不倫(倫活)をしていることに罪悪感を持たない夫
どんな浮気でも、最初から離婚しようと思って浮気をする男性はいません。
では、浮気と不倫の境界線はいったいどこにあるのでしょうか。そして、境界線を越えてしまう理由は一体何が原因なのかを見ていきましょう。
不倫と浮気の境界線はどこにあるのか
浮気は一般用語で、文字通り浮ついた心です。
ここには「心の浮気=プラトニック」な浮気も含まれます。どんな浮気でも、最初はドキドキしながら何でも探り探りで行っているものです。
浮気をしている人は、一応自分のしていることが正しいとは思っていませんが、妻にばれずにすんだなら、浮気してもまかり通ると自信をつけていきます。
そこから相手との関係が進展していき、肉体関係をもつようになり本格的な不倫になるのです。ここが境界線になります。境界線を越えてしまうとタチが悪くなっていきます。
夫の不倫を見過ごしていると不倫は成長していく
夫に浮気心が芽生えたとしても、最初から不倫になることはありません。
少なくとも何回か会うようになり、気心が知れるという関係になることからでしょう。そして、気が合うと思うようになり、そこから趣味も価値観も合うことを告げあい、今度は自分の満たされない部分を吐露するようになります。
この段階で、夫が他の人に浮気心があると気づけばその芽を摘み取ることはできます。ですが、芽が出て葉も出て大きくなっていけば、不倫も成長していきます。成長を放っておいて、時間という水を与えると根を伸ばして根を張ります。不倫が成長していくための養分は水ではなく時間であり、放置なのです。
これまで相談を受けた方に手遅れの方がいました。夫の浮気について3年前から何も言わなくなっていたそうです。すると、夫は浮気相手とマンションまで借りて生活をスタートしていたのです。
夫の浮気は見過ごさないこと。これが重要なポイントであると実感しています。
不倫をやめられない本音は妻にはいえない依存性のある肉体関係
不倫をしたことのない妻は、不倫をしている夫の心の中はわからないものです。
話し合いを持とうとしても、夫は「どうせ理解してもらえない」と思っている妻に対して、本音を話すことはありません。
また、愛人となかなか別れられない理由として、妻にはいえない無遠慮なセックスにおぼれていることが多いのです。それは半ば依存性的なもの。善悪の問題ではなく、やみつきになっているので理性的な話しをしても無駄なのです。
それに夫もそんなエッチなことを具体的に妻にはいえないのです。ですから、ちょっといい格好をして、「妻とは心が通わなくなった、寂しい日々を送っていた」という表現をするしかないのです。
男性には性欲を伴うセックスが必要です。周期的なことは個人差がありますが、生理現象なので、なくてはならないのです。男性の体の生理現象に気づかない妻と心を通わせるには距離があります。
夫の本当の望みは、心を通わせる前にスキンシップやセックスをしたいのかもしれません。