浮気の奥には「モテたい願望」
新年が明けて・・・・
何か、新しいテーマに向けての取り組みをと 考えたのですが、正直言って、当方の問い合わせに寄せられるワードは、例年どおりのキーワードで検索されています。
どれだけ科学が進歩しても、年が明けてもやはり夫婦に起きる問題は、古今東西変わらないんだな~と感じます。
それは相変わらずというより、人間がいる限り、男女がいる限り、ある意味悩みは「ベタ」なのだという感じです。
その変わらぬキーワードの多い順に言うと・・・
1、夫を信じるには?
2、不倫後、夫が優しい?
3、セックスレスについて話し合い?
4、何故、話し合ってはいけないか?
5、夫が逆ギレ
6、夫が離婚を迫る
概ね、こういうキーワードで私のコラムを見つけてくださるようです。
今日は この6つの疑問に簡単ではありますが・・・・本当に簡単にですが答えを書きます。
それは、日めくりカレンダーの右端に1行だけ書かれてある格言のような一言アドバイス程度ですが、上記の6つの疑問の端的に答えたいと思います。
まず、1の答え
信じると言うことに努力は必要ありません。
信じる側が努力をする必要はなく、むしろ努力をしないといけないのは 信用を失った浮気をした方であり、信頼を取り戻す努力をするのは 「した側」です。
信じるとは、「疑う余地」がなくなった時に自然と信じられるはずですから 努力して信じないといけないと言うことは 疑いに蓋をして、信じようとしないと、この後、進んでいけないと考える「され側」がいるからです。
そして「した側」は 信じてもらわないと、この後、進んでいけないからです。
では、何故「した側」は信じてもらわないと進んでいけないのでしょうか?
それは答えは2つ。
本当に妻の心を取り戻したいから。
もう一つ、まだ浮気を続けるには 妻に疑われたら やりにくいから。
この2つしかありません。
いずれにせよ信じないと都合が悪いのは、妻よりも、した側の方だと思います。
もちろん、夫婦において、信頼感は大切ですが、それは無理くり作るものではありません。
日々の暮らしから自然と育っていったり、夫婦二人から生まれ出るものです。
何でも、無理はいけません。
だから 信用は取り戻す側の努力は当然ですが、信頼が出来ないと言って、無理くり死に様をすることは、いわしの頭を信じるような事になるので、これを盲信と言います。
「盲」という字は、見ない、見えないを意味しますので 盲信はいけません。
もっと自然な中で、信頼感を再び育てましょう。
2、不倫後夫が優しい?
これも答えは2つ。
本当に反省しているから、妻に謝罪の意味で優しく出来る夫もいれば、実は浮気が終わってないのでその、カモフラージュで優しくしている場合の2つです。
しかし、不貞をした人間が直ぐに優しくするのは、実は難しい。
本当はもう少し時間が掛かるモノなので、「不倫が終わった途端すぐに優しくする」事は 中々困難です。人間、そんなに切り替えは早くないですから、バツが悪かったりして、むしろふてくされているくらいの方が、普通なんじゃないかな?
3、セックスレスについて話し合い
セックスレスの問題を本当に話し合える夫婦ってどのくらいいるでしょうか?
外国映画ならともかく、日本人はセックスの事を言葉にするのは気恥ずかしいと思うのです。
特に、すっかりご無沙汰であっても、妻からそんなことを言うのって、絶対に恥ずかしい。
中には夫も本当にストレスから、心身共に元気な時ばかりじゃないですから、そこは妻としては労わりたいので、そっとしておこうという気持ちになります。
だから、気がつけば数ヶ月も、数年も経っていたというふうになるのですが、本当に長い間セックスレスであれば、妻にとって、というより 男性にとっても死活問題です。
半年やそこらなら、体調やストレスのせいと、時間が解決しますが、あまりにも、そういう状態が長くて困るのは 妻よりも夫です。
もしそれが男性的な機能の問題であれば それは夫も悩んで病院に相談だけでも行こうとなってもおかしくありません。
それを野放しにしているのは 特に不自由をしてないか、本当は機能的に心配がないのかもしれません。
そういう観点に立って、角度を変えて考えることをお薦めします。
こういう踏み込んだ考えも必要で、話し合いをする前に、夫婦のセックスの問題は 恥ずかしいから禁句なのではなく、セックスレスになった経緯とか、夫の帰宅時間とかも鑑みて、急に休日出勤や出張が急に増えてないか、そういう全体から見わたす考え方をもちましょう。
それは話し合い以上の成果をもたらすのではないでしょうか。
4、何故話し合ってはいけないのか?
それは、これまでのコラムで 嫌というほど書いてきましたので、できれば読み返してもらえるとありがたいです。
でも 一つ言えるのはそういう話し合いはとっくに、沢山されてきたのではないでしょうか?
そこにいい結果が出ていたら 私のコラムにはたどり着かなかったはず。
話し合いという「言葉」に真実を求めても、嘘をつかれたり、はぐらかされてり、ともすれば逆ギレで返されたりしていると、話し合いに限界を感じられていると思います。
そういう意味で 話し合いということの不毛さは、これをお読みになっている方が一番お分かりになっているのではないでしょうか?
5、夫が逆ギレ
ここでは 何故、浮気をした側の夫が逆ギレするのでしょうか?
むしろ、平身低頭なくらいが当たり前なのに、妻に怒るというのは どういうことでしょうか?
これも答えは2つ。
妻にありもしない浮気の冤罪?を掛けられ、本当に怒り心頭か、またはそういう浮気は終わったけれど、いつまでも妻が夫を信じられず、グチグチ言うことに夫が逆ギレという事だと思います。
もう一つは、実際に浮気は終わっておらず、妻の猜疑心は何かと、図星で嫌なのでしょう。
だから妻の攻撃?口擊?を避けるためには 「攻撃は最大の防御なり」で、逆ギレは防御なのです。
しかし 本当に浮気が終わっているなら 夫も何も防御する必要はなく、優しくまではすぐにできなくても 少なくとも攻撃の必要はありません。
だから逆ギレをする段階で 浮気の終結は疑られても仕方がないという風に考えられます。
7、夫が離婚を迫る
これは妻も納得できることなのか、そこが大事です。
納得できなければ 別に応じる必要はないですが、離婚をすることが家族の平安をもたらすのであれば、それもありかもしれません。
しかし 離婚をしても誰も幸せになれない感じがあって、その上離婚理由が取ってつけたような場合は、私の仕事上での結果から見て、概ね女性の存在があります。
でも、時々、夫婦のお互いが合わないということもありますので、相性の問題もあります。
結婚するまでは とても仲が良くても、一緒に住んでみて、やっぱり「違う」ということはあります。
でも そういう相性的な場合は たいてい3年以内で離婚に至ります。
つまり相性が合わないという事は、人間ならあることで、どちらがいい、悪いではなく、本当に相性が悪い場合は 夫婦は3年、もたないようです。
結婚して10年、15年経ち、長く一緒に生活してきて、子供も授かっているのに、相性も何もありません。
でも長く続いている夫婦が相性がいいかというと決してそうでもありません。
要は夫婦は妥協と家族愛との賜物ですから 子供もいるのに 夫婦の相性を言ったり、夫が人知れず我慢をしていたというなら それは後付けの理由だと考えていいでしょう。
そういう場合には たいてい浮気の可能性があるということです。
確かに 世の中 人生観において合わないと言うことはありますが それはお互いが自覚するので、
一方的に離婚を告げられた場合は、少し穿った見方をしてみてもいいのではないかと思います。
今日は。夫婦に起きる問題点を簡単に説明しました。
ここで、色んな問題も 2種類の答えがあると書きました。
要は 表面に見えている事は 1種類でも その奥に答えは2通りあり、それが自分にとってどちらなのかは、この村越はみてないので、夫婦二人、本人どうししか測りえません。
私は 2つの観点を、お知らせする事までに、留まっていますが、これを今年は一緒に
掘り下げて、学びましょう
と、いうことで 今年も悩ましい年明けかもしれませんが 一日も早く解決していきましょう。