物事にはテクニックが不可欠

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

物事にはテクニックが不可欠というテーマですが、こんな風にテクニックなどと書くと、何か作為的な、嫌~な感じがしますか?
そんな風に感じる方は、「まあ、そういわずに肩の力を抜いて」お読みくださるようお願いします。

私の友人でも、夫婦が上手く行くテクニックを持っているといいます。
ある意味、演技をして、女優をしています。
つまり本当の自分なんて、出していないのです。

それに反し、私の所に相談に来られる方は、「本音を言い合う事」が、夫婦の姿勢だと思っています。
もちろん、噓はいけませんので、本音で話すことができれば、それに越した事はありません。

でもね、ある意味、本音をぶつけあってきた結果、相談に来られているのではないですか?

それならば、少し、今度は角度を変えて考えて見る必要があります。

噓の演技はだめですが、人間は、相手をバカにしていたら、何となくでも伝わるようです。
夫と溝を埋めたいと必死で願いながら、本気で夫の意見に妻が本気で耳を貸さないのは何故なので笑?
その態度は、夫にも伝わります。
そういう意味では夫婦は映し鏡。

だからと言って、何でも本気で、誠実に本音を言い合えば伝わると思うのは大間違い。
時には、本気で飾り気がないという事は残酷に映ることもあります。

貴女の夫は、そんなに妻の本音を聞きたいと思っている人でしょうか?
また、その夫自身も自分の本音を全て言いたいと思っている人でしょうか?

本音をぶつけ合って、膿を出したら何でも分かり合えると思っていても、その核になる部分、
つまりその膿は、聞いたところで許せるものかどうか、解りません。
もしかしたら、聞いてしまったら、夫婦が終ってしまうという残酷な事実だってあります。

何でも真実だったら良いという事ではありません。

噓も方便。
時には、真実を言わずに、夫婦継続のために、そっとしておく事だってあるのです。

先に書きましたが 私の友人で仲のいい夫婦ほど、夫婦だからこそ、言わないで蓋をしている部分を持っているな、と感じます。
見ていても解るくらいですから、ある意味、隠せてないのでしょう。

赤の他人の私が、「あ、ここ、隠している」と感じるのですから夫婦だったら尚更、分かっている部分かもしれませんが、それでも、そっとしてある感じがします。

昔から、男性の前に出ると態度が変わる女性がいました。
こういう女性は、同性には嫌われ異性に好かれます。

そういう事を忌み嫌っていたのでは、青いという事でしょう。
大人になれ、とは、そういう事なのかもしれません。

もしかしたら、いい夫婦ほど、狸の化かし合いが上手な夫婦かもしれません。
現に 私の友人などは「私は女優よ」とばかりに、演技をしています。

男性って本当に鈍感か、大人なのか、解りませんが、私の友人は、タバコを吸います。
結婚して12年、バレずにいます。
もちろん、家の中では吸いませんが、外ではスパスパです。
それを旦那さんが知らないというのです。

これは余程の鈍感か、鼻が悪いか、どちらかです。
これくらい、徹底できたら、夫婦も長持ちするのかもしれません。

夫婦が長持ちするには、鈍感力と、相手の領域に踏み込まないという事だと思います。
何でも、さらけ出して、むき出しにすることがいいとは思わない。

ま、離婚をした私は夫婦の最後までを経験したことがないので、偉そうな事は言えません。

では、今日はここまで。

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村越真里子
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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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