不倫(倫活)夫の特徴
何度か書いてきたことですが、私のコラムはとても意地悪です。
みなさん、夫の不倫(倫活)に悩み、どうしていいか、もう藁をもすがる気持ちで
このコラムを読んで下さり、閉塞感のある自分たち夫婦に何か風穴を開けたいと思われています。
でも私のコラムには、どうしたらいいというハウツーよりも、○○してはダメという「禁じ手」しか
書いていません。
これは何故でしょうか?
私のコラムを読んで、お気に召して下さり、今度は直接コンタクトをしてきて下さる方。
本当にありがとうございます。
でもそういう方にもその場で、すぐにどうしたらいいか、などはお伝え出来ないのです。
何故でしょうか?
それは夫婦が揉めて、その夫婦が元どうりになれる方法なんて、無い!!(きっぱり!)
どうですか?驚きましたか?
でもこれを聞いて腹を立てる人なら、あなたが気付かないといけない所はそういう所です。
つまり夫婦がいいたい放題、やりたい放題しておいて、夫婦の気持ちが離れちゃったからって、
それを引っ付ける接着剤なんてないのです。
しかし、私のコラムを読んで、何とかできないかという夫婦の接着剤を求めているという事は
これだけ、コラムで、やってはいけない事を読みながら、何も守れてこなかった人なのです。
色々、自分の疑いを夫にぶつけ、夫に白状させることが、唯一の方法とばかりに
あれこれ、感情のままに夫に色んな言葉をぶつけて、言ってはいけない、聞いても仕方がない事を
夫に問いただす為に、無駄な言葉を沢山言ってしまっています。
だから、当方に相談をされる段階で、色んな事をやりつくした方が多いのです。
それだけに、もう万策尽きている方ばかり。
夫婦仲も冷たい風が吹き最悪になっている方ばかり。
だからこそ、今度は夫の心を溶かすホットな言葉を求めてお電話を下さるのです。
しかし、もう夫の心は妻には向いてないだけではなく、冷え切った挙句、妻の事を避けてしまっているから、
「言葉」などでは、夫の心は動かないのです。
これまで、妻の口から、言葉はいっぱい吐いたじゃないですか?
要は妻の言葉は、もう夫は信じないのです。
それでも私に求めて下さるのは、夫の心を取り戻す金の言葉や、夫を振り向かせる「技」を教えて欲しいと言われます。
要は、アクションを起こして、夫の心をこれ以上離れさす事が怖いから、一番平和的方法が、「言葉」だと考えているのです。
しかし、それほど言葉を求める人に限って、その言霊の持つ力を、逆の方向で使って来てしまった人なのです。
その反省があるから、今度こそ、夫の冷えた心を溶かす言葉を求めているのですが、そもそもは、そういう言葉を操れなかったから、
またもや、言葉を求める・・・・・
もう、この愚かな悪循環に気づいてほしいのです。
解りやすく言うと、これまで言ってはいけない事や、もう少し利口に立ち回らないといけない事があったのに
「解っているけれど、抑えられなかった」という感情をむき出しにして、口に出してきてしまった人が、
またもや言葉に頼っても、もう信用を失っているので、夫を言葉で振り向かすなんて、無理なのです。
どうしたら夫と向き合えるか、何をしたら効果的かと聞く前に、言葉で夫の心を動かせると思っていることが
おごり高ぶりなのです。
色々感情を抑えきれなかった結果が、「今」なので、ここに「金言」は何かないか?と思っていること自体が間違いです。
そういう意味で、金言よりも、せめてしてはいけない事や、言ってはならない事など・・・・制限するところから
始めようというのが、私はコンセプトです。
つまり、「どうしたらいいか、方法を教えてくれ」という人に限って、人からのアドバイスは聞かないし、守らない人なのです。
だから「○○してはいけない、やってはいけない」というせめて、禁じ手だけでも覚えて欲しいというのが、私の願いです。
人にどうしたらいいか?と聞く人ほど、人の意見には従えない人です。
万策尽きたと思っている人ほど、本当はしなければならない事をしてない人です。
とりあえず、してはならない事だけでも、我慢することから初めて欲しい。
だから、あれはしてはダメ、これもしてはダメという 禁止令しか出せなくなっています。
本当はもっとやらなければならない事は山盛りありますが、その前にしてはならない事から、
トレーニングしてほしいな、と思う事を先に覚えてほしいのです。
これは妻たちに、冷たいダメ出しだとしか、思えないなら、少し想像力がなさすぎます。
所詮、言葉は言葉です。
これまで、そんな言葉に操られ、おまけにその言葉が過ぎたから、夫に口止めされている話題がありませんか?
たかが言葉。されど言葉。
まだ、そんな言葉で何かしようと思っているのは、ちょこざいな感じ。
ここに気づいたら、言葉というワードに、あまり過信せずに、してはならない事もごらんあそべ。