後ろめたさ
2018年12月28~2019年1月5日まで
お休みをさせて頂きます。
今年も1年、コラムをお読み頂き、ありがとうございました。
また相談を寄せて頂いた方々には、改めて御礼申し上げます。
本年度も、あと5日で終わろうとしています。
皆様、今年の問題は、なるべく来年には持ち越したくないですね。
出来れば、除夜の鐘と共に、煩悩は捨て去りたいものです。
海外等は、新年を迎える事は、花火を飛ばしたり、カウントダウンをしたりして
何か、パーティー気分です。
しかし日本人の風習としては、新年を迎えるにあたり、今年の垢は今年中に落とし、
来年は、新たな自分になりたいと願い、初詣に出かけます。
そうです。ここが日本人の良いところです。
日本人にとって信念を迎えるという事は、心機一転、とても真面目に捉えています。
皆様の家庭や夫婦に起きた問題は、出来れば年内に片付け、新年は
悩みのない暮らしを・・・と望み、新たな一歩を踏み出したいと考えるのが
日本人の真面目なところです。
しかし、これは、不倫をする人たちにとっても同じ事で、自分たちの関係が
不適切であればあるほど、それを、ちゃんとしたものにしたいと思うのです。
ですから、とても善くない関係性であればあるほど、それを正当な形に
来年は持っていこうとするのは、その人たちにとっては 不倫も大真面目。
不倫をする人たちも年内で、何か区切りをつけて、来年は少しでも悩みから脱出したいと、除夜の鐘に願いを込め、初詣では、お賽銭箱に投げ銭をして、自分たちの不倫が成就することに手を合わせます。
家庭を守る家庭を持つ妻にとっては、溜まったもんじゃないですが、それぞれの立場には、それぞれの願いがあるのです。
不倫をする人達は、クリすマスで、思い出を作り、新年には新たなスタートを切れるように、神社に初詣に行きます。
こういう関係性を、本当は早く、終わらせたいと願うのは妻の願いでしょうけれど
ここまで年の瀬も押し迫れば、今すぐ何かをするというより、ご主人の動きを観察する事くらいで、留めておきましょう。
毎年は、互いの実家に行って、正月を過ごしていても、今年は何かしら、
家族と過ごさない正月が、1日あれば、その日が浮気相手との初詣かもしれません。
そういう予定が、夫にあるか、ないかで、ご主人の今年の願いが見えてきます。
この年末から、正月にかけて、自分の夫がどういう行動をするのか?
それを観察するだけでも、意味があります。
あ、あくまでも、観察ですよ。
監視になると、ご主人はそれを縦に取り、喧嘩を仕掛けてきたら、お正月もつまらないですからね。
今日、お伝えしたかった事は、我々には、新年が良い年でありますようにと願うのと同じで、不倫カップルだって、新年に「良い年でありますように」と、願うのです。
不倫は間違っていると断罪するだけでは夫が逃げていきます。
良いか悪いかの善悪の問題ではなく、人は立場立場で、願いはあるという事です。
こういう冷静な、観察力を持ち、善悪だけで結論は出せないという事を知りましょう。
ウン?自分の夫の行動がおかしいぞ!
クリすマスや連休がおかしいぞ!
お正月の予定が何か、不明確だぞ!
それらが感じ取れるだけで、貴女は随分成長した事になります。
それをもって、来年、不倫防止に取り組みましょう。
(って、いうかもう今年は間に合いません)
来年は、妻にとっても、問題解決が出来る年にしなくちゃね。
では、また。