待つことの不安

村越真里子

村越真里子

テーマ:夫婦関係修復について

追いかけている方が楽なのだ。
何故なら、待つことの方が不安だから。

今日はこのテーマで、お話します。

兎角、夫を問い詰めたり、
妻が夫を縛る時、妻は自分のコントロール下に夫を置けるので、見届けられていると勘違いします。

規則は破られる為にあるとは、誰の言葉だったか、忘れたけれど、縛れば、その網の目から、すり抜けます。
いいとか、悪いの問題ではなく、浮気をした人間が、それをダメだとする人間に従おうという心理にはなりません。

本当は家族に背を向け、妻を裏切った直後に、妻の支配下にいる事を良しとしさるはずがない。

でも、一見、おとなしく従う振りをすれば、妻が安心するのです。
ここで言う安心とは、妻を安らかな気持ちにしたいと言う事ではなく、妻のご機嫌が悪くならないようにとの予防策でしかないのです。

そして、ここで一番、言いたい事は、ルールを決め、夫を管理下に置きたい妻ほど、一見、強く見えて不安症です。

不安だから、人任せに出来ない。
自分が見届けられないことは、不安で仕方がないのです。

もちろん、妻を裏切った夫とは、信頼関係を、無くした訳ですから、今すぐ信じることは難しい。
だからこそ、ルールを当てがい、その枠の中で過ごさせる事で安心したい気持ちはわかりますが、逆からみれば、妻を裏切ったばかりの夫が、妻に管理されたいと、思うはずがない。

しかし、妻の考えは、浮気はバレた段階で止めるものと決め付けています。

夫が、妻にバレたら一番先に思う事は、「どうしたら、この先バレずに、続けられるか」ですから、妻の管理に抗うと、続けていることがバレるので、抗わないと、いう作戦に出るのです。

言い換えれば、ルールを守りながらも、妻の欺く事は容易い事なのです。

つまり、妻が不安症が故のルール縛りである事を誰よりも夫が知っているからこそ、安心させる材料をばらまくのです。

そして何なら、夫の予定表すらも妻に渡し、スケジュール管理さえ、共有してうるかにみせ、予定をいかにもガラス張りの錯覚を与えます。

そして、予定は、前もって、予告し、その予定を妻に植え付けます。

これがイメージコントロールにとなるのです。

何らか約束させないと不安で仕方がない。
この焦りが裏を描かれる事になります。

そんな風に言うと、裏を描くとか、縛ると言う、夫と対立したいわけではないから、今ひとつ、村越のススメに違和感を覚えるかもしれませんが、あなたのしてることの方が、裏表があり過ぎる。
夫と対立したいわけではなく、本当は、夫婦をやり直したいと、こころの中で願っていても、口から付いて出る言葉は、夫を疑い、ルールで縛ることばかり。
それなのに、本当は、夫と仲良くしたいのだと言っても、言動が一致せず、夫こそ、あなたを信用できないと感じています。

貴方は不安があるから、じっとしてられないのです。だから、攻める事で、不安をうち消そうとする。
攻撃は最大の防御なり。

貴方が、ご主人を攻める事で、自分の不安を誤魔化す人が、夫と対峙したくないというのも支離滅裂です。

こういう風に、自分の気持ちを夫にぶつけるだけでは、相手にそれがどういう印象を与えているか?分からなくなっているのです。

「私の真意を分かってほしい」と言う前に貴方が自分の気持ちを知りません。

自分の気持ちがわからない人が、夫に分かってもらいたいては、無茶を言ってはいけません。
まずは、自分の気持ちの交通整理から、始めませんか?

では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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