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村越真里子

夫婦の問題を解決する専門家

村越真里子(むらこしまりこ)

Re;婚かうんせらぴー

コラム

夫の浮気が終わった?

2015年6月5日

テーマ:浮気の兆候と終結

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

一般の善良なる主婦は 不倫の世界を知りません。

夫の様子を見て、落ち着いていて 妻にも普通に接する夫は、もしかしたら

家庭や家族の大切さに気づき 浮気相手と別れたのではないか。

もしかしたら夫の行動に怪しい部分がないから、浮気相手と会っていないのではないかとか。



もっと言えば 毎日定時に帰宅し、休日も家族と一緒に過ごしているから

夫の浮気は沈静化したのではないかと思われる妻がいます。



そんな、海で言えば ベタ凪の日にわざわざ夫を疑うような事をしたくないとか

夫の様子を見て、もう少し信じてみようとか、調査を一旦中断する方がいます。



もちろん 穏やかなベタ凪の日にわざわざ波風を立てたくないと

思うのは当然です。



でも、多くの不倫事件を見てきて思うのですが 浮気を巡って夫婦喧嘩が絶えない時こそ、

気持ちに余裕ができず、夫の真実はなんぞや、どころではなくなります。



だからこそ、静かなベタ凪の時こそ、余裕を持って夫を観察すべきなのです。

もちろん、夫がやり直しの努力をしている時、その夫を疑うような事はしたくない。



また夫の行動を調べるって言ったって、夫はおとなしくしているのだから、

そんな夫を疑うことは妻としてしたくない・・・・



こんな気持ちは当然、わかるのですが 疑うのではないのです。

確認なのです。

確認して、疑わしい事がなければ 今後疑わなければいいのです。

しかし 確認後、疑わしい事が出てきたら、それは やはり どんだけまっすぐに

家に帰ってきてても、それはカモフラージュの場合もあるのです。



そういう意味で 確かに愛する夫を疑うことは、妻ならば誰もしたくないです。



でも 疑って何も怪しい事が出てこなければ 疑った事は 黙って忘れたらいいだけです。

何も 疑ったということを話さなければいいのです。



そういうわけで 妻の考えは 疑うことにも罪悪感を感じ、疑った事すらも打ち明けたいのです。



しかし その反面夫は 自分の浮気時代?のことも 妻には言いません。

そうです、浮気の事は墓まで持っていく気なのです。



夫は言ってくれないことばかり。

そんな中で妻は あれこれ想像ばかり。

疑った事もひとりで孤独であったと言いたいのです。

それほど 夫とは コミュニケーションをとりたいのです。

妻は 疑った事も会話の話題にして謝りたいのです。



それに引き換え夫はどうかというと 浮気の中身の話なんて

したくもないし、謝るなんて、できればしたくないのです。



だから 浮気がバレて すぐさま謝る夫には 要注意です。

浮気がバレたからと言って すぐに女性と別れたという夫には要注意です。

これまで 残業を言いわけに女性と会っていた夫が 品行方正に

まっすぐに帰宅するようになれば逆に おかしいとさえ 思わなくっちゃいけません。



本当に反省している夫って、バツが悪くって そんなにすぐに反省を口にするはずがない。



残業がバレたら 休日出勤をすればいいと考えます。

休日出勤を口実にデートをしていてばれたら 休日には

家に居るようにすればいいと考えるものなのです。

そして今度は休日出勤を妻に疑われたら今度は 有給休暇を妻に

分からないように取ればいいと考えるのです。



そんなこんなことで もう有給もばれ、平日も会えないとなるとどうするか?



究極の浮気実行・・・・そえは単身赴任です。



そんな風にして 妻が分かり合いたいと思い 話し合いを求めて

妻が今まで夫を疑って分かった事を全て述べ、妻が許しを乞うわけです。



夫は許しを乞わないのに 妻が許しを乞うのです。



この構図を説明すると 悪いことをした夫が謝らず 特に

悪いことをしなかった妻が夫に擦り寄ると言うことです。



こんな風に書くと、夫婦を喧嘩させたいのかといわれるかもしれませんが

そうではありません。



夫を疑うことにそんなに罪悪感を持つ必要はないと言いたいのです。



疑って信じないということは 妻ばかりが悪いのではありません。



やはり疑われることをした夫と その名誉挽回をしたいなら その夫のほうが

言いわけもすればいいし、妻を納得させられるように 説明責任があるのです。



それなのに 浮気をした当人の夫は 何故か不機嫌でブーたれています。

そこに歩み寄る妻が 必死で自分が夫を疑った内容を懺悔するのです。



これでは 夫婦修復どころか 何か、間違ってますよね。



浮気をされた寂しさの孤独に耐えられなくて 妻が根を上げるのです。

コミュニケーションの無さに寂しくって妻が歩み寄るのです。



この構図を覚えておいてください。

そうすると妻だけが一方的に正直でいないといけないことはありません。

むしろ この妻の正直さは 夫に舐められます。



あ~いかん、いかん。



こんなふうに書くと何か喧嘩をさせたいみたいに思われるかな?



そうじゃないんです。

夫との歩み寄りは文字通り 歩み寄ると言うことです。

それなのに、妻ばかりが歩み寄ると、それは平等な歩み寄りではなく、

妻の擦り寄りです。



そういう訳で本当は夫婦は仲良くしてほしいのです。

でも妻だけが夫を信じ、夫は妻を舐めるということになると

妻が盲目的に信じるということはあまり効果的ではないということです。



どうか疑うことも時には大事と捉え 勇気を持って疑いましょう。

この記事を書いたプロ

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