愛情のケチ
福原愛さんが夫の江宏傑さんの居る台湾に、3歳長女と1歳の長男を残し、日本にいる事は、周知の事。
これまで、愛さんの実母さんが台湾で恐らくお孫さんたちを見守っていただろうけれど、そのお母様も日本に帰国されました。私達の感覚なら、どんな事情があれども、幼い子供と離ればなれになる事だけでも、考えられない。
これは愛さんを非難しているのではありません。恐らく子供を連れて来れなかった事情があるのだと思います。
特に下の息子さんは1歳という事ですから、もしかしたらミルクにしても卒乳が出来てないかもしれないし、何よりも、ママを求めて、泣きじゃくるのじゃないかと思うと私なら子供と離れるのは考えられません。
週刊誌で、愛さんの不倫が騒がれている事は重々知っていますが、それとこれとは別だと思うのです。
恐らくインタビューなどに答える愛さんは、今後に向けて話し合いに入っていると話していますが、それとは並行して子供の世話は、毎日の事です。1歳の息子さんは、恐らくまだ、おむつをしているでしょう。食べる物も離乳食の延長のようなものしか、食べられないだろうしベビーシッターさんでもいるのでしょうか?
私はこれまでの相談業や友人の中で、見聞きして来た事ですが、時々、子供と離ればなれにならざるを得ない人生を余儀なくされる人を見て来ました。
とりあえず、夫のDVから,ほうほうのテイで、逃げ出し、安全な生活場所を確保してから、子供を迎えに行こうと算段していても、いざとなると、夫は子供を話さなかったりする話はいくらでもあります。
また、日本の法律というのは、良くも悪くも融通が利かないのですが、母親と子供は暮らすべきというルールはありましが、一旦、子供を置いて家を出た母親が、無理くり、母親が育てると言って子供を、連れ出す事も出来ないのです。
「子供の福祉の上、今ある環境を変えてはならない」というのがあって、例え、母親の元に子供が行きたいと望んでいても、自分の意思をはっきり言えない年齢の子供には、今の環境を親のエゴで変えてはならないという理屈です。
そういう事があるので、いくら母親が、とりあえず身の安全を考え、子供と一緒に暮らせる場所を用意したと言っても、今現在、父親と一緒に居る事が特別、問題がないかぎり、その環境に子供をおいて置くのがベストという理屈で、母親が無理くり、連れだすことが出来ないのです。
私も友人は、夫が韓国籍でした。愛さん同様、国際結婚でした。韓国は家族の結束が強く、夫婦の繋がりもなることながら夫と舅、姑の繋がりはとても強くて、嫁いできた嫁は二番手扱いは、日本以上にきつかったのを覚えています。
それはもう何十年も前の事ですから、今は、もっと、改善されていると思いますが、嫁ぎ先の家に、子供を置いて、一時的に夫から逃げても、それが理由で、子供と20年間会わしてもらえなかったという友人を見て来ていますので、恐らく、愛さんも、言葉では冷静を装っていますが、実は夫の江さんとは、そういうせめぎ合いがあるのではないでしょうか?
不倫と言われている男性の事も、実際にどれだけの物かは分かりませんが、夫の江さんに対して、愛さんの気持ちはもう夫にはないのだという事を、分かりやすい形で、見せつけた感じで、台湾に子供を置いて不倫の相手とデートを楽しんだという事は、むしろ、夫への当てつけで、自分を追わないでくれという決別宣言に、男性を利用したのだと思います。
愛さんのお母様も、車いすに乗られているという事ですから、孫の世話もおぼつかないでしょう。
それでも、愛さんの代わりとも取れるように、お目付け役で、実母のお母様を台湾に残してきたのだと思います。
そのお母様が、昨日日本に帰国されたという事ですから、何らかの話し合いが付いたか、或いは交渉決裂で断念したか?
私は今回の話を聞いて、いつものゴシップ扱いで、不倫ネタには出来ないと感じています。
日本も海外も、皆人間だから、話せばわかるというのは大間違い。
日本人同士だって、分かり合えない人がいるのと同じで、やはり海外となると、色んな壁があります。
特に国どうしの法律も違えば、国際結婚は、価値観が違えば、理解のし合うのも難しい。
きっと、愛さんは、顔には出さないけれど、死ぬほどのつらい思いをされているのだと思います。
だから、これを読んでくださっている方々に告げたい。
ただの芸能ネタや不倫ネタなら、まだいいのです。
それより、幼子を置いて来ないといけなかったというのは単に不倫が目的とは思えないのです。
だから、私も珍しく、今回は不倫というカテゴリーでは受け止めていません。
と、いう事で、少し、私はこの問題を、観察していこうと思います。
ではきょうはここまで。