問題解決に大切なのは、素直な心

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

昨日は、「仮面夫婦の勧め」というテーマで書きました。
読む人によっては「何ちゅう事を書くの?」と眉をしかめるかもしれませんが、私は、本音しか書かない。
「夫の喜ぶような、居心地のいい家庭を作りましょう」なんて、耳障りの良い事は言いません。
だから、本当の事しか知りたくないという、本音主義の方だけ、寄っといで、というスタンスで行きますね。
気分を害した方は、どうぞ、花柄の優しいホームページのカウンセラーのところを訪ねてみてください。
(花柄?を敵視するのではないので、ご容赦下さい)
今、コロナウィルスの事で、政府もバタバタ。厚労省も文部省や、関連する各省庁は、未体験の出来事に何が一番いいのか、誰も明言はできません。
コロナの本当の終息は、ワクチンの開発に尽きます。でも、その前にみんなの行動自粛と、仮の抑える薬として、
アビガンやエボラ出血熱ウイルスに対するレムデシビルの可能性も伝えられていますね。
こうした薬は一日も早く政府のGOサインが待たれるところです。
新しく生まれたコロナウィルスのワクチンや、特効薬が承認されるには、質の高い臨床試験での検証をふまえないと国は認可できない、少なくとも2年掛かると言われています。
でも、これは普通に行くと、という話ですから、今は平常時ではないという事を踏まえて、是非とも許認可は早めて頂きたいと願いばかりです。
で、あえて今、話題になっている問題が分かりやすいので、不倫問題解決のヒントに使わせて下さい。
そもそも、風邪薬の特効薬が発明されたら、ノーベル賞ものだと言われています。
咳にはこれ、鼻水はこれ、熱にはこれ、という組み合わせで、全てにおいて、風邪を全部まとめて治す薬は、実はないと言われています。つまり、今、出回っている薬は、医者の処方箋もそうなっているように、各症状に対しての対処薬しかありません。だからドラッグストアなどで売られている「総合感冒薬」は実は、緩~い風邪薬的な物なのです。
という事で、今日はコロナの薬と一口で言っても、用いる段階を間違えず、用途別に使おうという話です。
アビガンで快方に向かった人のデーターによると、アビガンは陽性反応があり、特に重症化してない人には効果があり、
半面、レムデシビルの使用は重篤化した人に用いるようです。
要は、現場、現場に応じた使用が必要で、どんなことがらでも、段階があるという事です。

これを、色々な社会の問題に当てはめて言うと、夫の不倫問題にも言えると思うのです(ちょっと無理くり感がありますが)
例えば、夫の様子に何かしら異変を感じることがあり、妻が気づいているよ、という事を匂わしたいという段階なら、夫にも、それとなく嫌味をいう事は構わないです。
でも、そういう事を繰り返しても、夫が完全にシラを切り続けたり、何なら妻を攻撃してきたりするなら、もうそういう嫌味で何とかできる段階ではないという事です。
それならば、違う手を使わないといけないのに、相変わらず夫に問い詰めたりばかりだと、夫は問い詰められないように、妻から距離を置くようになります。
そしてどんどん、家庭内で互いが孤立し、夫はリビングのソファーで寝たり、妻は寝室のベットと言う風に、家庭内別居が始まります。
それくらいになって このコラムを読み「話し合ってはいけません、の意味が分かりました。」と共鳴してくださいます。
しかし、もう家庭内別居になり、おまけに夫から別居をしようと言われたりしている段階までに発展している事を相談に来られます。
そこで、「今後、どういう言葉を夫に掛ければいいでしょうか?」と聞かれます。
え~~~まだ、この段階でもやっぱり話し合えばいいと思っているの?と思ってしまいます。
つまり、「夫への声掛け」と言えば夫婦修復の立て直しという意味でしょうけれど、声掛けというかぎり、話しをしないといけないので、これも話し合いの一種です。
夫婦はお互いの意思の疎通がうまくいかないとか、噛み合わないとかなら、確かに話し合いで何とかなるでしょう。
夫が、もう家を出ていくとか、離婚も視野においているという話になっている段階で、まだ、声をかけるという話し合いではダメで、段階で言うと夫はアクションを起こそうとしている段階なのです。
アクションには、アクションを起こさないと止められないのです。
雨が降ってきたら、傘を差さないといけないのです。
発展途上国なら、雨が降ってきたら、お願いや、お祈りをして飢饉を乗り越えようとしました。
これ自身が、雨ごいという願掛けであり、アクションではないのです。
実際に、中国などでは、今、雨量が不足して農業に影響がある場合は、人工的に雨を降らせます。
これがアクションです。
実際のアクションの方がより具体的に問題解決力があるのです。
コロナの今、認められている薬で言うと、アビガンは初期の症状の方には効くという事です。
でも、重症化した人に効果があるのはアメリカではレムデシビルと言われています。
症状の段階により、効果は違うので、どちらの薬も用いる段階を間違わないという事は当然です。
しかし、当方に来られる段階で、浮気問題がかなり、重篤化している方が多いので、私は、緊急手術を提案するしかなくなっているのです。
とにかく、ゴールは、夫婦円満かもしれなせんが、とりあえず、今は、夫婦が別居や離婚にならないような、救急対策をとるしかなく、夫婦の修復が出来るか、否かに関わってくるのです。
そこで、緊急対策をとるべく、提案をすると、「そんなことをすると、夫が本当の意味で妻から離れていきます」と言われます。
つまり夫が家から出て行ってしまったり、離婚になったりするのは、妻が本気でアクションを起こしたことが、そのきっかけになってしまうと主張されるのです。
ここで、きっぱり告げますが、夫婦が別居や、離婚に向かうのは、浮気相手と別れさせるアクションを妻が起こしたからではありません。
逆に言うと、妻がこれまで、そこに本気で向き合ってこなかったから、夫の不倫はのっぴきならないところまで進んでしまったという事になります。
最終的に夫が別居や離婚と言うのは、それまでに、そういう土壌を…不倫いう畑を夫が耕している時に、妻が起こすべきアクションを起こさなかったからなのです。だから、目の前の畑の作物は、芽を出し、葉を伸ばしてしまった今、後は実をつけるのみの段階になってしまうのです。そういう事に気づいた今、それを回避するには、いささか乱暴ではありますが引っこ抜くという事しかないのです。救急対策です。
だから、夫との関係性が悪化するのは、貴女がアクションを起こすからではないのです。
でもそういう風に、作戦の段階を説明すると、そんなことをしたら、夫が妻の私から離れていきます、と言われます。
正直申し上げて、離れていくのは そういう段階まで放置したからであり、それまでに本気の阻止をしなかったからの結果なのです。だから、妻の貴女がアクションを起こしたことが 夫婦の最後を決めてしまうのではないという事です。
もし本当にアクションが起こした結果で、夫婦関係が悪化したら、それは引き金にしか過ぎません。
本当の夫婦関係悪化の理由は そのもっと前にあるという事です。
だから、もし、アクションを起こすことが夫婦の終わりを決定づけるとするならば、逆に、このまま放置すればいいのです。そうすれば、別居や離婚にだけはなりませんから。
でも、そうは言っても、いつ、別居や離婚というXデーが来ないとも限りません。
アクションを起こす事が怖いのは分かりますが、逆に言えば、最悪の状態にだけはならないと、信じている事になります。嫌味な言い方になりますが、これを危機感がないと言います。
人間の本当の別れは、静かにサイレントな状態で訪れます。
だから、夫側から、別居や離婚だと言われている段階で その時が近づいていると思って下さい。
誰も、浮気をしている本人が、浮気相手と一緒になりたいから、家族を捨てるとは言いません。
と、いう事で不倫の段階によって、表面に現れる物が違ってきます。
それなのに、妻がすることと言ったら、相変わらず、妻の気持ちを分かって貰おうと「話し合い」一点張りです。
こういう注意は、これまでも、嫌と言うほど、書いてきましたが、どうも伝わってない。
ここまで書いても、相談に来られる方は「どういう風に話し合いをしたらいいですか」と問われるので「あ~~私の伝え方もまだまだだな」と感じるのです。
話し合いは、うんと初期の時だけが有効です。
それで効果がなければ、いつまでも話し合いはしてはダメなのです。
アビガンの処方は、熱が続き、嗅覚に異常があるとなった時に飲み薬として用いるのが効果的。
しかし、呼吸困難になり、病状も深刻になると、レムデシビルが点滴で投与されます。
こうして、コロナに例えるだけでも、色々な段階があり、それに対する処方が違ってきます。
人間の起こす問題にも段階があり、その都度で使われる対策は違うという事です。
もう、お分かりでしょ、アクションを起こさないといけないときは、起こすしかないのです。
どれだけ、不安でも、何もしないでいる事が更なる、良くない状態を引き起こすことを。
病状と一緒で、相談時期が後になれば、なるほど、何もしないでいると、問題は悪化する。
逆に何もしないで好転する程度の問題なら、恐らく当方に相談を寄せる必要はなかったと思います。
でも、中には 当方にお越しになりながら、夫の浮気を、もう終わった事という方がいます。
それでも、なんとなく夫婦はしっくりいかないから、と言う相談ですが、内心は、夫の浮気がもう終わっているという事を、村越に断言してほしくて、相談に来たという方がいます。
つまり、妻が思う夫の浮気が終わったという事を確認しに来られたようにも思えます。
物事には、もう、いい加減腹をくくらないといけない時があるのです。
優しい慰めや同調が欲しいのなら 私じゃないかもしれません。
厳しいことも受け止めて下さる勇気のある方のみが、次の道に行けるのだと思います。
私のところでは、浮気相手を排除するというコンセプトをお届けしています。
しかし、それは、たった1時間や、2時間の相談で、すべて ご説明が出来るものではありません。
だから、相談者にも、この村越が、すべてわかるまで、ご夫婦の段階を尋ねます。
でも、中には 夫の浮気が終わった事として、その次の段階というか ノウハウだけを教えてほしいと言われる方が会います。しかし、それは夫婦の本当の段階が見えないのでその次の段階のアドバイスもしようがないのです。
そこで、深くお話を聞いていくと、途中で、どうも口ごもると言うか、話に矛盾点が出てきます。
つまり、どこかで、真実を言ってない何かが、見えてくるのです。
何を思って、ノウハウだけを教えてほしいと焦るのか?
物事には段階があります。今ある本当の段階を知らないと、私も正しいノウハウをお伝え出来ないのですが、
それよりも ノウハウだけを教えて・・・と言う方は、恐らく、どこか何か、言えない事があるのだと思います。
勿体つけるつもりはありませんが、相談者とカウンセラーは二人三脚。
まずは 相談の段階では相談者が、何を希望していて、何を出来る体力があるかを、私は話の中で、推し量っています。
ですから、相談者の急ぐ気持ちも分かりますが、私にも相談者を理解するには時間が掛かります。
でも、それよりも ノウハウだけを教えて・・・と言う焦る方は、恐らく、どこか何か、きっと言えない事があるのだと思います。
相談者の話をお聞きする中で、そこはかとなく感じるというのは、私もカウンセラーのはしくれですから、そのお話の中には、無理があるとか、矛盾を感じるので、自然と分かるのです。そういう方の場合は 私はもう、その人が気づくまで待つしかないのです。気づいてくれたら、全力で私は伴走するつもりでいますよ。
私に相談をしてくださった方々で残念ながら、離婚になった方々。
でもこの方々は最初から離婚を望んでいた方ではありませんでしたが、色んな事実を見る中で、結果的に離婚を選ばれたという事ですが、ありがたい事に、そういう連絡を頂きます。
中には再婚して、お子様の誕生を知らせて下さる方も居ます。
つまり、その方が選択した道に満足をしていただいているので、離婚イコール不幸という事ではありません。
でも、夫の嘘に騙されたままで、離婚を余儀なくされるという結果だけは避けたかった。そういう意味で どういう道を選ぼうと、決めるという選択肢は相談者にあるという事が大事なのです。
こういう風に、良い結果に結びついた方とは、どういう方なのでしょうか。
それは、人を利用しようとしない方。もっと言えば、せめて最後の砦のカウンセラーとだけは、チームワークを持てないと、本当の解決の道は、見えないです。
夫をいがみ合った日もあったでしょう。その時に、夫からも貴女を悪者にする発言があったのではないでしょうか。
そうです、貴女も夫とは、敵対する関係だったとは思うのです。
でも、長年連れ添った夫の事も舐めてはいけません。
貴女の狡さも、計算もやはり見破っていますから、夫も自分を防御する為に、「俺を金づるにしか思ってないのか」と、貴女にひどいことも言ったでしょう。
それは貴女を自分から遠ざけるためなのです。
ここまでの仕打ちをしたら、貴女の心も冷え切ってしまったとは思います。
でも、だからと言って 相談相手のカウンセラーまで、利用して、自分の思いどうりに操ろうとしたら、ご主人んおような二の舞になります。
自画自賛ではありませんが、カウンセラーは、色々な奥の景色が見えています。
そのカウンセラーと相談者は二人三脚。
まずは 相談の段階では相談者が、何を希望していて、何を出来る体力があるかを、私は話の中で、推し量っています。
そんな話をお聞きする中で、矛盾が生じると、きっと、そのお話の中には、無理があるとか、何等か、隠していて言えない部分があるのだと思います。そういう方の場合は 私はもう、その人が気づくまで待つしかないのです。
でも気づいてくれたら、全力で私は伴走しますよ。
この連休中の中にも、浮気相手を排除するという対策に取り組んでいる方がいます。
苦しい問題を歯を食いしばって私の指示どうり頑張ってくれている方がいます。
恐らく、その方の夜明けは近いと感じています。
私のこのコラムでは、禁じ手ばかりを書いて、具体的な解決策を何一つ書いていません。
当たり前です。ノウハウはある程度、筋道は同じでも、そこに到達する条件を揃えるには少し時間が掛かります。
その人の背景とか 条件は、人それぞれで、もっと言えば、相談者が、それすらも気づいてない事もあるのです。
夫の浮気相手を排除する・・・・・そこに到達するには相談者と私のチームワークが必要です。浮気相手を排除した後の景色は私を信じて、私の指示に従ってくださった方だけが見られる桃源郷なのだと思います。
でも、この桃源郷を見たいと願いつつ、それが叶わないというより、それ未満の方も中にはいます。
桃源郷を見ることが出来た人と、そうでなかった人の違い。
それは相談者が素直に指示を受け入れて下さった方。その方の成功率は高いと言う事です。
でも、悲しいかな、それ以前の手前で、ご縁がなくなった方もいます。
うぬぼれではないですが、恐らく その方は今も、問題を抱えたまま、このコラムを読んでくださっていると思います。
希望半ばで、終わった人・・・・いろいろな希望を断念しなければならない無念さは理解できますが、人間最後は、
素直な心が一番じゃないかな、と思うのです。
誰が悪いかと言うと、確かに浮気をする夫は悪いです。
専業主婦でなくても、夫の経済力は頼りにしたいところ。そんな当たり前の事を、「俺を金づるとしか思ってない」と夫から言われているなら、多少貴女の狡さも夫には悲しく感じているのかもしれません。
ステイホームはこんなことを、考える時間にしてほしいと思います。
今、私も自宅で、時間はたっぷりあるのでホームページをリニューアルしたいと思っています。
やっぱり、綺麗なお花のページにしたいなあ、と密かに思っている私です。
では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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