「未来を知りたければ、後ろを振り向け、未来の答えは過去にある」
当方へ相談を寄せて下さる方にも色んなタイプがいらっしゃいます。
お話を聞いてください・・・という自分の胸の内を話したい方。
そういう方は、「今日はお話を聞いてもらいすっきりしました」とお帰りになります。
正直言って、ありがたい話ですが、話しを聞いてもらって満足と言うなら 私でなくてもいいのに、「話しただけで何かが変わるの?」と逆に私にモヤモヤ感が残ります。
そうかと言えば、私のコラムを隅から隅まで読んで、私も忘れてしまった事まで、分ってくださっているのに、いざとなると何も具体的なことが書かれてないことに気づいてお電話くださる方。
カウンセラーめぐりをして、まるでジプシーのように彷徨っている人は例えば心理カウンセラーや、離婚カウンセラー、または弁護士、探偵。そういう色んな相談所めぐりをして、知識は得ても、結局まとめきれず、訳が分らなくなり、なすすべないと失望している方。
こういう方が、ある意味、耳年増になっていて、自分で結論を出してしまっている人がいます。
独りであせって、いろんな窓口に行き、自分の理想を叶えてくれる答えじゃないと、独りで諦めて
なすすべがないと、肩を落として帰られた話しをされる方もいます。
一番手を焼くのが、色んなところ色んな所に相談しすぎて、疲弊して、心が着いていかない方・・・・・
こういう方は何を言っても、人のアドバイスを受け入れる余裕を失くしています。
そこで最後の砦と、私のコラムを見つけてくださっても、その時はもう疲れてしまって、何を聞いても心が動かなくなっている人がいるのを、「何も解決策がない」と勘違いしてしまうのです。
これをひとり相撲と言います。
そうなんです。
ひとり相撲をする人は、ある意味頑固です。
自分の狭い考えと少ない経験の範囲の中だけで、問題を捉え、そこで対策がないと決め付けてしまっているのです。
そもそも、他の相談所、弁護士やカウンセラーの言った事を、一度リセットしないと、「あれもだめ、これもだめ」と自分で勝手に、答えを狭めて、その範囲に当てはまらないからと諦めてしまっていますが、そもそも他所の先生方の告げた答えが、正解か、どうかなのです。
その答えが相談者の意に沿わないものなら、もしかしたら、相談した場所が間違っていたのかもしれません。
それなのに、相談で得た結果を消去法で取り除き、それ以外の答えはないかと、答えの範囲を自分で狭めてしまっています。
そこで、今度は、暗闇の中で、数ミリの抜け穴を探すという、自分で自分の道を勝手に狭くしてしまっています。
ここに気づかず、やはり、あれば駄目、これも駄目と自分で自分の首を絞めてしまっている事で自分で苦しんでいるのです。
解決策がないのではなく、適所に相談せず、回り道をしたから、道を見失っているだけなのです。
道がないのではなく、自分で間違った道を歩いて疲れているだけなのです。
私はお電話でお話していても、その人がどういうタイプか見えます。(美輪明広さんじゃないけど・・・)
可愛そうだな~と思います。
人に相談をしながら、結局自分で答えを決めているんだから、もったいない話です。
でもね、これは仕方がないのです。
その方が、自分に対して、本当の答えを言ってくれる所に相談せず、諦めろ的なことばかりを言われるところに行き過ぎたら、疲れるのは当たり前です。
貴女の問題に解決の道がないのではなく、貴女が相談したところは、元々貴女の問題に応えてくれるところじゃなかっただけなのです。
それならば、また、リセットして、出直せばいいだけなのに回り道をしているから、体力も気力も失ってしまっただけなのです。
惜しいな~
悔しいな~
道がないのではなく
道を間違えただけなのに。
もったいないな~。
浮気問題は表面に現れる現象は、殆どどこの夫婦にも同じような結果が現れます。
夫が不機嫌になり、独りになりたいとか、離れて暮らしたいと別居を言い出したり、中にはいきなり離婚を言い出す最悪のケースとか・・・・
相談者にとっては、人生初の事で、心臓が破裂しそうな事であっても、「浮気の辿る道」という見方をすると、ある意味、ありきたりな道ですから、私にとれば山盛り見てきた「よくある事」ばかりなのです。
ただ夫婦の職業、夫の立場や地位、またお互い夫婦の性格、それらが色んな解決策に違いを作ります。
もっと言えば、そこに浮気相手のタイプによって、独身か、既婚者か?同僚か?水商売か?独り暮らしか?バツ一か、実家がきちんとした家か?親の意見を聞く娘か?
そんな色んな条件が織り成す人間模様も考えないとその不倫が簡単に終るものか、終らないものか分りません。
そういう、浮気の舞台に登場する人物の背景や環境が今後の結果に対して大きい差を作ります。
しかし、相談者が当方へのお電話での開口一番は単純な言い方をされるのです。
「夫の浮気を終らせたいがどうしたらいいか」というある種シンプルです。
中にはユーモアのある相談者は、電話を掛けた理由は分るでしょうとばかりに「ご他聞に漏れず浮気です」とおっしゃいます。
もちろん、私の所にお電話下さる方の8割がたが夫の浮気ですから、当然なのですが、まるで「皆様おなじみの夫の浮気です」という言い方に笑ってしまう事があります。
そうです。表に表れる症状はよくにていても、解決策は同じではありません。
そういう話を丁寧に聞いてくれるところでないと、その人に合ったパーソナルなアドバイスは出来ません。
そこまでの話しをしないと本当の解決策にはなりませんが、先に述べたように、沢山の相談者を巡ってきた人は、疲れてしまって自分で勝手に結論を出しています。
惜しいな~
もったいないな~
貴女が相談したところは、本当は離婚を回避するところではなく、
実は離婚を商売にしているところなのですから
貴女が望んだ答えを言ってもらえるはずがない。
それを理解せず、「もう道はないんですね」と私に失望感を話されます。
疲弊しているのは分りますが、私は愚痴を聞くところではありません。
私が聞くのは、夫の浮気という、「バックグラウンド」を聞かせて欲しいのです。
そこから解決策を見い出すのが、私の役目です。
その私に、「他所に相談したけど駄目だった話」をするだけなら・・・・・
勿体無いな~。
自分で相談場所を間違い、自分で自分の道を狭くして、失望しても、そもそもが間違っているのだから。
きっと、貴女の解決の道はあるはずです。
でもたった、ひとつ、離婚回避をできなくなる理由は・・・
夫の浮気を野放しにする事です。
だから、甘えや愚痴を言うだけでは何も解決しませんが、夫の浮気を放置したくないという勇気のあるは
私は大好きです。
夫の浮気を指をくわえて見ているだけでは、離婚になる可能性は膨らみます。
誰も一生離婚もしないような断言は出来ないです。
でも、ただ一つ、何もしなければ、離婚になる可能性は膨らむと断言できます。
放置した時間が長ければ長いほど、離婚を回避できる道は少なくなります。
誰の人生も、誰も保障はしてくれない。それを切り開くには自分だけです。
早いうちに、駄目もとでも頑張ろうという人には、それだけのご褒美はあるでしょう。
努力した人と、しなかった人が、同じ結果なわけはない。
人生ってそんなものです。
今までは貴女の夫が貴女を守ってくれていました。
でも、これからは貴女を守るのは自分自身の勇気しかないのです。
しかし、私はそういう人の伴走をしますよ。
人生は怖がるだけでは何も変わりません。
小心者と臆病者の違いは人生に違う結果を齎します。
小心者と臆病者
最後の勇気をふるい立たせる人なら寄っといで♪。私は応援しますよ。
では、今日はここまで。