性格の不一致

村越真里子

村越真里子

テーマ:夫婦相性そもそも論

しまったぁ~~
しくじったぁ~~
これまで、コラムの中で、話題としては性格の不一致について書いていましたが、改めて見直してみると、この性格の不一致という事にだけ、書いた事がなかった。

夫婦の離婚理由は時代と共に変化していきます。
しかし、そんな時代に関係なく、離婚理由の8割が性格の不一致と言う数字は不動の物です。
実際、私の所に相談に来られる方が、夫婦の壊れていった理由は?と聞くと一番多い答えが性格の不一致と言われます。

しかし、性格の不一致というのは、人に伝える時に、そういう風に言わないと、色々な理由は人には分かって貰えず、むしろ。口では表現しにくい事の方が。実は多いのです。

そんな中 私の所に寄せられる相談の内容は、夫の不倫です。
そしてそれを巡って毎夜、夫婦喧嘩が繰り返され、そこでお互いが妥協点が見いだせなくなり離婚に至ります。

つまり、本当の離婚理由は。性格の不一致というより、それに起因する浮気問題が夫婦に溝を作ります。
それを性格の不一致と、ざっくりした表現をするので。実際は。夫婦どちらかの浮気問題が性格の不一致の大部分を占めると言う事も私の所では、実感しています。

そこで見直してみたら性格の不一致というテーマでコラムを書いた事がなかった。
これには自分でも驚きました。

でも、何故そんな大きなテーマを書き忘れていたか?
それは、問題が深すぎて、何から手を付けていいか分らなかったというのが私の言い訳です。

そこで、今日はちょっと、その入り口に入ろうと思います。

先日プロ野球の試合で、テレビから流れて来た解説に。とても興味を覚えました。
答えていたのは。元キャッチャーの古田敦さんですが、ある試合である投手が・・・

あ、断っておきますが 私は全く野球は分かりませんから、こんあアバウトな書き方を許して下さいね。

ま、とにかくある試合で。ある投手がわざとスローなボールを投げたのです。
もちろんその投手は、普段は全力で、速球を投げるそうですが、その回では、わざとバッターに打たせるようフワッとした球を投げたのです。

それは、当然バッターにすれば打つしかないのですが、そんなゆっくりした球は打っても
またもや、フワッとしか上がりません。
だから、守り側の選手も、円弧を描いて落ちてくる球を、グローブで簡単に受け止める事が出来て、ゲームは終わりです。

よく、バッターに打たせる為に、バンドという打ち方を試合の流れによってはやりますが、あれとにたようなものですが、今回のは、試合を終わらせる為の、作戦でした。

それは、野球の戦法というより夫婦のそれとよく似ているなあ、と思いました。

要は、球を投げる方が、全身の力で投げたら、相手のバットに当たった時は、その倍のちからで跳ね返されます。
要は、全力でぶつかるものは その力でもって、バットに当たり、跳ね上がる力も何倍もの力を生んでしまうのです。
実際、剛速球で投げられる球をバッターも、身構えてしまい、全力でバットを振ります。

当たり前の事ですが、全力で、強い球を投げれば、相手も全力で反発してくると言う事です。
これが夫婦の言葉や喧嘩になぞらえて考えてしまった訳です。
フワッとした言葉だと、相手も身構えず、優しくバットを振ります。
そこに当った球も、バットに当たった段階で、力を失い、軽く空を舞いあがったとしても
投げたチームが、簡単に受け止めてしまいます。

そこで、裏と表が切り替わり、ゲームは責め側と守り側が入れ替わります。
もしくはゲームセットとなり終わる事もあります。
こんな風に見ると、夫婦のもめごとに良く似ているなあ、と思った試合でした。
では今日はここまで。

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村越真里子
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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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