浮気後の夫を信じるという事
いかん、いかん、昨日は離婚すべきか?否か?のテーマに、話が脱線してしまい、答えには全然至らなかったことをお詫びします。
今日は、横道にそれないうちに、答えを言っておきます。
まず、結論から言うと、離婚をすべきか、踏みとどまるべきか?
これは、無理くり決める必要はないと言う事です。
ものごとって、決まるときには、決めなくても決まるのです。
ある程度の方向性って必要だとは思いますが、自分の意に沿わない答えを出す必要はないということです。
つまり離婚か、否かと言う事は、もの事の「条件」で決めようとしていると言う事です。
ちょっと話が反れますが(昨日も反れたのに、また反れるんか~い)考えてみて欲しいのです。
若い頃は、出会いがあって、色んな人と付き合って、別れもあって・・・人生って色々あります。
でも、色んな希望が叶って行った事って、割と自然とその方向に向かっている事が多いのです。
例えば、結婚を決めるときには、そんなに大きな決意が要ったかどうかです。
どれだけ好きな人で、どれだけ結婚することを願っても、縁が無い人とは、結婚を決める段階から、何か問題ばかりが発生します。
または、一緒になったとしても本当に縁がない人は結婚後も争いが絶えません。
私の相談業の経験上、本当に相性が合わない相手とは、3年以内には別れが来ます(*真理ちゃん調べ)
だから逆に言うと、3年以上持った夫婦は、相性も悪くないと思うのです。
そういう意味では、縁のある人とは結婚へのレールが引かれていて、そんなに苦労なく結婚へ向かいます。縁とはそういうものです。
なので、離婚も無理くりに決意をしたり気持ちをそこに持っていかなくても、離婚という事の縁を持っている人は、それほどの苦労がなくそこに道が出来ます。
○○だから離婚をしたほうがいいのか?という段階では、気持ちがそこに行ってないということで、とりまく条件で離婚を決めようとしていると言う事になると思うのです。
でも一つ言うならば、今の状況が苦しいから、いっそ離婚しちゃったほうが、楽になれるのではという「逃れ論」なのです。
しかし、こうして逃れたいという人は、やはり夫を愛しているから、現状が苦しくって受け止められないということです。
そういう人の場合は、別れる時も、自分の気持ちを断ち切らないといけませんので、普通の別れより倍ほど、気持ちを奮い立たせないといけないので、そこでは泣く泣くの決意になります。
つまり、人間って、もの事を決めるときは、もう少しドライになれているはずですが、こうして自分の気持ちに鞭打って、決断するというのは、これを苦渋の選択となるのです。
これは 泣く泣くと書いたように、とてもウエットな状態で、ドライを枯れ木と例えるなら、ウェットは、生木です。
枯れ木と生木、どちらを割く方が、苦労をするかは、考えなくても分ることです。
こうして、自分の気持ちに逆らって無理くりな決意をする事は、何でも上手くいきません。
本当に離婚すべき夫婦は、もう少し自然な形で離婚が決まります。
だから、「浮気を繰り返し、反省もしない夫とは離婚したほうがいいでしょうか?」という質問をする妻は、「これだけのことをされても、夫と離婚をしたくない」というのが本音と言う事です。
この自分の本音に逆らって離婚の道を選ばずとも本当に離婚をしたほうがいいという夫婦は、もう少し自然と、そういう道を歩み出します。
でも、例えば夫が子供に暴力を振るったり、夫からモラハラを受けている妻ほど、離婚を望んでないないという傾向があります。
本当は、こんな夫ほど離婚をすべきですが、それには妻は気づいていません。いや、離婚が怖いのだと思います。
こんな風に、苦しみの中にあると、正常な判断が出来なくなるというのが、夫婦問題の特徴ですが、自分の本音に逆らって判断をしようとすることが、土台無理と言う事で、結論からいうと・・・
無理は無理と言う事です。
まだ、自分の気持ちが分らないという人は、分るまで待てばいいと思います。
本当に離婚したほうがベストな相手とは、もう少し自然な形で、道が開かれていきますから、急ぐ必要はない。
意に沿わない無理な決断はしなくていい、これが私の言いたかったことです。
では今日はここまで。