男と女の違い

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

今更ですが男と女の違いについてお話します。

今日は文化の日。
夜は チビチビやりながら私の大好きなサンドウィッチマンの、漫才とコントの番組を見てます。
そこで、ある芸人(男性コンビ)が「もし、透明人間になったら、どこに行きたい?」というテーマで漫才をしていました。
答えは言わずと知れたる「女風呂」です。
ここでどっかーんと笑いが起きるのですが、誰もが同感に感じる「女風呂」なのです。

ま、これは漫才のネタにしても、この同じ質問を女性にしたら、どうなるか、という事です。
恐らく答えは、色んなバリエーションが出てくると思います。

それは何故か?
つまり銭湯の女風呂なんて、何にも素敵じゃない事を知っているからです。
でも男性からすると、女風呂は、女性の裸だらけというだけで、覗いてみたい第1位なのです。

女風呂は、女性からすれば、お婆ちゃんもいるし、歯を磨いている人もいるし、なぁんにも、色気なんてない事は女性が一番知っているから、男風呂も、だいたい同じような物だと分かっているのです。
そこには、何も幻想も夢も抱いていません。

特に子育てをした女性は、子供の裸はただただ、可愛いだけだから、幻想などはないのです。
それなのに、男性って、父親として子供を育てて、何なら、女の子を育てているのに、女性の裸が見たいというのは 私たち母親からすると、意味が分かりません。

意味は分からなくていいのです。
それほど、男性って何歳になっても、どんな立場になっても、女性には、幻想を抱いているのです。

ここを私たち、女性は、分からないといけないのです。
これが分かれば、色んな世の中の答えが見えてきます。

警察官でありながら、裁判官でありながら、弁護士でありながら・・・・・・女性がらみの下らない事件を起こします。

これまで何十年も積み上げて来たキャリアを棒に振るような事になるのに、女性がらみのくだらない事件を起こします。

ここ数日、メディアを賑わせている、ハンドボールの宮崎選手はオリンピックを目指していたのに、女性とのトラブルで逮捕されました。
TOKIOの山口君だって、あれだけの、立場がありながら、お酒を飲んで未成年に、みだらな事をしました。
これまで積み上げて来た物を、一瞬で無くしてしまうような事をして、TOKIOを去りました。

女性の私たちからすれば、どうして女性がらみの事で、人生を棒にふるような事をするのか、理解に苦しむのです。
お酒を飲んでいた事を差し引いても、何故、お酒をのんだら、こうなってしまうのでしょうか?

これはお酒を飲んだら、ねじが緩み、その人の嗜好が強く出てしまうという事なのです。
この理論は、もっと専門家に任せるにして、私達女性は、男性の「つい、魔がさして」という言葉を何度聞いた事か。

女性は魔がさして、自分の人生を失う事をしてしまう時は、必ずしも異性の事ではなく、性的な間違いばかりでもありません。

でも、男性という生き物は、家庭を失うほどの失態をしたり、妻に一生分の失望を与えるような、浮気をします。
それで、家庭が、どうなるか、という想像力がないのです。

偉い国会議員さんでも、秘書にセクハラをして、議員辞職に追い込まれます。
女性の柔肌に触れたかったにしても、何故、何千万円もの議員報酬を棒に振ってでも、一時的な誘惑に弱いのか、良くわかりません。

でも、こうした分析は専門家の学者に任せるとして、私達女性が知るべきことは、男性はそれほど、女性が好きで、その為に、あとさきの判断を失くす生き物だという事なのです。

夫が、あれほど、妻が浮気を止めて欲しいと願っても、平気で、約束を破ります。
妻を失意のどん底に落としても、浮気という事は、中々止められないのです。

この蜜の味である、異性とのセクシーな興奮。
この興奮を求めて、男性はとても大きな犠牲を払い、人生を棒にふる危険を犯すのです。

男性は、もし、無人島に行くとしたら、どんなアイテムを持って行くかと問われると、「サバイバルナイフ」や、「斧」などと言います。
それほど、命を守る為に現実的な事を考えるのに、一方、現実的ではない質問の透明人間になると・・・という質問には、一気に願望になるのです。

男性の願望って、殆どの人が、まるで揃えたみたいに同じ答えです。

だから そのくらい男性ってセクシーな事が好きだという事なのです。
それが普通だと思っていいのです。
でも、そういう風に、「女風呂」を覗きたいというくらいが普通だと思うのです。

それなのに、夫婦で話をしていて、「僕は女性の接待してくれるキャバクラは嫌い」とか、「スナック」は好きじゃないという男性は、ちょっと嘘があると思ってちょうどいいくらいです。

もっと言えば、中には「風俗なんて好きじゃない」なんて言う男性は、ちょっと信用できないです。
もちろん、男性全てが同じとは言いません。
風俗を好まない人もいるとは思います。
でもこれをことさら、妻に告げるという事は 妻が喜ぶ答えを言っているに過ぎません。
何なら、過去に、風俗に行っている事を妻にバレそうになり、そういう世界は毛嫌いをしていると思わせる為に、ワザワザ妻に言っているのです。

本当に風俗が好きではない人は、あえて言葉にはしないものです。
と、いう事で、今日のテーマは、男性は妻の貴女が思う以上に女性が好きです。
その女性を追い求める為に、妻には内緒の時間帯や行動を沢山持っています。
そういう行動や、時間帯を隠すために、涙ぐましい努力をしています。
それほど、男性は、日々の生活の中で、異性を求めています。

これが分からない限り、夫の嘘の意味を見破れないでしょう。
夫の言葉は、女性を求めている事を妻に悟られないようにするために、色々巧妙なアリバイ作りをしています。

夫が、こう言った、ああ言ったという事を、信じていると何年掛かっても、夫の真実なんてわかりません。

夫を信じるという事は 時には美談ではありますが、夫が浮気をしているかもしれないと思うなら、まずは丸飲みするのではなく、一度、頭をフラットにして、夫の言葉も、聞き流してみてください。
言葉は偽れますが、行動は本音が出ます。
言動一致という言葉があります。
そこから見えてくるものは、違和感です。
夫の言葉を信じるなら そこには必ず、行動と一致しないものがあります。
それを肌で感じるようにしたら、本当の夫の人物像と、本当の行動が見えてくるでしょう。

本当に残業ばかりをしているなら、浮気をする暇はありません。
きっと、あなたが知らない有休休暇や、半ドンや休日出勤があるはずです。

ことさら、女性に興味のないような事を云う男性ほど、女性の事は大好きです。

女性から相談事を持ち掛けられたという男性こそ、嘘つきです。
男性が相談というキーワードを使って自分から近づいている事が殆ど。
男性も女性も、近づき合う時は「相談」という手段を使います。

何故なら、君に・・・・貴方に・・・・興味があるから、近づく時に相談というワードは一番都合がいいからです。

私は 上司が部下の女性から相談事を受けたという男性の話は信用しません。
この相談という言葉が出たら それは妻へのごまかしだと考えて、良いでしょう。

また、私たち女性には理解に苦しみますが、人生を棒に振るほどの過ちを犯してしまうのも男性です。まさか最初から、人生を失くそうとは思ってないのですが、性衝動に駆られて事件を起こしたりするのが男性です。この人生を賭けている訳ではないですが、その後の人生を創造できなくなるくらい「性衝動」は分別を失くしてしまうというのも男性特徴です。

全部全部、男性全員が、そうだとは言いません。
もしかしたら このコラムを読んだ男性は憤慨される方もいるでしょう。
でも、実際はそうなのです。
何かの話題の時に上った話かもしれませんが、本当に興味がない事には、人間はことさら「風俗やキャバクラが嫌い」という必要もないのです。それなのに、そういうことをあえて告げるというのは、一度でもそういう所への出入りや、浮気を疑われた事があるからです。
だから、風俗が嫌いというのは、妻からの疑いへの否定です。

私は、あまりボクシングが好きではありません。
もし、私の子供が、ボクシングをしたいというと、私は全力で反対します。
つまりボクシングを否定はしませんが 私の息子たちが、殴られる姿は見たくないのです。

風俗が嫌いだという人は その産業が何を意味するかを知っているからですが、自分に関係なければ、あえてその風俗を否定する必要もないのです。
それなのに、その風俗を好まないというのは、それを否定する理由があるからですが、自分の生活に無縁であれば、そんなことはあえて言わなくても、いいのです。

それを妻に向かって、言葉にしたという事は、言わないといけない意味があったという事です。

私が知るところの男性は、妻のいない場所では、みんな猥談をしています。
それはいくつになっても…という感じです。

時々、テレビで、田舎や町中で男性にインタビューしている様子を放映してますが、不思議なくらい、男性は、女性に対する関心を告げます。
それは単に好ましいという事ではなく、肉体的な事も含め、女性への関心を述べます。
70歳、80歳、幾つになっても、そうで、何なら幼稚園児の男のだって、おっぱい,お尻と言っては笑い転げているのです。

それほど、男性は子供の頃から、年をとっても、女性が好きなのです。
そういう物だと、いう事を分かれば、夫が女性への関心を否定する時は、その逆だと思ってもいいと思います。
関心が無い事は話題にもなりませんから。

ですから、貴女のご主人が、どういう話題の時に、風俗は好まない、と言ったか、です。

例えば恋愛の形の話の中で、お金を使って性的サービスをするのは、あまりにも無機質な感じで心が伴わなくて嫌だという男性は、言い換えれば、心が伴う恋愛をしたいという事です。
また、そういう男性は逆を言えば、お金での疑似恋愛ではなく、現実主義であったり、別の言い方をすれば、お互いに「好きだ、愛してる」と言い合える、ロマンチックな物を好むという事です。

でもね、ここで、男性の性というものをあまり理解できない女性は、ごまかされていると気が付いてほしいのです。

そういう性風俗に求めるものは、何も心から 愛しているという事を言いたいわけではないのです。
お金でそういう相手をしてくれるので、男性は何も、自分の事を好きになって欲しいとは思ってない。一時の性的処理なのです。

でも、ここで、知らないといけないのは、お金を出せば色んなエッチな事をしてくれるのです。
妻にも言えないような尾籠な会話も出来るのです。
男性は そんな会話や、普段は出来ないエロティックな事をお金を払ってでもしたいものなのです。それが大多数です。

でも、もっと、突き詰めて言うと、風俗という所は、彼女もいない、長い間、女性ともお付き合いした事のない独身の男性が、高いお金を使って、そういう相手をしてくれる場所なので、誰も、それが幸せなはずがない。
それでも必要に迫られて、独身の欲求を晴らすのです。
でも、それが終わった時点で現実から引き戻され、お金で処理をしたむなしさに包まれるというのが、男性の本音です。

でも、もし、貴女の夫がそういう所に行っていたとしたら、肉体的な欲求を晴らすことの出来る、妻が居るにも関わらず、そういう風俗に行くという男性は その意味が違います。
恐らく、妻が何等か、固い、真面目な女性だから、たまには そういうサービスで、遊ぶのでしょう。だから、そういう男性が、風俗に行ったのじゃないか、と妻に疑われた時に、風俗そのものを否定するのです。

要約すると、「そんな性処理をするような場所に行くはずがない・・・また、そんなお金もない」という主張です。
中には 会社の先輩に誘われた・・・と言って、自分の意思で行ったのではない、という人もいますが、これはたいてい自分が好きで行っている場合が殆ど。
或いは 自分ひとりで行ったとは言い難いから、先輩に誘われた、とかと言っているだけです。

こうした男性心理と、男性の性の特徴を分からないと、色んな事は見えて来ません。
でも、何故 そうした事を、夫が言うのかというと、それはある意味貴女が言わせている部分もあります。

それは、夫以上に、妻の貴女が、風俗を嫌っているからです。
だから、貴女の為に、夫がそんなサービスをするところを否定しているだけで
男性は、男同士で話をしている時に風俗の事を悪く言う人はあまり見た事ありません。
もちろんなけなしのお小遣いで、そういう所に行くことは苦々しく思ってはいますが
「病気がうつる」とか「不潔だ」といったとしたら、それはいつの時代の話か、と耳を疑いたくなります。
でも中には 病気を貰ってくる場合もありますが、それはもう男性はリスクの一つと考えているくらい、私から言わせると特攻隊のようなもので玉砕覚悟の話なのです。

貴女がご主人に風俗に行くのを反対する事は簡単です。でもそれに変わる代替の事があればいいのですが、性的欲求という生理現象を理解せず、何年も、セックスレスだというなら 男性がそういう風俗に行くのも仕方がないという話。

男性は分かっていますよ、少ないお小遣いを使って、そういう風俗に行くことは、決して褒められた事ではない事くらい。


だから、夫と長年セックスレスで、「ご主人は その点、どんな風に解消しているの?」と妻に聞けば「一人で何とかしているみたい」と言われます。
こんな冷たい言い方・・・・・
何があったか、知らないけれど、こんな風に思いながら、妻が非協力的なのであればこれはマリにも冷めた過ぎる。
夫の性的な事に無理解な妻がいるとしたら、男性は、たまには女性の柔肌に触れたいものです、
それは、お金が掛かっても、です。

風俗を嫌うのは、本当は夫ではなく、貴女が嫌っているから、夫も嫌いと言わざるを得ないのです。
出会い系も同じです。
出会い系の女性は そういう意味で、エッチな会話も楽しめるのです。
だから、ご主人は出会い系で遊ぶのです。

今日の結論としては、貴女が思っている以上に男性って、スケベな生き物です。
貴女の夫は貴女が思う以上にスケベな生き物だという事です。
ごめんなさい、男性諸君!!

では、今日はここまで。

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村越真里子
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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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