夫の不倫を知っても離婚したくないなら関係修復へ(Non倫活)
相談者に問われる事の一つに、「夫を信じたほうがいいですか?」とか「夫を許した方がいいですか?」というのがあります。
ここで答えに困ってしまうのは、相談者の問題がまったく同じケースではないし、それぞれの登場人物の性格やバックグラウンドも違う中、一概にこうだということは云えません。
しかし、それでは せっかくのご相談を寄せて下さったのに、申し訳ないので、判断基準ということを今日は書いて行きます。
今日のテレビ番組で、東国原さんが、過去たけし軍団にいたとき、不祥事を起こしたが、元奥様のかとうかずこさんが、夫の東さんを支えてくれたことがとても励みになったとお話されていました。
それになぞらえて、覚せい剤で捕まった高知東生さんを妻の高島礼子さんが支えるか、否かの話題になった時、自身の体験から「支えるべきというより、支えて上げて欲しい」と言われていました。
でも、浮気をされて裏切られた高島さんにすれば、不倫はされるわ、覚せい剤に手を染めるわ、で妻にすれば気持ちはズタズタです。
そこで夫を許すか、どうかの許容量は、無いに等しい。
この場合の許すか、否かの判断基準は 覚せい剤に手を染めた理由が、悩みなどからの現実逃避であったか、快楽のために溺れて行ったかによると言うことです。
つまり覚せい剤に手を出したきっかけは、深い考えなしであっても、女性を伴う場合は、それは不倫(倫活)という事とは少し違うと思うのです。
道にあらずと書いて不倫。
これはあくまでも、道徳に反する事ですが 身体の快楽を貪るところに到達しているのであれば、それはもう欲望の話ですから、そこには倫理観も道徳もありません。
と、言うことで今回の高知東生のケースで言うと、いくらストレスから逃れたかった事が入口であっても、結局五十川容疑者と一緒に快楽に溺れていったのですから、ここは高島さんも「夫を信じるか、どうか」ということとは違い、そこは「自制心」の通じない世界の話ということです。
ここで、不倫問題と一緒に考える事ではないのかもしれませんが、ひとつの判断基準にはなると思います。
今、現在夫の不倫問題を抱えて悩んでいる妻も、「浮気相手を排除しても、また同じことを繰り返されたら、今離婚をせずに頑張る意味があるのか?」という事を尋ねられます。
これは先ほどの判断基準からすると、夫の浮気が、肉体的な快楽のみを追求するような不倫であれば、離婚までは考えてないのかもしれません。
しかし、もちろん肉体的な繋がりはあっても、離婚や別居を急がせてくる夫の場合は、セフレではない可能性が高い。
但し、夫が離婚を望んでいないと口では言いながら、着々と水面下で準備を始めるケースもあるので、結局、今現在の様子をしっかり分析しないと危険なのです。
つまり、夫が離婚を急いでいる場合も、離婚を口にしない場合でも同じ結果が待ち受けているとしたら、結局は夫の遊びに何もしないということではダメだということです。
表面に見えているもの・・・・それを今一度、確認された方がいいと思います。
とりあえず、何も分析もせず、また確認もせずに、夫を信じたらいいですか?と聞かれる方は、本当は信じたいから、悩むのです。
もともと、シビアな妻は 夫を客観的に見て厳しい目で観察しています。
こういう冷静な判断は大事だと思います。
では、今日はこれまで。