不倫保険?
今日は 特別なお知らせがあります。
実は、まもなく当方は、カウンセリングをしばらくお休みさせて頂きます。
でもこの仕事を止めるのではなく、更なるステップに向けて、個別相談と言う形を見直す事に致しました。
と、いうのも、実際の所、、私一人では中々、手がいっぱいになってきて、皆様に充分なカウンセリングが行き届かなくなってしまうことを懸念し、少し、対応の形を変えざるを得なくなってまいりました。
今のところはまだ、問題なく進んではいて、どなたにもご迷惑をお掛けすることないのですが、それがいつまでも続くという保障がない為、今のうちに、カウンセリングという個別相談の形をとりあえず
一旦、お休みさせて頂きます。
ではこれがいつまでかと言いますと、またカウンセリングの形に戻す時期があるかどうかは、未定です。
ホームページにもそのようなお知らせはする予定ですが、その準備が整いましたら、予告なくカウンセリング終了となる事になるかと思いますが、とりあえず、このマイベストプロのコラムをお読みいただいている方々には、先にお知らせさせて頂くべく、今日のコラムと致します。
と、いうわけでお電話を頂いたとしても、対応させて頂かない事もあろうかと思いますが、どうかお許し下さいませ。
そこで、今日は「形があるものは変わる」という事を少し、書かせて頂きます。
私のところに相談に来られた方で、今も年賀状から、お子様のお写真、暑中見舞いなどもまめに下さる方もいれば、なしのつぶての方もいらっしゃいます。
もちろん、私のような職業の人間とは早く縁が切れて、幸せな夫婦になっていただくことが私の願いですから、「便りがないのは無事の知らせ」と言いますから、それはまったく問題ないのですが、実は相談をした後、何の反応もないまま、急に2年後くらいに、電話が来て、「お久しぶりです」という訳です。
私の職業柄、相談は受けても、その後の様子がどんなに心配になっても、こちらから連絡をすることは絶対にありません。
何故なら、万一連絡を入れ、その時に回りに誰がいるか分からない環境に向け、お電話を入れることは出来ません。
だから、深刻な相談の時、アドバイスをしてお帰りいただいたものの、ずーっと心の中に、気になる置き土産のような気持ちで、その後の経過を心配しています。
そんな中、急にお電話を頂く方は、何かあった方ばかりです。
つまり、上手くいっていれば、そんな急なお電話でなく、恐らくお手紙か、何かの形になるとは思います、
それなのに、というか、それだからこそと、言うか、その電話の向こうの声は それほど楽天的な声ではございません。
お電話を頂くその殆どの方の声は、一様にくぐもっています。
そしておっしゃる事はたいてい同じ内容・・・・・・
「ご主人と離婚になった」か「ご主人が家を出て行ってしまった」なのです。
しかもどういう訳か、当方にご相談を頂いた2年後なのです。
この理由は、恐らく当方に相談に見えたときは、たいてい夫の言動に異変を感じ、どうしたらいいかという相談です。
その時には、妻である相談者も、夫の不倫を知って、うろたえて相談に来られます。
でも、妻が気づくということは、まだ夫の不倫が目に見えて分かりやすかった時期だと思うのです。
だからこそ妻の分かることとなりご相談に来られるのですが、私のアドバイスには、共鳴をして下さらなかったのか、または、解決の為のアクションを教えて貰いに来たのではなく、お話を聞いて貰いたかっただけと言うことが、分かります。
そんな中、具体的な事を私に言われ、怖気づいてしまったと言うことだと思うのです。
要するに、誰も解決を望まない人はいません。
たとえ8640円にしろ、中には東京からもお越しいただく方もあり、それなりの費用を負担されて相談に来られているのですが、実は相談者の方は 私に夫婦仲は大丈夫だと言ってもらいたくお越しになる方や、アクションを起こすとは言え、実際はそういう気持ちがない自分に気づかれます。
そういうことで、当方に来られた段階で、もっと本当は、夫から女性を引き離すには、誰も手を汚さず、
相手の女性が自然消滅のように自ら身を引いてくれる、特効薬はないか?と聞きに来られているのです。
しかし、実際は、何も、誰にも分からないように・・・と言うのは、あまりにもむしがいいとはいいませんが、そんな特効薬や、特攻策があれば、私はとっくにノーベル賞を取っているでしょう。
人間界に起きる人間が起こす問題は、とてもベタです。
どんな時代でも、どれだけ文明が進んでも男女の起こす問題は、古今東西、同じです。
しかし、夫婦のタイプの組み合わせや環境、背景が違えば、その対策には、若干の違いはあります。 私の役目は、過去の相談で得た、方程式をある程度参考にし、その人に応じたパーソナルな手は打っていかないといけないので、どのタイプの問題かを分析することから始まります。
ただ、私のところに来られて、何かしらの解決策を私が告げ、そのまま、特に何という報告がない場合は、無事上手くいっているのか、または私の回答が、意に沿わなかったと解釈します。
そういう方が、たいてい2年後に連絡をしてこられ、「あのときに先生の言うことを聞いて折ればよかった」という事を言われます。
それでも、中には 駄目は駄目なりに慰謝料を、夫からぶん取って、離婚をしたという勇ましい報告はありますが、音信普通だった方に限って、「何も貰わないまま離婚になった」という連絡を下さいます。
そうです、私のアドバイスがもうひとつ、ぴんとこなかったか、的を得てないと感じた方が、後者のほうの結論を言われることが多く、それはなぜかと調べてみました。
今、なんとなくそういう方々のことを思い出すと、たいてい共通点があるのです。
それは夫の浮気を疑い、夫に問い詰め、最悪な関係に陥ったといって、どうしたらいいかという相談内容です。
そういう方は、自分が夫に問い詰めたり、夫に優しくしてこなかった生活を反省されます。
だけど、そういう反省を伝えられないジレンマで、どうしたらいいかという相談ですが、この場合、夫の浮気を妻のせいに考えているということです。
つまり妻の生活態度が悪いとか、妻が優しくしなかったとか、とにかく浮気の原因を妻のせいに感じている場合に、「じゃ、妻が色々改めたらいいのね、では何をどうしたら?」という質問になりがちですが、実際に浮気が始まってしまっている場合は今更、やさしくしても、それと新しい相手とは違うということになります。
だから、これからどんな風に夫に接したらいいかとか?どんな風に反省を伝えたらいいか?というノウハウをお聞きになりますが、妻が思っているのは夫が浮気を始めた原因の話です。
でも浮気はすでに起きてしまっていて、それを止めさせるのは 始まった原因に戻ればいいかというと
そうではありません。
夫が他の女性へ余所見をしたのは、確かに家庭の中で、面白くなかったということもあるでしょう。
でも、だからと言って、今更、家庭を面白く・・・・なんて取って付けたようなことをしても意味ないのです。
つまり始まる原因と、終らせる算段とはまったく別問題なのです。
決してよくないことをご主人がしてしまった負い目はあると思います。
でも、問題はどんどん成長するのです。
今、ご主人が望んでいることは、どうやったら不倫を続けられるか、これで頭がいっぱいです。
そこに妻がどうしたら、離婚をせずにすむかと夫にすがれば、「おとなしくしていろ」という話になるのです。
だけど妻である相談者は、夫に優しくしなかったから、浮気をしたと夫から聞かされたり、自分でそうんな風に考えると、今からは夫に優しくしなくっちゃという考え方になります。
では 今からやさしくするとどうなりますか?
夫に何も言わない、優しい妻に感謝しつつ、不倫に益々のめりこむのです。
いいですか・・・・これまでのつまん言動が間違っていたことは分かります。
妻こそ、逆切れしたりして夫と対立していたのでしょう。
その結果、夫とは溝が出来てしまったから、その閉塞感に耐えられなくって、当方に起こしになったということは分かります。
コミュニケーションが夫とは通わなくなったのでしょう。
だからこそ、これからは夫に益々逆らえなくなって、優しい言葉使いをしなくっちゃ、と思って当方に相談に来られたら、当方の答えはちょっと違っていて、やはり自分自身で、思うようにしよう、と考えられるようです。
こういう方の特徴は 相談中に、夫の不倫を否定するのです。
そもそもは夫の不倫を疑い、夫とバトルして、万策尽きて当方に来たはずなのに、当方がご主人への不倫の根拠を聞けば聞くほど、否定をされるのです。
そこでご自身もハッと気づかれるのです。
「私は夫の不倫を村越先生に否定して貰いたかったのかも?」ということに突き当たります。
もしくは、否定してほしいとまでは言わなくても、「それはそれとして夫とぶつかるのではなく
ウルトラC級の、考えもつかなかった方法を教えて欲しいと」と思っている自分に気づきます。
そうした方が、2年ほどしたら、お電話を下さり「あのときの先生のいうとおりの結果になりました」と、言われます。
ではここで、何故約2年なのか、を説明しますね。
先ほども、説明し始めて、また話がそれたので、また話を戻します。
まず、不倫も恋愛・・・・つまり恋と一緒です。
余程の達人でない限り、恋はいくつになっても、盲目になります。
目の前の女性を追いかけることばかりに気を取られ、周りや妻のことが見えなくなります。
そうなると、すべてに余裕がなくテンパッていますので、色んな辻褄の合わない事が出てきます。
妻に、完全に隠す余裕がないのです。
だから、今までなかったような休日出勤をしだしたり、付き合いだと言って飲み会が多くなったり
中には出張と称し、一日余分に外泊したり・・・・・これらすべて思いつきで妻に言うものだから
「何かおかしい」と言うことが出てきてしまいます。
要するに、その場その場で言い逃れをしているので、話に整合性がないのです。
これが「恋する半年間」です。
この前半期に妻が気づくのは、まだ感知能力があります。
この恋する半年間につまが気づき、当方に相談に来られ、別れさせることに焼く2ヶ月掛かり、終結すれば、先ほど言ったようなお電話は頂かない訳ですが、この時に浮気をする本人、つまり夫に浮気をしているのかどうか、確かめたくなり夫に問い詰めたりしますが、これが先ほどの私への相談と同じ、村越に否定してもらいに来られた方のように、本当は夫に問い詰めながら、本当は否定してほしいのです。
そして妻がこれまで自分が家庭や家事をおろそかにし、夫にも優しくしてこれなかったことの反省の弁を述べるものだから、夫からは「そうだ、お前が悪いのだ、だから暫く、黙っていてくれ」と疑うことも許されず、八方ふさがりになるのです。
そうして夫には腫れ物に触るように、逆らわないように、喧嘩しないように、疑わないように・・・・
家も綺麗に整えて、夫の大好物の食べ物を用意して、朝晩は明るい笑顔で「お帰り、行ってらっしゃい」と「良き妻運動」をする訳です。
その結果どうなるか、夫はそんなに妻に変な嘘までついて浮気をせずとも、妻の爪は引っこ抜いてあるから、どんどん自由に不倫が出来るようになります。
そうなるとへんな時間調整の必要もなくなり、生活に余裕が出来ます。
これが発覚後、半年くらいですから、ご主人の不倫は、都合1年を経過しています。
何なら、夫にはもう恋の初期のような、あせりはなく、充分浮気相手を口説き落とした後ですから
妻と愛人、二人の間を上手く、行ったりきたりする余裕が生まれています。
中には妻に疑われた携帯電話は処分したように、見せ掛け別の携帯をどこかに隠し持っていたりました。
最初、余裕のなかった浮気初期の頃は、相手の前でもいいかっこをしていますから、事が終ればそそくさとパンツを履くので、表裏、反対に帰ってきて、妻にばれることとなりますが、不倫も半年も経てば、
浮気相手から、「パンツ裏返しよ」なんていう注意すら笑って聞ける余裕が出来ています。
これがいつも言う【不倫は育つ】です。
そうこうしているうちに、妻に対しても、余裕で接することが出来るようになり、なんならセックスだって、戻ってきます。
こうなると妻は、夫が優しくなった。
肌身離さず持っていた携帯を持たなくなった。
子供たちとも遊んでくれる以前のパパに戻った。
土曜も日曜も、家に居て、夫はマイホームパパとなった。
という事で安心し出すのですが、これはご主人に余裕が生まれ、浮気相手とも、妻にばれる事は浮気相手も困るので、二人は躍起になって会わなくなりますが、これはチームワークが育った結果なので、そのぐらいからは、短時間のデートで済むようになっています。
お金に余裕のある夫なら、ホテル代を使うより、ウィークリーマンションでも借りようよ、とお金を出します。
そこに会社帰りに寄れば、あえて土日、危険を冒してまで、不倫相手と会う必要がなくなります。
浮気が始まったばかりのときは、浮気相手にも格好の悪いところを見せたくないので、「妻にはばれないように」なんて事はその相手には言えませんが、段々二人の仲が深まると、浮気相手の女性のほうも
「奥さんにばれない日」をチョイスしてきます。
そういう風に不倫は、時間が経てば、経つほど、二人三脚になってきます。
そこで、改めて考えてみると、友達から「今は何もしないほうがいいわよ」と言われ、様子を見ることにしました。。。。という相談者。
誰ですか~。
そのお友達って?
その人は不倫をしている人をいっぱい知っているのですか?
またはその友達自身が離婚を3回も4回もして、離婚にならない方法を知り尽くした方ですか?
私だって、自分の友達に夫婦のことを相談されたら、困ります。
まして親友だったら余計にその人の人生に関わることは軽々しく言えません。
でも お仕事だと思うと、最良の方法を案内しますが、仕事でなければ「事なかれ主義」になってしまいます。
おっと~また話が反れました。
何故、2年後に離婚になったり、別居になったりするかと言うと
恋の方程式と言うのがあって、燃え盛るのは半年。
その半年目で妻に気づかれ、水面下に潜ること半年。
そうして不倫を育てます。
そして合計3年が経って、不倫は安定期に入ります。
不倫相手とは 初期の頃とは、会う頻度は減ってきます。
でもその3年で自然消滅すればいいのですが、人間は3年で区切りを付けたくなるのです。
特に妊娠年齢に拘る女性の場合は、3年待った、というタイムリミットがあります。
その3年で何らかの結果を迫って来ることもあります。
その時にあなたの夫は、さてどちらの女性を選ぶでしょうか?
子供が居るから、当然妻の居る家庭?
それとも、愛人とも切っても切れないから、愛人?
こんなことを選ばざるを得なくなるのが 3年です。
性的ホルモンのエストロゲンも3年が限度のようで、恋愛マジックが解けるのは3年なのです。
でも、それなら夫婦はもっと長い間、「もったよ」と言いたいでしょうけれど、確かに恋のマジックは消える頃には一人目の子供が出来たりして、恋はなくなっても家族愛が生じているので夫婦は長持ちするのです。
しかし、本当に家族愛が出来たからと言って安泰ではないでしょ?
何故なら、ご主人は家族愛よりも恋にうつつを抜かしているのだから。
だったら、愛人よりも、妻のほうが籍が入っているから強い?
それだったら、今の日本の離婚率は何ですか?
中には、3年待てば、浮気の証拠をつかまれていても、時効だからと、3年を消化試合のように
過ごす夫だっているのです。
だから、浮気に気づき、夫婦修復といいながら、1年が経ち、当方に相談に来られてから
残念ながら私のアドバイスを聞き入れて下さらなかった方が、その後2年が経ち、冒頭にある
悲しいお知らせを下さるのです。
と、言うことでご主人の不倫の期間が、そろそろ3年目に入るという方は要注意です。
愛は形を変えます。
人も時と共に変わります。
浮気をした原因は妻との不仲でも、もう始まってしまった不倫は妻と仲良くしても終りません。
ご主人の浮気は刺激を求めている、火事でいうならボヤの内に水を掛けないと、燃え盛り、沈静化して落ち着いてから水を掛けても関係ないのです。
夫婦の愛の形も変わります。
倦怠期になるころに子供が出来て、春日井になります。
夫は子煩悩だから、だから離婚にはならない?
では相手にも子供が出来たら?
こうして色んな危険性を唱えて、警鐘を鳴らすのですが、そもそも、村越にウルトラCの解決策を求めて来ている相談者は、実は全部自分で決める気の強い人が多い。
こまって、悩んで、苦しくて、過呼吸になって・・・だから、私はか弱いんだと思いながら、実は自分で全部決める気丈な人なのです。
浮気相手と別れさせても、どうせまた、他の人とするんでしょ。
浮気は終っても、妻の私が夫に対してもうセックスもする気はないから夫婦として終わりでしょ。
夫がそんなに浮気相手を好きならば、妻の私が少々努力しても仕方がないでしょ。
夫の浮気を制しても、今度はそれをした私に逆切れするでしょ。
こんな風に思ってられます。
苦しいのは分かります。
自分で思いつくこと全部並べて、そこで勝手に敗北感を味わっている。
要するに、全部自分で決めて、自己完結して・・・・・
こういうのを一人相撲って言うんですよ。
私のところに相談に来ていながら、結局全部自分で答えを出しているんです。
ではその答えとは、全部経験した上での答えですか?
恐らく、何かで読んだり、誰かに言われたり、人の受け売りじゃないですか?
正直、私も凹みます。
私の培ってきたものは 想像とか概念に負けるのですから、まだまだ実力不足です。
私は無理くりなセールスもしませんが、この人なら分かってくれる。
この人なら救ってあげたい。
こんな人にだけは離婚になって貰いたくないない。
自分で弱い弱いと思いながら、結局人の意見は自分の概念だけで打ち消すタイプ。
私からすれば、それほど頑固で強い人間はいないと思います。
だから、ある程度までは私も腕を引っ張って、出口に行こうよ、とは言いますが、あまり頑固で私の
言うことを結局、聞くふりだけの人に、それ以上の説得は出来ません。
何故なら、その人は、自分で決めたい人だからです。
でもね、もう一度、よく思い出して下さい。
あなたに駄目だしする人はご主人しかいないんじゃないですか?
そのご主人から、「結局自分で決めるんじゃん、だったら勝手に思いどうりにしたら?」と
言われたことはありませんか?
それをまた村越にも言われたいですか?
そうです、結局、人の言う通りにはならない人は、結局自分が決めたいのです。
人に相談すると言うのは、自分の決めたことを確認しにきてるだけなのです。
だから 意に沿わないことを聞くと、「ありがとうございました、今日は気持ちがすっきりしました」と、帰って行かれます。
そういう方が、2年後にお電話を掛けて来られます。
残念な話ですが、不倫の1年目は、非常にご主人も、慌てています。
それを、波風立てず、暮らしたら、不倫の樹は育ちます。
育った後に、不倫相手がやった水の方が、まさに水が合うということだったら
今更、あなたが水遣りをしなかったことを反省し、水をやっては、「過ぎたるは及ばざるが如し」。
そうしている内に、2年が経ち、その二年後に、何らかの動きがあるのです。
これが 合計、都合3年。
不倫の恋のマジックが解けて、ホルモンも減少する時期にぶつかります。
その頃に浮気相手の女性も痺れを切らし、あなたの夫に、「どうするの?」と迫ってきます。
その結果、愛人のほうを選ぶか、妻のあなたを選ぶか?
行き着くとこまで行って、その時に考えようというなら それもひとつの生き方です。
でも、そんな流れに流されずに何とかできるのに、今、何もしないのは
そんな最悪な日がまさか来るはずがないと思っているからです。
妻だから、子供がいるから、住宅ローンがあるから、なんて何の防波堤にもなりません。
ある程度、そういう危機感を感じて当方の門を開けられたとは思いますが、実はやはり
そこまでの事が起きると思っていないのです。
何故でしょうか?
その理由は、みんなが異口同音言われます。
「夫は根は優しい人ですから」と。
でもね、そんなこと、本当に優しいなら、安心していたらいいじゃないの?
要するに、私が離婚の危機に陥る可能性を言えば言うほど、本当はそれはないと
自分に言い聞かせたくって、来たということを知るのです。
そして村越がその危険性を説くと、必死で夫を庇います。
ね、もう無茶苦茶です。
そういう風に言うとまたすぐ、「私の気持ちは今不安定ですから」と。
何を言っても、そこには自分の意思を貫く言葉が用意されています。
こういうことをご主人と繰り返してきて、そこで道が閉ざされて、当方に相談しに
きたはずなのに、ここでも自分の考えで突っ走ろうとするのは、もう止めましょうよ。
苦しい、つらいといいながら、自分で解決のドアを閉めてしまうのは、およしなさい。
妻のことをもう一度、再確認し、妻を見てほしいと思っても、その頃には夫の目は浮気相手の方を向いています。
もうそこには、優しい言葉遣いをしても、これまでの頑固なあなたの印象が消えないから。
だから、ご主人は話し合いなんて嫌なんです。
だから、話のテーブルにはつかないのです。
まして浮気継続中ですよ。
話なんてして、うっかりぼろを出したら大変ですから、その話題には触れたくないのです。
だから逃げるのです。
その結果、妻は、ひたすら夫とこれからどう向き合えばいいですか?
夫に接する態度を教えて下さい、と私に聞かれます。
夫はもう向き合いたくないのです。
気持ちがすれ違っていて根本が間違っています。
と言うような事を、相談者に分かってもらうには、1回のカウンセリングでは無理だとつくづく思います。
ましてや、中には無料相談の15分で、浮気相手と別れさす方法を教えてくれと言う人もいます。
もちろん、そういうノウハウは大事だけれど、その前に、本当の意味で、妻は自分というタイプを知らないといけません。
己を知るから、相手とどうしたらハーモニーが生まれるかが分かるのです。
自分のことも知らないでは、夫のことをどうしよう、こうしようと言っても、その先の夫婦は
長続きしません。
夫に浮気を止めさせた場合、妻との間が、益々冷たくなるのでは?
だから、何もしないほうがましだというのは、その人はそういう想像しか出来ないからです。
結局自分で想像できる範囲しかでないと動かないとしたら、あなたの想像の範囲は狭すぎます。
こういう相談事を、五万としてきた私、村越より、自分の想像に縛られて怖いというなら、
救い出してあげますよ。
それなのに、村越より、自分の答えが勝ってしまうのは、自分が一番正しいと思っている証拠。
これまで、ご主人にそんなことを言われたことはないですか?
「何でも自分が一番だろ」って。
自分の夫に言われてきたことを スルーして生きてきたとして、
まだここで、カウンセラーの言うこともスルーしてたんじゃ、相談料ももったいない。
もちろんこれは、ご主人にだって言える事で、「夫だって俺様人間です」って言う妻もいます。
でもね、そんなことを言い張っても仕方ないでしょ?
喧嘩をしたくなかったから、当方に相談に来られたのではないですか?
夫と仲良くしたいという舌の根も乾かないうちに、夫も俺様人間だと、喧嘩腰なら
もう支離滅裂です。
強がりはおよしなさい。
まるで昔の私を見ているよう。(だから気持ちは分かるのですよ)
私の力不足ではありますが、でも、ここまで頑固な妻は 私にはなんとも出来ません。
と、言うことでもっと、これからは心を開いて、教えて欲しいという「くれくれ人間」ではなく
自ら学んでみようという方だけで、講座形式で開催してみようと思います。
人生の大事なこと。
そりゃ一度っきりのカウンセリングでは中々習得できない。
たった一回、カウンセリングを受けても、家に帰ればまた元通り。
要するに身についてないのです。
お習字だって、ソロバンだって、水泳だって・・・・・
みんなレッスンします。
これからは受身ではなく、積極的に学びたい人と一緒にレッスンしていきましょう。
私も今の時点で、留まらず、ずーっと勉強だと思っています。
共に、成長していこうと思える方たちで、一緒に学べたらな、と思っています。
と、いう事で 近々個人カウンセリングを終了するお知らせでした。
ただ、講座の中で、信頼関係を作りながら個人的な相談を受けることは考えて行きます。
またホームページなどの準備が整いましたらお知らせいたします。
どうかご理解下さい。