小倉優子さん「騙すならばれないように」
アンジャッシュ渡部建さん、会見と言う名の取り調べ
今日、アンジャッシュの渡部建さんが自身の不倫謝罪会見を行いました。
質疑応答型の着席しての方式ではなく、「囲み」という形式。
渡部さんの周りには、芸能レポーターの殆どが、ほぼ女性レポーター。
ここぞとばかりに、ズバズバ渡部さんに聞きにくい事も質問。
「佐々木希さんという美人の妻がありながら、何故不倫を?」と誰もが疑問に思う事も質問。
それに対しては、明言は避けた渡部さん。
自分が不倫をしたとは言え、独りの女性との、交際がばれた不倫ではなく、数人の女性との、性の戯れだったので、その本当の気持ちを言えば、今更ですが 相手をしてくれた女性たちをも、罵倒する事になり、そこは、「自分の遊びに付き合ってくれた女性たち」という表現に留め、その女性たちを庇った。
何故なら、その女性たちと、そういう戯れをした気持ちを述べたら、自分の本心よりも、その女性達を再び、苦しめる事になる為、渡部さんは自身の軽さ故と、反省を述べるに留まった。
そうでしょうね、実際、その女性たちとどういうつもりで付き合ったのかを暴露すると、付き合ってくれた女性たちに申し訳ないので、いくら本心からの謝罪会見でっても、ここで正直に付き合いの目的を告げる訳にはいかない。
また、その日の会見をした目的を問われ、これまで会見もしてこなかった自分へのバッシングもメディアで目にして、
一度は謝罪会見をするべきだというタイミングを計っていたという渡部さんに対し、「本当は年末の復帰に向けての会見で、本当は復帰が決まっているのじゃないか?」と、謝罪会見とは言え、実は復帰の為かという質問へは、「復帰には自身の口から言えない」という事を繰り返すばかり。
つまり、復帰の為と言えないのは、事務所との事前での取り決めだったのでしょう。
そして復帰番組での収録を撮り終えているものの、復帰の為の物ではないと、否定したいだろうけれど、復帰の為ではないというと、逆に復帰番組を収録したという事を言っているのも同然になってしまうので、執拗に問うても、渡部さんは「自分からは答えられない」の一点張り。
これは収録した番組が、「ガキの使い」という大晦日の番組で この番組自身がゲストを明かさず、サプライズを売りにしている番組なので、渡部さんは、自分が収録したとは、言いたくても言えない。
苦しい立場で、必死で、番組収録を言えないと死守しておられました。
これは自分を守ったというより、事務所との約束や、番組への配慮としか思えないのは明白でしたが、その言い難い事を無理くり、言わせようとしているのは、後で、いじめみたいというネットの声で一杯でした。
その場の会見に出てきたのは 自身の釈明とは言え、本当は、出て来たく会見を開いたのはないはず。
ただ、順番が間違ったとは言え、復帰に向けて、番組収録し、その事が、メディアでバレた。
その為に、まずは、テレビに復帰する時は、記者会見を、という世間の波に押されて、出て来たという苦しい言い訳をしていましたが、実は、番組収録した事が、スッパ抜きされなかったら、こんな時期に、会見なんて、したくなかったはず。
だからそれがいいか、悪いかではなく、メディアがすっぱ抜いて、黙って復帰する訳にはいかなくなって、押し出されての会見。
それを、黙って復帰しようと思っていたのか?と問われてしまうのは、いやいや、復帰の時期はそちらの方が、よくご存じでしょう?と聞きたかったはずです。
そこで今日は何を言いたいかと言うと、男性って本当の事は言いません。
信念というより、事務所との取り決めが強ければ、強いほど、その反動で言わないのです。
それが例えば、一般家庭の夫の浮気を見つけて、その中身を聞いたところで、自分が損をすると思ったら、ご主人は口が裂けても、本当の事は言わないでしょう。
要は 渡部さんも、一般家庭の夫も、これは言ってはまずいと思うと、どれだけ聞かれても本当の事って言わないのです。
だったら、そもそも、渡部さんは何の為に会見をしたの?と聞きたくなるでしょうけれど、本当は自分のタイミングでするつもりが すっぱ抜かれたから、仕方なく会見を開かざるを得なかったという事です。
これをレポーター達は、復帰の為の会見だろうと認めさせたくっても、渡部さんは言いませんし、一般家庭の夫だって、
言えない事は言わないのです。
それを一般家庭の妻は、「本当の事を言ってよ」といくら問い詰めても、後々の影響を考えたら、言いたくても言えないというのが、本音です。
いいですか、ここで お分かりいただきたいのは、男性って、白状すると言ったところで、肝心な、言ってはいけない事は、言いません。
いくら理論的に詰められて、もう嘘は付けないと分かっていても、渡部さんが言った言葉は「矛盾しているとは思いますがこれ以上は言えません」という事です。
何故、浮気をしたか、なんて、佐々木希さんも聞くことになる会見の中で、これ以上妻を傷つける事は言わないのです。
私はこの仕事をしていて、多くの不倫をする夫の気持ちも聞いてきました。
そして、その事を知りたい妻の気持ちも聞いてきました。
ただ、浮気をする夫の気持ちは、実は 私も口が裂けても言えません。
だから、精いっぱい言えるのは、他人の芝生は青く見えるとか、刺激が欲しいだろうから、という事を言います。
でも実際の浮気をする男性の気持ちは、そういうことばかりではありません。
それを相談者の妻は、「先生は多くの方の事を見られて、男性が浮気する気持ちはお判りでしょう、プロなのだから、知っている事を教えて下さい」と真顔で問われます。
勿体ぶる訳じゃないですが、知っていても、本当の事は言えません。
男性が浮気をする理由は一つじゃないのですが、肝心な本当の理由は、言った事はないです。
私でも、配慮して言えないのですから、相談者のご主人は、自分の妻に本当の浮気をした理由は絶対に言ってないと考えていいでしょう。
だから、これまで問われた相談者の方にはお詫びします。
私は本当の事は言えてなかったです。
ごめんなさい、謝ります。
でも、貴女のご主人だって、貴女にいくら詰問されても、言えないことだってあるのです。
だから、ある意味、夫から 本当の浮気をした理由を聞こうと思っても無理だと思って下さい。
女性芸能レポーターの詰問を見た時に私は、まるで刑事の取り調べだと思いました。
また別の角度から言うと、この女性レポーターも自分の夫に、ここまでの取り調べはするか、と言うと、自分の夫には渡危険だと紳士k今、まだ、隙間が豊津方、すみあいに詰問したような、ここまでの事を言えないでしょう。
その代わりのような会見でした。
よく、夫の浮気を見つけ、夫に問い詰めたという妻がいますが、どこまで問い詰めたかと聞くと 私からすると、
何も、肝心な事はきいていないと思います。
よく相談者の妻から「ここまで夫を責めました」と言われることもあるので、中身を聞いてみると、私から言わせると、肝心な事なんて何も聞いてないと感じる事ばかりです。
夫からみると、肝心な事は、どれだけ正直に話すように、妻に要求されても、正直に話せば、話すほど、実際の気持ちや浮気の理由などは、妻には言えないという事が実際の理由なのです。
いうなれば、言葉にしてることなどは、ほんの一部であり、綺麗ごとです。
夫の白状や謝罪を聞いて反省と結びつくかどうかは、夫のタイプにもよりますから、その反省の言葉を額面どうりにとるのではなく、渡部さんが、妻の佐々木希さんに向けて言ったように今後の様子を見守るということなのです。
つまり、世の中の犯罪でも何でもそうなのですが、悪い事をしたすぐ後と言うのは、人間は反省と言う所まで、気持ちは行っていません。
やはり世間の風の冷たさを知って、自分の犯した罪の重さを知るのは、もっと先なのです。
ですので、夫の浮気を発見したからと言って、妻が夫をすぐに責めても、夫はそんなに早く反省はしないのです。
渡部さんも会見で言っていたように、週刊誌に追いかけられ、証拠を握られた後でも、その後の釈明に向けて、浮気相手の女性たちには、口裏合わせをお願いしたというように、そんな浮気判明の直後は 自分の保身しか考えていないのです。
ただ、だからと言って、野放しにせよという話ではありませんが、少なくとも妻の詰問で、すぐに反省を口にするという素直な夫であれば最初から、浮気なんてしません。
皆、浮気がばれた直後は、どうやって、その場を切り抜けようかとしか考えていません。
その意味では 渡部さんも世間にこれだけの衝撃を与えたあと、その時に釈明をしようというほど、強くなかったとは思いますが、すぐに反省をしたかというより、ビビッてしまったという方が正しいと思います。
しかし、ようやく釈明会見を出来る勇気が出たのは、やっと、復帰を目標と出来た時だったからだと思います。
でも、結果的には、魔女裁判のようになり、ちょっと、可愛そうだな、と思ってしまった会見でした。
そして、渡部さんは会見をしましたが、全部奥歯に物が挟まった事しか言えないというのが、浮気という事なのです。
そこに、復帰や、番組や、世間への釈明の上に、その背景にある色んな関係で、色んな人物、各メディアへの配慮で、
結局何も本当の事は言えないという苦し紛れの会見になりました。
芸能人と、一般人は違うと言っても、根底は同じ。
本当の事は、殆ど正直には言えない、という事を分かっているのではないでしょうか。
しかし、それ以上に、渡部さんに群がった女性達に一言いいたい。
有名人と付き合うには、それなりのリスクもあります。当然既婚者だと分かった上での遊びです。
遊びをするには、遊び人なりのルールがあります。
例え、最後には、遊び相手を軽んじる言動が渡部さんにあったとしても、そこに怒りを持ったり、恨みに思うのは筋が違うと思います。
自分たちは、もともと日陰の身であり、決して、自分の存在が、男性の足かせになってはいけないというくらいが、自分たちの宿命です。
京都の祇園町での、昔の芸子さんたちの話を聞くと、もっと覚悟を持っています。
一生、旦那さんの邪魔にならないように、本妻の前には姿を現しません。
私の知り合いの、スナックのママさんは、旦那さんに、お店を持たせてもらいましたが、その旦那さんが年を取って、
身体を悪くしても、入院先には、行くことはしませんでした。
悲しいかな、お葬式にも行けない身なのですが、旦那さんの奥様から、お墓の場所だけは教えてくれるハガキが来たそうです。
そのくらい、昔の不倫は、覚悟があった。
自分たちの「分(ぶ)」をわきまえているという事です。
また、こういうくらいの覚悟がないなら、不倫なんてしてはいけないのです。
私は渡部さんの浮気相手にも、覚悟がないと思いますが、どんな形にしろ、自分の愛した男性が、あの経験で汗をぬぐって会見しているのを見て、どう思ったのだろう?と思います。
ちょっと、私くらいの年齢になると、息子くらいの渡部さんは、可愛そうにもなりました。
では、今日はここまで。