アパ不倫 Vol2
今日のテーマは仮面夫です。
これまで私が取り組んできた内容をぴったり表す言葉はありません。
色々、相談者に現状を理解してもらいたくっても、中々、ぴったりな表現が出来ていなかった(反省!)
それが今朝の新聞に高知東生の妻、高島礼子さんの涙の会見を流すワイドショーにこの「仮面夫」という言葉が踊っていました。
仮面夫婦ならぬ仮面夫。
夫婦は時には本心を隠して、駆け引きをしないといけない場面はあります。
なので、騙し騙され、お互い様的な事はあります。
でも今回の高知東生を心から信じていた高島礼子は盲目の愛で、話だけを聞くと美談ですが、これまで妻を騙しきった高知東生という男は、まさに仮面夫です。
そうです、仮面夫には「美談」が付き物です。
妻を信じさせるには、綺麗ごとを実践しないといけないのです。
覚せい剤をやっていた事を隠すためには、普通を演じていました。
高島さんのお父様を介護する為の芸能界引退もそう。
わざわざ そんな事を言わなくっても、芸能人も人の子。
みんなある年齢に達すると、親の問題や、自分自身の健康状態でひそかにテレビ画面から消えて行く人もいますし、健康を取り戻し再び復帰する人もいます。
だから そういう引退というぴっちり線を引く必要なないのです。
でも高知東生の引退の理由に義父の介護という挙げた華々しい花道を敷いた高島礼子さんは、仮面夫を立てたのです。
実際、本当に介護をしていたら、エステティックのお店をオープンするなんて事は時間的にも出来ません。
高島礼子はまったく夫の仮面の部分は知らなかったけれど、自分の父の介護を本当にしていたかどうかは知っていたようです。
しかし夫の引退をカッコのいいものにするために義父の介護という理由を貸してあげてまで、夫を愛していたのだと思います。
では高知東生は何故仮面夫に成っていったのか?
それは、今の私が語るには、想像の域は超えないので、あくまでも私のこれまでの相談業の中で感じて来たことを書きます。
これは、目に見えない夫のプライドだと思います。
夫婦が同い年くらいであったり、同じ職場で知り合った同僚であったりすると、妻が職場を変わったり、結婚を機に仕事を辞めれば、少なからず、妻をライバル視する事はありません。
でも、男性って、いくら妻を愛し、尊重すると言っても、妻には優っておきたいものなのです。
これは、プライドと言えば簡単ですが そういうプライドがある事を自分自分自身で認める事もプライドが邪魔するのです。
我々、女性からすれば、夫婦が同じ仕事であったら、お互を刺激しあい、ライバル心ではなく、同じ方向を見れたらいいじゃないか思うものですが、夫って、妻が仕事で活躍していると、それは喜びであり自慢でもあります。
でも、反面傷ついてもいるのです。
特に芸能界だとテレビでの露出度という分かりやすいバロメーターがあります。
だから、自分の仕事量がだんだん減って、あまり需要が少なくなった段階で、求められなくなったということを認める強さがなかったから、自らが引退を選んだと形を取りたかったのだと思います。
ま、私の学生時代の友達で、その人はフラれる前にフルということで、フラレた事がないという実績作りをしていた人がいました。
彼女は、好きな男性が出来ると近づくのですが、「あ、脈無いな」と感じたら告白せずに、「私、○○君って無理だから」と先に言い、
フラれる事を避けるようです。高知東生の引退理由を聞いて、なぁ~んかこんなことを思い出しました。
あ、話を元に戻します。
では何故、そこまで夫と立てたか・・・・それはやはり高知東生を愛していたのでしょうね。
また高知東生もある意味、妻の邪魔にならないようにという生き方が、今回の事を引き起こしたのだと思いますが、それまでは高島礼子さんの良き夫を演じるには、仮面をかぶらないといけなかったと思います。
妻が見抜けない夫の、もうひとつの顔。そして妻が知らない夫の思考。
会話もあって、夫婦仲に隙間も感じなかったので、五十川敦子容疑者の存在には気づきもしなかったという事です。
これは、夫のいい面だけを見ていて、やはり両眼を開けて見ていなかったとなります。
清原にしても、覚せい剤をしたきっかけは最初は身体の痛みを誤魔化すためにとかの理由を述べてましたが、結局は快楽を求めての悪循環となっていきました。
私は当初、ニュースを見て、スポーツ選手って、みんな何らか怪我や、手術をしてリハビリは痛みと戦っています。
そんな中、身体の痛みを理由に・・・なんて事は、他のスポーツ選手に失礼だろう(プンプン)
ASUKAだってそうです。曲作りに苦しみ、覚せい剤を使ったそうですが、それなら何もチャゲは苦しんでなかったみたいです。
つまりチャゲはそんな覚せい剤で誤魔化さなかっただけ。アーティストとしてチャゲに失礼だと思うのです。
それにしても、男性って、弱いな~。
もちろん、女性も覚せい剤にハマりますが、色んな耐性に弱いのは圧倒的に男性が多い。
そんなにストレスって怖いですか?
日常のストレスは確かに苦しいものですが、仕事のストレスはその問題が解決しないと何も変わりません。
家族関係のストレスは 家族で解決しない限り、誰も変わりになってくれません。
仕事のストレスは、いくら会社帰りにカラオケに行って憂さ晴らしは出来ても、あくる日に出勤すれば、相変わらずの問題が残っています。
その問題は他のことでは誤魔化しは効かないのですから、ストレスはどうしたら小さくなるかを考えるのはいいですが、誤魔化しはダメです。
それにしても、今年は覚せい剤使用者が沢山逮捕されるな~。
今の逮捕者は氷山の一角で、これからも芋づる式で出てくるのかな?と思えば、清原を執行猶予で社会へ出しておいて、その上で観察し、売人などの組織をあぶりだすのが、本当の目的だとしたら初犯の刑が軽い理由は納得出来ます。
と、いうことはまったく清原の更生などは信じちゃいないという事です。
そうです、信じるということはある意味、盲目になってしまいますので、本当に解決を望む場合は、簡単に信じてはいけないのです。
浮気した夫を信じるには?という相談を受けますが、本当に浮気を根絶したいなら、簡単に信じちゃいけないのです。
疑うことは悪い事ではありません。
ゴキブリだって、一回叩いただけで、根絶できたと思ってはいけない。
まだどこかに潜んでいるかもしれないし、分からない所に巣があるのかもしれません。
それを疑って見て、巣を見つけたら、今度は薬剤を使って、根こそぎ退治するのです。
ここまでしても、来年はゴキブリが出てこないという保証はありません。
だから 気を緩めずに、また出るかも?と疑うほうが防御できるので、「いなくなった」と慌てて信じる必要はありません。
信じるということは美しいことですが、まだ危険な段階で「いなくなった」というのはそう思いたいだけ。
また出るかもしれない。。。
夫の浮気は簡単に終わらないかもしれない・・・・
それくらい疑ってかかってもいいでしょう。
あれ~?
夫の話が最後にはゴキブリの話になっちゃった。
また「仮面夫」について、もう一段、深めて書きますのでお待ちください。
では今日はここまで。