浮気後の夫を信じるという事
千葉県、小学4年生の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡した事件で、傷害容疑で逮捕された父・勇一郎容疑者(41)と共謀したなどとして、同容疑で母のなぎさ容疑者を逮捕しました。
下に姉妹がいるそうで、可愛そうに思いますが、この母親を逮捕したのは、処罰の意味よりも、こういう事件の原因解明に役立てる為の逮捕と信じたい。
マスメディアの発表には、文字をそのまま読まない主義です。
初めに逮捕された父親の言い分「しつけのため」という文字を見るたびに、むしずが走ります。
これまでも、何度となく繰り返されるこうした事件では、たいてい親が「しつけ」と言えば良いと思っているかのように、異口同音、皆がしつけと言います。
これは当然、罪を逃れるための口実で有る事は分かりますが、こういう事が文字化されると、人の脳裏に焼き付けられるますし、中にはこういう事がまかり通るという風に自分への口実にする人を生み出してしまうと思いますので、嘘は書けなくても、犯人?の言い分を、あまり普通に文字にしないで欲しいと願っています。
こういう幼い子供に残虐な事をする人は、私が裁判官なら、極刑にしてやりたい。
法律さえなければ、私の手で「本当のしつけとは何か」を思い知らせてやりたい・・・・
何故なら、こんな風に「わが子に虐待」する父親って、たいてい無職であったり、中には不倫中であったりと、父親側に問題がある事が、殆どです。
当たり前のことかもしれませんが、ちゃんとした親なら、こんな横暴な事はしません、というか、出来ません。
私などは、孫ちゃんが、おいたをして、すまなそうに小さくなっているのを見ても、可愛くて仕方がない。ぎゅーってしたくなります。
大の男が、大人の力で、小さな女児をせっかんするなんて、恐怖でしかないでしょう。
今は、学校の先生の体罰問題も、どれだけ生徒が先生をはめようとあおっても、「体罰厳禁」の元に、先生の言い訳なんて許しません。
だから、どうか、いじめる側の勝手な口実なんて、取り合わずにいましょう。
ただ、ここからが 私が本当に言いたい事です。
私の所に相談に来られる方の望みは、みんなご主人との円満な関係修復を望んで来られます。
もちろん、どこの夫婦も仲良くしたくない夫婦はいませんが、夫婦仲の事を聞くと、ご主人にこれまで冷たくされてきて、絶対服従を強いられてきたと言います。
それでも、若い頃の、交際中の優しい夫の事が記憶にあるから、そういう時代に戻りたいという気持ちは分かりますが、夫婦の歴史が、今の仕上がりだとしたら、ご主人が変わってしまったというより、元々持っていたご主人の性格が、浮き彫りになってきたと言う事ですから、素のご主人が出てきたと言う事になります。
しかし恋愛中は、甲は盲目で、本当の夫の姿が見えてなかっただけなのです。
だから、素が本当の姿であるとしたら、その素のご主人とどうやったら、うまく付き合えるかという事が課題なのですが、その素のままのご主人は、横暴な自分勝手な人間です。
ですので、その自分勝手な部分さえなければ、仲良くしたいが、本当は夫が怖いから、夫に合わせているだけという構図が見えてきます。
正直言いますと、みんな、夫の根本は好きだけれど、今の夫は横暴で、勝手な夫は怖いというのです。
ただ、「夫が変わってくれたら」という前提であれば、残念ながら 「人の変わり待ち」などと言うのは、無理なのです。
だから昔の夫は好きだけど、今の夫は怖いと言うなら、時間が経過した分だけ、昔には戻れないと言う事をご理解頂きたい。
でも、結婚して何十年も経って、今更「好きだ、嫌いだ」という話をしているのではありません。
もっと、現実を目を開けてみて、今を受け止めるしかありません。
夫と本当は仲よくしたいと思いつつ、心の奥では夫が怖い・・・・・
こういう事では、本当に心の底から、夫と、うちとけられるはずがない。
でも、夫を変える事は出来なくても、その恐怖の正体を解明する事は出来ます。
そうしたら、逆らわないでいたら、夫のご機嫌が安定するというような、偽りの平和主義では、本当の夫婦の関係を築けません。
夫に逆らわなかったら、家庭が穏やか
夫の意見に絶対服従しておけば、夫婦は平和。
貴女もそういう一見、平和な、ごまかし生活からは、卒業したくて、このコラムをお読み頂いているとしたら、もう自分の本音に蓋をして生きるのは限界が来ているのではないですか?
自分の自己矛盾に気づく事で、随分視界は広がるでしょう。
私とは そういう出会いにしたいものですね。
では、今日はここまで。
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