不倫後の夫婦修復
昨日、TOKIOの山口達也さんが離婚を発表されました。
ジャニーズ始まって以来の、初離婚会見。
その語りぶりは高評価でした。
が、しかし、私には何故離婚になったかは、分かりません。
結局 夫婦の事は夫婦しか分からないという事です。
よく一言で離婚の理由は言い表わせられないと言いますが、まさに色んな事の積み重ねだと思います。
その昔、フォークシンガーの吉田拓郎さんが一度目の離婚発表をした時に、「小さいことが大きいことだった」という表現にさすが歌い人だと思いました。
記者会見の記者にもわかりやすいように例え話をされました。
例えば、外に食事に出かけたとして、妻は帰りにお茶を飲みに寄り道したいといい、夫の拓郎さんは早く家に帰りたいと。
これは妻にとっては、家を愛してくれていると言うことはありがたい話ですが、妻は夫といつまでもデートを楽しみたい。
どちらがいいとか悪いではなく、「違う」という事。
この違いをお互いに認める事が出来れば離婚はなかったでしょう。
お互い違うことが許せなくなることが離婚へとつながっていったという事です。
別に夫婦は価値観が一緒でなくてもいいと思います。
もちろん、一緒であればそれは素晴らしいですが、人生、一緒に歩んできても、同じ道ではありません。
夫は企業戦士として、色んなしがらみと戦っています。
妻は妻で、夫とその家族を大切に、付き合いをしています。
それが結婚後、10年、20年と経てば、色んな体験がその人の価値観を塗り替えて行くこともあります。
結婚前は 同じ価値観と思っても、結婚すればその後、夫婦が織り成す出来事が、価値観を変えていってしまうこともあります。
本来価値観は不変なはずですが、実は一生変わらない価値観は ほんの一部しかなく、実際はその環境や体験などで変わって行くことは多々あるという事です。
夫婦は結婚する時に、「健やかなる時も、病めるときも・・・」と愛を誓います。
何があっても変わらない愛があればいいのですが、本当は何があっても変わらないのではなく、何があっても変わらず愛すると言うことです。
形あるものは、変わりませんが、人は変わります。
人間は変わるもの。
悪く変化するものは修正しないといけませんが、悪いとなじったり、嘆くだけでは何も変わりません。
今注目の映画「ジャングル・ブック」の中で言われている言葉、「自分が求めるものは最小で、多くの人から求められる人間であれ」。
少し謙虚になると、自分を振り返り、相手への期待は抑えられます。
ただただ我慢をするのではなく、少しだけ、謙虚になれば、いい事が沢山あることに気づきます。
では、今日はここまで。