アパ不倫 Vol2
先日、こんな記事を読みました。
乙武洋匡、義足プロジェクト『四肢奮迅』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200120-00010004-huffpost-soci&p=4
私は以前から、乙武さんを尊敬していて、例の不倫騒動の時でさえ、「やってくれたな」と言う感触を持ったくらいでした。
その意味は、私は日頃から、夫婦の浮気問題に取り組んでいますが、実は男性であれば、殆どが浮気願望を持っています。
それを実行に移すか、移さないかだけの違いであって、世の男性は、妻にばれなければ浮気をしたいと常日頃から思っているものだし、中には、妻にばれても浮気が止められない人もいます。
そういう人を夫に持った妻からの相談事に私は乗っているのですが、ここでの妻の訴えは、皆が「道徳的に許されない浮気を、何故夫は止められないのか?」がどなたものテーマです。
そうです、ここでは妻は「道徳的」に考えているのです。
でも、浮気をする男性は、「動物的」な行動によって、動いているので、そこには道徳はなく、男性ホルモンしかないのです。
しかし世の妻は、キチンとした教育と正しい判断力があったら、浮気はしないはずと、思い込んでいるから、夫には道徳的に説教をするのです。
そして人の道を説いたり、家族としての責任感を持って欲しいと、夫を教育しようとしますが、残念ながら下半身には、別の人格があるので、あまり言う事を聞かないのです。
「馬の耳に念仏。夫の下半身に倫理の教科書」
つまりこれほど、教育が通用しないものなのです。
でも、それで終わりになると、私の居る意味がありませんから、私はまずこの夫という男性ホルモンを理解する事から、妻に物理を教えるという感じです。
こんな風に書くと、また「じゃ、夫の浮気を許せというのですか?」と噛み付く妻もいるのですが、そうではありません。許すとか許さないとか、妻が舵取りをする世界ではない事を知って貰うことが第一歩なのだという事です。
で、話を元に戻します。
何故 乙武さんの事を「やってくれたな」と思ったというか、彼は障害があって体が不自由なだけではなく、人格者だから、不倫や浮気等とは無縁の人間に思われていました。
それなのに、不自由な身体を物ともせず、不倫をしたのです。しかも複数人数。
これは、やはり男だからです。
男はどんな境遇や、身体の条件があっても、浮気はすると言う事を彼が証明をしてくれたのです。
これは、私が、「男はそんなものだ」と100回唱えるより、ずっと信憑性のあることです。
俗っぽいというか、どんな男性だって、そうなんだ、という分かり易い例を見せてくれたのが乙武さんです。
世の妻と言うのは、「是か非か」「善か悪か」「有りか無しか」で、物事を判断しているようですが
善でも悪でも、古今東西、男性の浮気は存在し続けるという事を知る事から、考え方が変わってきます。
私はそういう事の取り組みをお手伝いしていきたいと考えています。
その彼が、この度義足をつけて歩行するという企画に挑んでいます。
これは 私も自分の仕事で意図する事と同じ事が書かれてありました。
「いまさら綺麗事だと思われるかもしれませんが、ぼくはやはり人の役に立ちたいんです」
これを読みの方のご主人を遠隔操作で、コロッと浮気をしない人間に変える事は私にはできません。
そうです、私は男性ホルモンをコントロールできる人間ではありません。でもその男女の違いが分からず苦しんでいる妻へ、少しでも浮気のメカニズムを知って貰うことにより、心のあり方次第で、悩みの大きさが減少します。
「何故何故の泥沼」から這い出してほしい・・・・そういう意味で苦しむ奥様方のお役に立てたらなあ、と考えている今日この頃です。
では今日はここまで。