不倫保険?
私は休日が大好きです。(当たり前?)
みんなそうですか?
中には働き者の方がいて、長く休むと社会から置いてけぼりをくらったようになり、仕事を早くしたいという方が居ます。
でも、私は仕事は嫌いではありませんが、その何倍も休日は好きです。
家でだらだらするのも好き。
今日は猫の額のような庭の草引き。
夏場に伸びた雑草が気になっていましたが、やっと涼しくなったので
今日、草引きをしました。
そして、庭を眺めて、一人でお茶を飲んで、悦に行ってます。
それというのも、誰からも出て行けと言われない家というのはまさしく我が家。
私の元夫は気に入らない事があれば、よく出て行けと言ったものです。
反抗期の息子に向かっても、よく出て行けと言っていました。
私はこの出て行けという言葉が大嫌いでした。
家の家長として元夫は、気に入らない事があれば出て行けと言う権限があるように、
未成年の息子にもそれを言うのです。
どこにも行くあてのない息子に、出て行けというのは、元夫は自分に従えという意味です。
今時の子供たちは親に追い出されたら、夜な夜な遊ぶ友達とつるんで、人の家などを渡り歩きます。
でもこういう夜通し遊ぶという事が 子供を非行の世界にどっぷりつからせます。
先日、殺された16歳の男の子も、家に大人しく居てたら少なくともあんな目に遭わなかった。
どんなに腹が立っても、子供に出て行けというのは駄目だと思っています。
そして妻にも一緒。
夫婦はどんなにいがみ合っても、離れて住んだらだめです。
もっと言えば、喧嘩をしても、せめて同じベットトは言わなくても
同じ部屋で寝るべきです。
寝室を別にしたり、もっとひどい事になると、別居をしたりすると
その後、収拾つかなくなります。
仲直りの機会を失います。
そのまま、別居になったままで離婚にさえなります。
だから、急に夫が別居を言いだしてきたら、それは冷却期間などと考えずに
別居は離婚へのレールと考えましょう。
あ、また話がそれてしまった。
そうそう・・・・私が休日が好きという話でしたね。
私は自分の家の階段を上がって、二階に上がる時も、風呂に一人はいる時も
とても幸せな気持ちになります。
しみじみ、幸せを噛みしめております。
それはたぶん、自分で手に入れた自宅だからだと思います。
これまで、結婚生活をしていた間、二回家を買って、二回、手放しました。
どういう訳か、うちの元夫は 家を買うと浮気をする癖があって、購入の手続きをした時、
やっと手続きが終わって、後は引っ越しという段階では、賃貸の住宅と、購入した住宅と
2軒あるわけです、住むところが。
そういう時に限って、浮気をしていて、最初の自宅を買った時は
元夫は、その愛人と一緒にそこに住みたいと言い出しました。
絶対に、浮気相手とは3か月で別れるから、それまで住まわせてくれと言いました。
私も若かったので、そうすれば、元夫は私の元に帰って来てくれると思い
別居という形で、3カ月待ってみようと思いましたが、それを私の親友に話すと
「あんたはアホか」と言われました。
3か月で帰ってくるという保証はどこになるのか、と親友に言われました。
そこで 私はハッと目が覚めました。
そうです、浮気をする事自体が裏切りなのに、3か月経って戻って来ないというような、裏切りは考えられました。
一縷の望みと思って3カ月待ってみても、その時、「やっぱり別れられなかった」と
嘘をつかれる事は予想出来ました。
そういう事で、元夫はそこに住まわせてくれなかったら、また別の所に家を出ると・・・・
そんな事を元夫の同僚(私も親しくさせてもらってた)に言われたのは
「家を買った事が重荷だったのじゃないか?」と。
男性には色んなタイプが居て、家を買う事が、家族を養ったりする責任感に
結びつける人もいれば、私の元夫は、家を買った時に限って、浮気をした経緯があります。
つまり、家を買うという重責と引き換えに浮気をしてしまうような所がありました。
それはその同僚いわく「家を買う事が仕事の励みになる人もいるが、夫君はその逆のタイプなのだろう」と。
そんなこんなで、その家には一度も住まず、特に元夫がその家がある限り、浮気を止めない気がして
契約金の頭金と登記費用を支払って、損だけをして手放しました。
その後、もう一度、中古の古い家を買う事になるのですが、その時も浮気はしていました。
今にして思うと、家を買ったから浮気をしたのではなく、常時浮気症だったという事ですが
何とか二度目の家を買った時に、何かあれば「でて行け」と言われていました。
そんなこんなで、私は出て行けと言われない家を手にいれようと、苦節何十年。
やっと、終の棲家を手に入れ、今は誰にも出て行けと言われない生活を手に入れ、
草引きをする事だけでも幸せなのです。
何が言いたいかと言うと、結婚すれば家を買って当たり前。
子供が出来て、賃貸では狭いので、一戸建てを買って当たり前。
そんな風にすべてを当たり前のように手に入れて来た人とは幸せのラインが違うのです。
何でも当たり前になると、そういう生活は出来て当たり前と思っていると、それ以上の我儘を言いたくなりますが
男性という夫は、家を買う事をとても重荷に感じるタイプもいます。
しかしそんな事を口に出すのは、小さい男と思われるから口に出しませんが
実際はそんなに重荷を背負っている夫に何の感謝もせず、家を買うのは当たり前とばかりに、
それ以上の不満ばかりを口にする妻がいると、それには夫は「出て行け」と
言いたくなるようです。
もちろん、家を出て行けという事は、やはり言ってはいけない言葉だと思いますが、その根底にある夫の心の中というのは
恐らく、感謝もせず、本当は重荷を背負って、ヒーヒー言いたい小さい性格なのに、それも分からない妻には、ついブチ切れたくなるのでしょう。
それを、他の事にあてこすって言っているだけなのかもしれません。
つまり、言葉に出して言ってる事なんて、本当の事とは程遠いのです。
むしろ、言葉で自分が小さい事なんて言えないから、他の形に変えて言っているとしたら
夫の本音は別の所にあると思っていいと思います。
妻が偉そうに夫に逆らう言葉が嫌で、本当はもっと夫を立ててほしいのが本音なのに
やっぱり妻が偉そうだから、他の事を言って妻をねじ伏せさせようとしてるとしたら、
話がかみ合わなくって当然です。
何が言いたいかというと、あなたが手に入れた家や、車や家庭は当たり前ではないのです。
その、当たり前と思う、家や車や家族旅行が出来る事は、もしかしたら夫は沢山褒めてほしいし、感謝をしておだててほしいのだと思います。
とりあえず、結婚したら妻の方が偉そうになります。
夫を下に見ているつもりはなくても、夫は褒められもしなかったら、妻は冷たいと思っているかもしれません。
夫という男性は仕事に疲れた時に、妻のやわ肌に癒されたいと思います。
疲れているから早く寝たいという事もありますが、つかれているからこそ、妻にい抱かれたいと思うものです。
そんな時に、妻も面倒くさいとか、出来ればエッチなんてしたくないなんて思うと、夫にすればそれは冷たい妻に見えます。
「夫は淡白だから、ちょうどいいわ」なんて考えていたらダメです。
夫は淡白なのではなく、妻がぞんざいにするから、もう妻には触れなくなっただけかもしれませn。
夫も本当に癒されたいと望んでいる時に、「夫は淡白」って思っているのは、妻は自分自身の為にそう思っているだけで
夫の本当の気持ちや寂しさに気付いてないのではなく、しらんぷりしています。
そんな冷たい妻ならば、優しく、身体をゆだねてくれる愛人が夫に現れたら、もうそこでは勝ち目はありません。
あ、また話が横に逸れました。
結局何が言いたいかと言うと、あなたが手にした色々な物は当たり前ではありません。
住宅ローンの重圧は、妻の何倍も夫の肩にはのしかかっていますし、それを重圧と感じるのは責任感があるからなのです。
男性という生き物は、褒めて伸びるものなのです。
私もそれがもっと若い時に分かっていたら、今がもう少し違っていたと思います。
でも、何とか自分で家を買って、誰にも出て行けとは言われなくなり、それはそれで幸せです。
昔は、鳥の鳴き声などは何とも思わなかったのに、今は朝、鳥の声で目覚める事が本当に幸せです。
そうなると、少し涼しくなって風にも感謝です。
私は本当に小さな事にも感謝が出来るようになりました。
そうなると、大きな幸せはもとめなくもなりました。
あなたが当たり前に手に入れ、その上でもっと上の幸せを求め、夫に偉そうに言っているとしたら
夫からすれば 孤独感を募らせます。
夫が肉体的にも、性欲に負けそうになっている恥ずかしい気持ちを妻が分かってくれず、どこかの女性が
それを受け入れ、優しくしてくれたら、妻よりも愛おしい存在になりかもしれません。
そういう優しさの話をしているのに、【パパだったら】
【夫だったら】という責任論しか言って内容では、心を打たないでしょうう。
みんな妻は夫を愛している事は、私も知ってますよ。
でも、多くの妻は夫の愛し方を間違えています。
当たり前になっている事にまずは感謝して、夫の苦労を労って・・・・・
その上で、妻が望む事を告げるようにしてください。
住宅ローンが払えているから、今更話題にしないというのではなく、雨風しのげる家に住まえる事は日々感謝してください。
結婚したから、何年か経ったから、家を買うのが当り前じゃないのです。
結婚したから、家事を分担してくれるのが、夫として当たり前じゃないのです。
夫が不倫をしたから、謝るのが当たり前と考えていては危険です。
不倫をして妻にばれたら、浮気相手と別れるのが当たり前だろうという事は妻の当たり前であっても
夫には、当たり前ではない事もあるのです。
私の所に相談に来られる妻の多くは、本当に一生懸命、苦労をされています。
しかし、中には自分の足元の幸せの数に気付かず、足りない不幸ばかりに囚われている妻がいます。
つまり、手に入れてる物が当たり前になっていて、足りないという事を罪悪視している妻がいます。
これは足りている物が当たり前だと思っている人の特徴ですが、特に裕福な暮らしをしている人に多い特徴です。
日ごろの小さいし幸せは得て当然じゃないのです。
今あるすべてが当たり前じゃないのです。
こういう事が分かれば、それをもたらしてくれた夫に少しは感謝の気持ちがわくので
もう少し素直に、優しい言葉も掛けられませんか?
夫の至らない点に不満を持つより、夫の努力を認めてあげましょう。
その努力の数と、足らない物と、どちらが多いですか?
私の友人は、ここ何十年も、パジャマを着て寝た事がないと言います。
パートを2か所掛け持ちしていて、家に帰って寝るのは仮眠ばかり。
だから、いつでもコロッと横になれるコタツが、年中しまえずにいます。
人よりましだという事は、下を見よという事ではありませn。
今、手元にあるものは、夫婦が共働きだから手に出来たのではありません。
自分も働き、夫も働いたから、得た物が、どれだけ沢山あるか・・・・
そういう二人の苦労のたまものですから、妻に悪いとおってねと訴える前に
夫に日々、感謝しているかどうかに、気づいて下さい。
私の場合は、結局自分で欲しい家を手にしました。この年になって、やっと分かった小さな幸せです。
これは大変な苦労を伴いましたが、今なら男性が負うべき重圧の意味が分かります。
「もう遅いか」という感じですが、離婚はそれだけが原因ではないですが、私も元夫の苦労を
分かってなかったな、と思います。
だって…元夫は家を買う事を、重圧のようにしか感じないタイプだったのですから。
元夫は私にそういう気持ちを言えずに、住宅を買ってくれた訳です。
住宅ローンの支払いはほとんど私であっても、元夫の協力も不可欠です。
そういう事を感謝していたら、もう少し違っていたかな?
この時、もっと、もっとと、上ばかりを見て、足元をよく見てなかったと思います。
元夫と一緒に居る時は、相手の悪いことばかりを見ていましたが、今は、私の悪い所もいっぱい分かります。
相談者の妻には、後の祭りになってはいけないので、注意申し上げます。
今、得ている物が、当たり前と思っていると人間は、慢心になります。
自分の苦しみばかりにデリケートになってしまいますが、相手へのデリカシーに鈍感になります。
今日は そんな気付きをして頂けたら?という小さなお願いです。
では今日はここまで。