小倉優子さん「騙すならばれないように」
北野武氏離婚、人生観の変化
財産分与、100億円とも200億円とも言われているいる離婚。
こうなれば、人っていくらあれば、離婚を受け入れられるのか・・・
北野武さんの活躍は、私の結婚生活の長さと等しく、ビートたけしという芸名が私にはなじみがあります。
俺たちひょうきん族という番組は、私の子育て中の楽しみでもありました。
色々、テレビ局も、ゆるかった時代。
それぞれタレントの素顔が垣間見える中で、タレント自身が楽しそうに仕事をしていました。
そう・・・・タレントって、楽しそう・・・というのが、実際の感想でした。
そんな中、ビートたけしさんは、浮名も流し、妻とのごたごたも隠しきれなくって、ゴシップになりました。
でも、妻との不仲も言われながら、活躍をし続ける北野武さん。
それは、ひょっとして、妻の幹子さんの、マネージメントが上手いのではないかとさえ、思ってしまう北野さんの活躍ぶり。
結局というか、結果的と言うか、離婚になったという事は、幹子さんの役割が終ったといえるのです。
では、幹子さんの手法が、ビジネス的にどうだったのかというと、ここまでの成功した武さんを支えたという事で、これはこれでOKでしょう。
しかし、時は流れていて、事務所の社長であっても、奥様は、ビジネスのプロでは無い為
北野さんの未来の方向性までは、関われなかったのでしょう。
つまり、その段階で、幹子さんの手法は、古いものとなり、お役目は終ったという事になり、其の座を降りる事になりました。
誰が正しい。
誰が間違っている・・・・そういう問題ではないのでしょう。
つまり生き方が違うという事です。
妻は妻としての役割があったと思います。
北野さんだって、子供を作り、子供を愛でて、家族を愛した時代はあったと思うのです。
そして、演者だけではなく、映画監督というクリエイターにもなった北野さん。
ここで、妻の幹子さんは、子供も含め、夫の作ったものを守り、運用する側になりました。
これが【守り】という事です。
作り出していく側の人間にとって、守りは一番危険な、堕落です。
このように、人生、長く生きていくと、人は色んな表情を見せます。
演者や、作者というように、生み出して行くタイプの人間と違い、逆の、守りになると
生き方が違ってしまいます。
誰が正しい、
誰が間違っているではないのです。
生き方が違ってきたのです。
それに対し、そのクリエイティブな生き方に、付いて来てくれる人が、いたということです。
私は子育てが終ったときに、人生を見直し、お互いに生きる道に違いが出たら。そこから
先の人生を見つけるべきと思います。
それは離婚だ何だということではなく、どうしたら人生を長く一緒に暮らせるかという事です。
北野武さんの事は、一般人には通じません。
しかし、人生、長く生きてきたら、色んな道の違いが生じます。
でも、人生って、色々あることを、認めながら、違った道を歩く事です。
これは、何度も言いますが、別れる話ではありません。
別れたくないからこそ、違う事を認め、互いの道を強要しないことです。
本当は人生共白髪まで、添い遂げたいものです。
しかし、そんな風に生きられる夫婦はごく一部。
何故でしょうか?
「人は変わる」と言う事を認めあわないからです。
若いころは、サラリーマンで活躍していた男性が、ある日突然、漁師になると宣言した話を聞きました。
もしかしたら、安定したサラリーマンの妻になったつもりの妻に取れば、裏切りになります。
でもクリエイターの立場になると、夫のハンターなる生活に、ついていけるのです。
と、いう事で、人は皆、人生それぞれですから、その変化についてきるかどうかなのです。
私も若い頃は、一日、一回、ネオンを見ないと落ち着かないところがありました。
それが今は、朝の目覚めは鳥の声で起される日々です。
人生は変わる。
人も変わる。
それを、認め合わないと、お互いの足並みが揃いません。
北野武さんは、200億円払っても離婚したかったと考えるのか?
逆に人生、お金が全てじゃないと考えるのか?
なにを大切にするかで人生変わってきます。
200億円貰うと、老後は安泰でしょう。
また、それだけの資産があると、小さな不安はないでしょう。
人生、お金じゃない。
だったら、何?
これが今後の課題です。
では今日はここまで。