夫の本音を知るには
早いもので、今年も、後一ヶ月で、折り返し地点です。こんな風に人生ってアッと言う間に過ぎるのかもしれません。
さて、今日は「虚と実」についてお話します。
当方に寄せられる相談の殆どが夫の浮気問題であることはこのコラムをお読み頂いている方はお分かりだと思いますが、妻からの相談が殆どです。
昔のガラケーの時代は、夫の携帯メールを、妻の携帯に自動転送をして殆ど、夫と浮気相手とのメールを見ることが出来ていました。
今は スマホになり、その発展系の形でラインを読む事が出来るようで、妻が夫の浮気のやり取りをライブで
把握していると言う事は、多々あります。
そんなのを、私も相談者から、保存したファイルで見せていただくと、そこにはエロチックなやり取りしかありません。
ラインのやり取りも、次に繋げる為の、前振りでしかなく、実際は会えるための、前段階でしかありません。
と、言う事は異性と「会う」事が、ゴールであり、会うためにコンタクトとしてラインを交わしているのは
「つながりの継続」なのです。
これをお読みの方にお聞きしますが、ご主人と浮気相手とのメール等、やり取りを見たことはありますか?
確かに、夫のラインを見る事は、決して褒められた事ではなく、後ろめたい行為です。
でもね、夫が浮気をしている場合は 事実確認だと考え、何か少しでも情報を得る事はしないといけません。
だから、メールを見るか、見ないのかは横においておいて、証拠が必要なのは最初から、何も変わらないのでここは、覚悟を決めて、むしろご主人と女性とのやり取りは見ておいた方が焼くに立ちます。
そんな中、たいてい目にするのは、浮気相手との生々しいやり取りには、ショックを受けるものです。
でも、そのやり取りの中で、夫の求めているものがクッキリ浮かび出ます。
妻の知らなかった夫の顔。
妻には言わない、ザレごと。
そこには、うんざりするくらいのエロティックなやり取りが綴られています。
そんな面があるとは知らなかったとばかりにショックを受けるのは仕方がないのですが、ここで、ショックと言っているだけではいけません。
夫は、何故、そんなエロティックな事を他人という女性とするのか、となると、それが浮気なのです。
正直、そのラインをファイルにして、見せて貰う事はあるのですが、あまり気分のいい内容ではありません。
でも、こんなに不倫って、人をこんなにさせるのか?と言うくらい、エロティックで、馬鹿なやり取りです。
妻は浮気する二人が、心と心で通じ合っている、命の恋(古いな~♪)の様に感じていますが、実は
このやり取りは、まるで二人が会うための、前夜祭のような会話。
だから ラインの中には、たいした内容は書かれておらず、何か性的な事を書いて、明日を楽しみにしているというメッセージしか書かれてないのです。
心配しなくても大丈夫。
ご主人はアニマルと化して、「ソレ」しか考えておらず、将来の夢や、老後の事もなく、ただ単に、浮気の予定や、今度会えば、何する、かにする、しか、書かれていません。
そこには「人生」等はなく、「それを連想させる事」ばかりの会話になっています。
しかしこれを妻が読んだ場合、嘆きたい気持ちは分りますが、だからと言って、浮気する二人の付き合いの
中身がクダラナイとは言えないのです。
私は夫婦においてセックスが一番とは思いませんが、多くの相談を受けているうちに、「それを男性はどれほど求めているか」を知りました。
夫婦の気持ちをあわせたいという妻がいます。その妻の夫が求める事が、「心を合わせるとは?」と、問うた場合、「それを好む夫」と結婚したのに、それすらもないなら、そりゃ夫婦仲も益々悪化するはす。
貴女の夫は、アニマルと化してます。
そのアニマルは、会話の前にボディーランゲージが大切だと考える人ならそれを没収した場合、そこの穴埋めは必要です。
貴女からしたら、下品で、くだらないラインのやりとりでも、不倫する二人は、そのくだらなさが必要だと言う事を知りましょう。特に男性って、妻を女性としてみてくれているのですから、ありがたい話です。
そして、それは、男性には生理現象があり、その解消の為、妻を女性として感じないと死活問題なのです。
今日のテーマは、「虚と実」
夫には、妻という存在が時としてセクシーな対象である事は不可欠なのです。
でも、子育てや、夫婦の揉め事で、そういうことが段々なくなりますが、夫は依然として雄の生理現象はある訳です。
しかし、妻は「籍」という制度に守られた、存在です。これが虚です。
それにくらべ、浮気はリアルであり、そこには「実」が存在します。
浮気相手とはリアルであり、ある意味、二人のパイプとなっているつながり・・・・
それを連想させる会話は、ラインの中にあります。
「何だ、セックスだだけじゃないか」と馬鹿にする前に、「そのセックスさえもない」と言う事に気づきましょう。
フランスじゃないけれど、結婚も事実婚も同じなのです。
では今日はこれまで