不倫保険?
まず、大前提で、夫の浮気を見つけた妻が、不安を抱かないはずはない。
それを踏まえた上で、あえて分けたら、不安が強く出る妻と怒りが強く出るタイプとに分かれます。
怒りが強く出る妻の場合は、夫の浮気の本質に切り込み、分析し、そして怒ります。
そして、その怒りを夫や、浮気相手に直談判という事で、抗議します。
浮気に対しての、終息は、自分のこの手で終わらせようとするため、とても行動的なのです。
そして、夫の不倫に対して善悪をはっきり付けるタイプです。
これが正解かどうかは、分かりません。
何故なら、そういう妻と、夫の組み合わせにもよるので、夫がそれを良しとするなら、それが正解です。
また、反対に、夫の浮気に対して、何も手を打てずに、嘆くだけの妻もします。
その場合は、何もせずに、将来のばかりに思いを馳せ、不安ばかりを抱えます。
これも、その人の夫に、妻の嘆きが伝わり、尚且つ夫が根は誠実であれば、その妻の嘆きを受け止めますが、夫は夫で人の痛みに鈍感なタイプならば、妻が不安に駆られていても、夫の反省を促すことにはならないのです。だから、夫の浮気に付ける薬は、どれも一緒じゃないというのは、妻のタイプによっても、その問題を、どう乗り越えるかが、違ってくるのです。
なので、怒る方が、夫に堪えるのであれば怒ればいい。
また、夫には妻の悲しみを、涙ながらに訴えると、夫も反省をしてくれる人なら、嘆いていても、ご主人は妻の悲しみを理解し、浮気を即行止めてくれるでしょう。
しかし、夫のタイプによっては、夫も強いタイプであれば、怒りに任せて行動する妻のやり方が気に食わないという夫もいるのです。
だから、相談者の方にも言えるのですが、自分の気持ちを訴える前に、夫のタイプというのを、少し考えてみませんか?
そうでないと、貴女の怒り・・・あるいは嘆きは、暖簾に腕押しの状態になります。
確かに、まず第一に夫の妻の気持ちを分かって欲しいと思うのはよくわかります。
しかし、いくら結婚前の交際中は優しい夫であっても、その「良心」を失っている状態が、不倫なのですから、そこに昔の夫像を信じ、夫は妻の気持ちを分かってくれると思っても、そうではないのです。
いくら、昔は優しかっても、その優しさを失い、自分勝手になっているのが不倫状態だとしたら、そこに「誠意」をいきなり求めても通じないのです。
誠意を求めるのは、夫婦が共に修復をしようと思ってから。
夫も浮気中は妻に誠実になんてなれないのですから、まずは浮気相手と別れさせることを第一に考えないと、浮気相手と別れてもいないのに、誠実になんてなれないのです。
浮気をする貴女の夫は自分勝手でしょう。
誠意は夫婦の互いが修復しようとなった時に、初めて求める事なのかもしれません
と、いう事で、まずは自分の夫の性格を読み取り事から始めましょう。
その上で、怒る事の方が効果的か、またはある意味、怒りを前面に出さず、抑え気味のほうが効果的だと言えます。
どうしても、自分では夫の性格が見極められない方。
または自分自身の性格が分かっているならいいのですが、よく自分自身が分からないと仰る相談者もいます。
自分の事が自分で分からないなら、行き当たりばったりになります。
自分の事が分かってこそ、夫の事への対峙策が見に付きます。
そういう意味で、相手を制するとそこへの対応が迫られた後では、手の内を読み取れません。
これをご理解下さり、相談を寄せて下さい。
ご主人はあくまでも、貴女の眼鏡越しで見ているに過ぎないのです。
しかし、それは「私だったら、こう考える」という事ではなく、相手はどう考えるだろうか、という視点が必要です。
では今日はここまで。