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村越真里子

夫婦の問題を解決するプロ

村越真里子(むらこしまりこ)

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コラム

離婚すべきか?否か?Vol.1

よく相談者から離婚するべきか?したほうがいいのか?と聞かれます。
この事に答える前に、まずそれを他人に聞いて答えが出るか、どうかです。
よく、人に質問をする段階で 自分では答えが決まっているといいます。
でも、こうして質問をする人は、経験をしたことのない事への判断材料がないため、
多くの事例を見てきたプロの意見を聞きたいというのが 実際のところだと思います。
例えば、ですが、私が子育てをしているときに、子供を歯医者に連れていくのに苦労をしました。
私の次男は、保育園の頃からとても怖がりで、散発屋の椅子に座らせても、目を離したすきにすぐに
脱走する怖がりでした。
反面、私の友人の娘で、小学生の頃から、歯医者に行くのが好きで、あの「キーン」という機械音と
あの痛みが大好きだという子がいました。ここは私も共感はできませんが、とにかく変わった娘さんでした。
人間って痛みに強い人もいれば、少しの苦痛も苦手だという人もいます。
人生において同じ苦しみでも、耐えられる人もいれば、問題に直面したら避けて逃げての人もいます。
私の子供の頃、近所に老夫婦がいて、よく夫婦喧嘩をしていました。おばちゃんなんて、口を開けば
おっちゃんの悪口ばかりで、井戸端会議ではいつも「別れる、別れる」というのが口癖でした。
しかし、私が記憶している時代のそのおばちゃんは70歳くらいまでは結局離婚していなかったと思います。
反面 私の友人でおしどり夫婦がいました。
その夫婦とか家族旅行も一緒に行って、仲のいい夫婦だと思っていましたが、急に知らせが入ったときには離婚をした後でした。
こんな風に、日ごろから別れる別れるといっている人ほど別れないし、別れる人はごちゃごちゃ言わずにスッと決めて別れます。
人に相談する人とか、いつも口に出して言っている人ほど、覚悟がないから言っているので、自分で決められる人は、自分で決断するのです。
しかし、そんな事を言うと 私のような仕事は要らなくなるわけで、実も蓋もなくなるのです。
ここで何をいいたいかと言うと、人の苦痛で人それぞれですから 何が嫌で何が許せないかは人の価値観次第なのです。
各言う私も離婚はする気はなく、長年ずっと・・・・あれほど耐えて来たのに、ある日突然、離婚の振り子に気持ちが大きく揺れた瞬間がありました。
家に生活費を入れなくても、家に帰ってこなくても、あれほど注意していたのに飲酒運転で事故をした時も離婚という文字は頭になかったのに、ある日突然、離婚を意識したのが、下記です。
猫の病気・・・・・(18年飼った愛猫、ミューちゃん)
その頃、元夫は働いておらず、生活費は入れていませんでしたが、何か自分のたばこ銭くらいは稼いでいたようです。
そんな時、ミューが野良猫に首を噛まれて、首周りが化膿して瀕死の状態でした。
内にはお金がなかったけれど、5千円だけでもあれば動物病院の先生は診てくれるというので、
何とかお金を工面して、病院に連れて行きたいと懇願した時の元夫の言葉は
「動物の寿命や」と言い放ったのです。
もちろん高齢でしたが、少しでも長生きをさせてやりたい。
人間は、痛い、辛いは言えますが、もの言わぬ猫だからこそ、飼い主の私達が、最善の場所で亡くならせてやりたいと思いました。その貧乏な時の出費は痛手ですが、ミューの痛みに比べたら・・・・
そんな時に確か、犬畜生という言い方をしたように記憶しています。飼い猫に対しての扱いはこういう考えをするのか、と怒りが収まりませんでした。
私の中でピンという糸が切れる音がしたのを覚えています。
その時に初めて離婚と言う言葉が頭に浮かんだと思います。
もちろん、そこから月日は流れ、ミューは居なくなって、恐らくどこかで死んだのだと思います。
飼い主には最後の姿を見せないという,あれです。だから結局はその猫の事が理由で離婚をしたわけではありません。
でも、その猫を通して、元夫の、いざと言うときの姿勢を見た気がします。
しかし、これには後日談があります。
結局、数年後に離婚をする手続きに、別居中の元夫が一人暮らしをしているところに行きました。
その時の元夫は、別の猫と一緒に暮らしていました。
私が尋ねて行った時に、ちょうど餌をやる時間だったのですが、とても愛おしそうに可愛がっていました。
元々、元夫はミューを文字通り猫可愛がりをしていましたので、動物に薄情な人ではありません。
でも、人間は貧すりゃ鈍す、で、自分に余裕がなければ、猫にすら優しくしてあげられないのだと思いました。まるでミューちゃんの代わりかと言うくらい、そこでは罪滅ぼしをしていたのだと感じました。
人間の誠意って、人に強要されて出せるものではないのです。
自分で本当に罪を感じないと、反省は出来ないのです。

私は今の仕事で多くの妻と出会います。
倫活夫に苦しみ、何とか解決しようと頑張ってこられた妻と話をさせてもらいます。
でも、そこで感じるのは「誠意を強要」という「強さ」ばかりです。
本当は、夫の倫活は悲しくって、辛くって・・・と言う事でしょうけれど、それを表現するときに
妻の「強さ」でしか表せない人がいます。
夫を罰することでしか解決方法を知らない人がいます。
でも本当の妻の心の中は、悲しみでいっぱいなのに、責めるという攻撃方法しか知りません。
そんな風に責めて、責めて、そしてペナルティーばかりを押し付けて・・・・・
その結果、もう夫婦の関係はごちゃごちゃになって・・・・
もう一度、何とかしたいけれど、どうしたらいいかと相談に来られます。
そして、今から先は 夫に嫌われたくないから、平和的な方法を教えてくれと言われます。
色々な対策をお教えするのですが、「そんな事をしたら、益々夫に嫌われます」と言われます。
いやいやいや、順番が逆。
この村越の提言で嫌われるのではなく、先に嫌われる方法をやりつくしていると言う事です。
その嫌われる方法をやった後で、何とか夫婦が上手く行くには?と願われますが、順番が逆。
そんなに嫌われるのを避けたいなら、最初の攻撃が間違っていると言う事なのです。
では、何故そんな風になってしまうのか?
私は相談者の妻によく質問をするのですが、「今、ご主人が浮気をしていて、それに対する感情はどういう感情ですか?」と聞くのです。
辛さ、悲しさ、嘆き、失望、不安・・・色々あります。
本当に夫を愛していて、信頼をしきっていた妻なら、落胆と不安と悲しみでしょう。
その妻の性格によるところが大きいのですが元々気の強い妻だと、「怒り」の気持ちが強くなります。
気が強いから、夫の浮気には、二度とするなよ、と強気で約束をさせてしまい、何ならお小遣いを減額させるというペナルティーばかりになります。
こうして、「脅かし」ばかりの方法になると、二度と妻には寄り付かなくなります。
変な話、自分を脅かす存在に、フレンドリーな感情は持てるでしょうか?
つまり、怒りの感情が先に出る妻は失敗しやすいのです。
だからと言って、倫活夫を甘やかしてはいけないことには変わりはありませんが、脅かすのは最後でいいのです。
最初は、友好関係を結ぶように見せかけて、本当は妻は用心しているというくらいの方がいいのです。
政治の外交と同じです。
舐められたらいけないし、こちらの立場で、こちらの要求を通さないといけないのですが、喧嘩腰では、相手も身構えます。
敵対する関係には、友好条約は結べません。
それなのに、夫婦の問題においては、最初から敵国?とみなし、ペナルティーばかりを先に言っちゃうと、相手は引いてしまうのです。
だから、今後の対策は?と相談に来られる相談者は、今後のやり方で夫が引き潮になるのではなく、その前にすでに引き潮状態にさせたから 相談に来られているという自覚は必要です。
そういう夫婦の関係を読む・・・・・
どうしようもなくなってから、相談にくるのではなく、せめてもの夫婦の立ち位置を学べば、間違いは少なくて済みます。
夫の浮気に対して、悲しみよりも怒りが先にたつ人は、ちょっと、感情のコントロールを学ぶ必要があります。
これからは そういう事をお伝えできれば、と私も日々勉強中です。
皆様も、日々学んでいきましょう。
追記:私の元夫との離婚は猫がきっかけではありませんが、当時の私も幼かったので、猫も愛せない元夫に、失望しました。でも今は元夫も辛かっただろうな、と理解してます。自分の愛猫を寿命と言う言葉で見捨てないと仕方がないというくらい、自分の甲斐性の無さを自虐的に言っていたと言う事は今なら理解できます。これは私が学んで大きくなったからです。身体も肥満になりましたが(笑)
自分が大きくなると、人の事が理解できるし、許せるようにもなります。
決して浮気を許せといっているのではありません。
でも、その中に含まれる本質が見えたら、随分と気持ちが切り替わることをお伝えしておきます。
学びは大事ですよ。次回、また離婚すべきか?否か?について書いていきますね。
では今日はここまで。

まとめ
[[夫婦修復の大前提と根幹http://mbp-osaka.com/fu-fu-all-ok/column/31334/]]
小心者と臆病者
浮気を止めさせる為のセオリー

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