夫の本音を知るには
私は日ごろから夫婦の問題を、社会情勢や世情に例えます。皆様も、中々自分の事はよくわからないのですが、第3者の出来事と、客観的にちょっと離してみると、冷静に見る事ができるのです。
そういう意味で、少しジャンルは違うかな、と思っても、世の中に起きている事の原因から結果は、全てに通じる共通部分はあるのです。
と、いう事で、今日はちょっと、コロナについての政府の対応についてお話します。
これと、夫の浮気問題と、どう関係あるの?と思われるかもしれませんが、結構、共通点はあるのですよ。
昨年の秋、少し、コロナが終息しかけたかな?と思った時、政府は、GO TOトラベルやら、GO TO EATキャンペーンを打ち出しました。
それは、やはり経済の落ち込みを盛り上げようという考えでしたが、私は、これには反対でした。
なので実際に、キャンペーンが実施されても、旅行などは行く気がしませんでした。
何故なら、とても、この事は浮気問題に共通する部分があって、日々、浮気問題に取り組む私としては、ここで油断をしてはいけない、まだ完全終息ではないので、ここで油断をすると、コロナはぶり返すと思っていたのです。
もちろん、これだけ世界中でコロナが蔓延すると、完全に感染を止める事は、当分は出来ないと思います。
でも、だからこそ、今が正念場。もう少し我慢して、少なくともワクチンが日本人も摂取できるようになってから、GO TOという事でいいと考えていました。
そういうことを、男性陣と話をすると、「だったら経済は落ち込んでもいいのか?」という脅かしに合うので黙っていましたが、本当は「命が第一だ」と心の中で反論していました。
女性は、子供を産み育てる生き物です。
その観点から言うと、家族の健康が一番です。まして小さな子供にとっては、父母が病気になっても、立ち行かなくなります。
それなのに、「経済第一主義」の働く男性陣は、社会を回さないと・・・・と主張します。
でもね、その経済を回す為と言っても、実際、健康を害しては、家庭の経済も不安ですし、健康在っての経済です。
そういう意味で、私達母親は、命以上に大切なものはない、と感覚的に分かっているので、多少、生活が苦しくったって、家族が健康でいられることが、何よりなのです。
だから、私も本当は、黒部ダムや、宇奈月温泉に行きたかったけど、同じ行くなら、マスクを外して、大きな深呼吸出来るときに、取っておこうと我慢をしました。
進むべき時と、ストップ、つまり止めるべき時。これは同時に出来ません。
経済と健康とは、残念ながらコロナにおいては同時に手に入れる事はできません。
そこで、夫婦関係の話に戻りますが、夫の浮気を見つけて、それがはっきり終わったと確認が出来るなら、次のステージに行けば良いのです。
まだ、きちんと、浮気問題が終わったと確認出来ていない段階では、前に進むことは危険なのです。
では、前って、何なのでしょう?
それは夫婦関係の充実だとしたら、浮気問題が終わったという確認も出来ない段階で、現実を見ずに、夫婦関係を修復を目指してもダメなのです。
でも、何故 夫婦関係を修復を急ぐのでしょうか?
それは前に進んでいるという事に、ある種、安心や希望を持ってしまうので、現実の浮気問題という事から、少し離れる事が出来るのです。
これを現実逃避と言います。
今の足元を見ましょうよ。
先に、先にと進む事より、健康が確保できるという状態になってから、経済を回しましょうよ。
あれほど、経済、経済、と言っていた政府も、今、医療崩壊を目の当たりにして、逆に保障問題の経済に、政府は困窮しています。
一時的な経済挽回はあった物の、旅行業界も再び、同じダメージをまた余儀なくされます。
私には、日本中の経済をよくする策はありません。
でも、やってはいけないことぐらいは分かります。
過ぎた事を言っても仕方がない事は分かりますが、やはりGO TOはするべきじゃなかったのです。
それをしたから、感染者の少なかった日本中の他府県に広がったのは、GO TOも原因の一つです。
進むべき時と、止めるときは、同時には出来ないのです。
つまり、アクセルとブレーキは同時に踏めないのです。
その意味で 浮気問題も、今夫婦の修復をすれば、浮気問題が片付くのではないか、と思うのは大間違い。
今、夫婦問題の修復を急ぐと、本当に浮気が終わったかどうかの確認を怠ります。
修復に取り組むと、夫とは対立姿勢はなくなると思いがちですが、本当に対等な関係に夫婦が立ててない時点では
単に、夫に従順になるという事だけになります。
その時に、また猜疑心がぶり返して、疑いの言葉を妻が言おうものなら、「そんなに、俺が信用できないなら、もう離婚だ」と言われてしまうだけです。
この言葉の本当の原因は、浮気が何も終わってなかった、という事が諸悪の根源です。
こういう事の、もっと奥の本当の原因は、コロナの下降減少も確認せずに、GO TOをしちゃって、またもやぶり返したという事です。
これを見切り発車と言います。
貴女は修復を急ぐあまり、見切り発車をしていませんか?
アクセルを踏むときには その前方に、何も危険なものがない時に、思い切りアクセルを踏めばいいのです。
何度も言いますが、アクセルとブレーキは同時に踏めません。
では、今日はここまで。