「未来を知りたければ、後ろを振り向け、未来の答えは過去にある」
今日のテーマは、物事の正体について、頭で受け止めるか、心で受け止めるか?です。
私は夫婦問題のいざこざ?に日々取り組んでいます。
そこで、相談者は、夫からの口の攻撃、つまり暴言に恐怖心を覚え、私の所に相談を寄せられます。
私は そういう夫の内心が分かります。
妻を攻撃しながら、実はその本人の夫こそが、一番色々な事を恐れています。
だから、攻撃は最大の防御なりで、ご主人の攻撃は自分を守る為なのです。
ですから、中身はとっても、チキンハート。
この構図が分かるので 私にとれば、相談者のご主人なんて何も怖い事はありません。
だから、何も奥様は怖がる事はないと考えてます。
そういう私がアドバイスをしたら、みんな、私の事を強い人間だと思いがちですが、そうではありません。
ただ、未知の世界や、理解しがたい事は、私も怖いですが、ご主人の言動くらいは
何も怖くないのです。
何故なら、その真意を解っているから。
つまり、人間は知らない事は怖いのです。
そして相談者の「知らない」と言う事は、知識不足と言うより、「怖い物」と誤解をしているに過ぎません。
だから、その物の正体が分かれば、何も怖がる必要はありません。
例えば、私はお化けを信じてませんが、もしお化けが出たら怖いと思います。
何故なら 信じてないから、逆に、それが目の前に現れたら、想像を絶する事だから、そりゃあ、怖がると思うのですが、同じお化けでも、お化け屋敷のお化けは、さほど怖くないと思います。
それは そのお化けが偽物だからです。
本物のお化けは 私の中で、その存在すら信じていないので、もし現れたら、理解を超えて、パニックになると思います。
だから、お化け屋敷のお化けは所詮、作り物と言う事で、怖くて仕方がないと言う事はありません。(ま、急にドラマチックに登場されると、一瞬は怖がりますが)
そういう事で、私も人間ですから、怖いものはあります。
それはネズミと雷とジェットコースターです。
これは理屈なしで、嫌いだし、怖いです。
何故、そんなに怖いのかというと、その理由の分析をして、怖いのではなく、理屈無しで、怖いものは怖い。
これは、その中身の正体とかではなく、感情が怖がっていると言う事です。
だから、相談者が、夫の何が怖いのかと、言うと、夫を怒らすと離婚になるのではないか?と言う恐怖です。
「大丈夫ですよ、恐らくご主人は離婚を考えてはいないから」と説明をすると、そのご主人の心の構造は理解して下さるのですが、やはり妻は、夫を恐れています。
それは何故か?
つまり離婚になる条件を知らないからです。
これが揃わなければ、離婚にはならないという条件があるのです。
だから、ご主人がいくら、妻を脅かしたところで、そんなに簡単に離婚にはなりません。
でもね、それを理解してくれても、やはり、離婚と夫を恐れているのです。
つまり何を説明しても、「感情」で、物事を捉えているからです。
感情は説明が付きません。
しかし、ご主人のやっている事、つまり不倫は、世の中のルールに添ってないのです。
ルール違反はルール違反として対処すべきで、世の中から、処罰?されると考えるべきです。
それを妻が処罰すると思うから怖いのです。
妻が話し合いをするから、妻が裁判官のようになり、夫は逆らうのです。
しかし、ご主人が向き合わないといけないのは、「世の中の正しいルール」と、です。
妻と向き合って喧嘩をしている場合じゃないない。
妻も攻撃してくる夫を怖がっている場合じゃない。
この夫の攻撃は 昨日のコラムにも書きましたが、話のすり替えであり、責任転嫁なのです。
これが分かれば、そんなに夫の口の攻撃を怖がる必要はありませんが、本当の意味での攻撃、
つまり、肉体的な暴力をしてくる場合は、それこそ恐れないで、警察に通報してやればいい。
本当に困るのはご主人だし、何なら、社会的にも、会社からも抹殺されるかもしれません。
でもそれを恐れて妻もぐるになって夫の暴力を隠ぺいするようでは、妻も同罪です。
夫の不倫相手が会社の同僚の場合、会社にばれて一番困るのは、ご主人本人です。
それを、会社にばらされてはいけないという恐怖心があるから、妻のお前が会社に不倫の事などを密告すると、「俺は会社を辞めなくてはいけない」と妻を脅かしてきます。
そうなると生活費も入れられなくなるぞという、脅かしをしてきますが、その本心は「お願いだから、会社にだけは言わないで」という夫の恐怖です。
何なら、仕事を転職するとまでいう夫は、それほどまで、社内不倫がばれては、処分の対象になると言う事です。
だから、もし本当に転職を口にするご主人がいたら、本気で、仕事も家庭も捨てないといけないところまで、追い詰められているのかもしれません。
それは社内不倫が会社にばれて、すでに処分を言われているのかもしれない。
または、浮気相手から、もし、別れるなら、会社にパワハラで言ってやる、という風に
暗黙の脅かしを浮気相手からも、言われているかもしれない。
そんな風に、ご主人が、何等か仕事を変わると言ってくる場合は、自分も追いつめられているか、又は、仕事を辞めたら、給料も安くなるから、俺の事を頼りにするなという、家庭生活の放棄という場合もあります。
色んな可能性を考えていかないといけないので、1+1は2、という単純な答えだけではないのです。
でも、別に妻に頭を下げ、不倫をやめたら、そこまで追い詰められない訳ですから、これも夫次第なのです。
ま、口では簡単に不倫をやめたら、と言いますが実際はそんなかんたんな物じゃない。
そういう事をする為に、相談者と私が二人三脚で、取り組まないといけない時に、目に見えないものを、ただただ恐れているのでは、前に進めません。
その恐怖の正体と、夫の本音が分析出来れば、むやみに怖がる必要はない。
要するに、世の中のルールを踏み外したという分かりやすい、ルール違反を問いただしていかないといけない時に、妻が怖い、怖いと尻込みしていては手が焼ける。
問題を解決したいのに、感情が付いて行かない、というような話になると、それは感情に負けているだけ。
私も、もし大嫌いなネズミの集団の中に放り込まれたら、卒倒します。
でも、それは私の恐怖心の問題です。
あれだけ嫌っているネズミの集団に放り込もうとする、それが迷惑行為。
その迷惑行為をするやつは、そんな所に放り込む奴が悪いのです。
私なら、そんな奴、即刻警察に突き出してやる・・・・・
あ~あ、起きもしない事に 私は何を興奮してるんだろう。
貴女の恐怖心も、こんな感じで、怖がらなくていい事を、勝手に怖がっているだけです。
感情だけで動くとこんな事になります。
してはいけない事と、感情の話は別に切り離しましょう。
今日は、ゾワゾワするネズミにまつわる話を書いてしまい、自分でも、鳥肌が立っています。
だから、本当はミッキーマウスも嫌い。
なんで、こんな例えをしちゃったか・・・・・
あ~~~、気持ち悪っ!
では、今日はここまで。