後ろめたさ
11月22日の「いい夫婦の日」を前に明治安田生命保険が実施したアンケート調査によると、妻のへそくりは夫の3.4倍に上ることが分かった。妻のへそくり平均額は前年よりも約7万円多い118万7775円となった一方、夫は約5万円減少して35万2064円だった。使用目的(複数回答)では、「いざというときのため」(妻は74.8%、夫は65.3%)が最も多いのは共通で、2番目に多いのは、妻が「将来のため」(34.5%)、夫は「趣味のため」(51.5%)だった。同社は、「妻のほうが経済情勢や老後に対する不安を強く感じ、将来に備えてしっかりとためているのかもしれない」と分析しています。
また、「ゆこゆこネット」での「夫婦を表す漢字一文字は?」のアンケートに1位は夫も妻も「忍」でした。
これは、我慢我慢の耐えて忍ぶの忍ではなく、私は自分の我は胸に忍ばせると訳しています。
ところでこのところ、感じることなのですが、相談者の方々が自分自身の事を解ってないな、と感じることが多いのです。
例えば、自分が物事をどういう風に考えるかと言うことと、それを通してどうパートナーのことを考えるかと言うことは、お互いを理解する事につながりますが、意外とみんな自分という人間を知りません。
自分を知らなければ、パートナーの所業にも正しい目で見られません。
その自分を知ると言うことは 例えば男という生き物?の特性を意外と解っているようで分かっていない。
しかし、わかっていると勘違いしているから 夫の行動に対する見方が、自信たっぷりに間違えてしまうのですが
この自分が自信たっぷりというのを、意外と気づいていないのです。
私が話を聞いてみると、相談者があまりにも、浮気という行動の特徴を知らないと思うことがあります。
それは妻は浮気をしたことがないから(当たり前ですが)その浮気の実態は夫から聞かされていることだけの情報になります。
と、言うことは夫を信じられないと言いながら 夫の言うことを鵜呑みにしています。
そういうことの情報を元に動くわけですから 妻は初動の判断を見誤ってしまうのです。
そこに気づかず、自分の考えはまちがってないと、実は自信たっぷりです。
困り果てての相談だから、まさか自分が自信たっぷりなんて、思いもしてないということですが
実は、相談に来ている段階で ある程度自分の判断に自信を持っているという場合があります。
そういうことを、今日は少しだけ振り返る日にしてください。
いい夫婦の日でした。