後ろめたさ
よく相談者に「私のようなケースは離婚をした方がいいですか?」と聞かれます。
正直言って、これまでの私の見てきたケースで「離婚した方がいい」なんてケースは殆どありません。
でも、あえて言うならば、「今のままで、お互いが変わらないなら離婚しかない」という事もあります。
だから、最悪だと当人たちは考えていても、何か突破口を見い出したくて、当方の門を叩かれているので「このままでいい」とは考えてない方ばかりですので、ここはOK。
では何が問題なのでしょう?
それは、「変わろう」「変われる」と考えてはいるものの、「そこ?」という見当違いをしている方がいます。
これでは的を射た結果にはつながりません。
夫婦互いに望むことや、ここだけは譲れないという部分に、違いはあれど、やはり、お互いの希望と言う名の利害が一致したら、ここはラッキー。
特に感じるのは、もうだめかも?と深刻な問題を抱えている夫婦に限って、案外問題が単純なケースが多い。
それに反し、複雑な問題は、それ自身がわかり難く、一目瞭然といえず、薄っすらと広い問題のときがあります。要は解りにくいのです。
つまり、深刻だからこそ単純だと言えます。
要するに、深刻だといわれる問題は、それだけふり幅が大きくて、風向きが変わればコロッと、事態が好転する事がおおいのです。
だから心配しなくてもオッケーです。
深い悩みこそ、広くないので、原因解明は容易いので、まだまだ諦めてはいけません。
各者の問題を、ここに全部並べ立てる事はできませんが、悩みが深いほど、解決の可能性が高いと、希望を持ってくださいね。
では今日はここまで。