝つか、家庭が壊れるかの勝負になります。

そういう意味で 自分たち夫婦は大丈夫だと、余程の自信がない限り、自然消滅を期待するのは止めて、浮気を止めさせるような手立てが必要だという事を今日はお話しました。

では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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