浮気を白状させる為に大切な事
浮気と一言で言っても色んな種類があります
ほんの出来心の浮気、本気の浮気、短期間の浮気、長期間に渡る愛人生活、浮気相手と一緒に住むために妻と別居の浮気、セフレ、心の伴侶、仕事も含め公私ともどものパートナー。
時には妻にとれば風俗も浮気の一種。
これらすべての事に 浮気をやめさせたいと言っても、同じ対策でいいのかと言えば もうその答えはお分かりですよね。
こういうことに悩んだ人が相談するのは友人であれば、「様子を見れば?」という無難な答え。
要するに、何か言葉に誰も責任は持ちたくないという気持ちが「様子を見れば」なのです。
これは文字通り、無責任と呼びます。
でも相談した側も別に、答えてくれた人に責任を持って欲しいと考えているわけではないのですが、
相談された人にすれば いつか、どこかで読んだ古い本からの引用で「様子を見よう」と言ったに過ぎないので、もう私からすれば それはホコリのかぶった古文書です。
時代はどんどん進化しています。
浮気だって携帯電話の普及で、随分やりやすくなりましたし、逆に浮気がバレるのも携帯のメールなどからです。
これだって昔のガラケーだと浮気がバレたら、パカパカ型の携帯を逆折りされて、妻の怒りを収めさせたのが、最近のスマホはそれもできなくなるという悲劇。
こんなに浮気の必須アイテムだって変化を遂げているのに、浮気に対する考え方は古文書のまま。
昔は風俗も合法で赤線という仕事がありました、これを肯定するつもりはありませんが、現代はこの事が多様化し、例えば、出張先のホテトルやデリヘル。風俗の事務所に出向き、電話で素人の女性が電話をかけて来るのを男性が待つ、自由恋愛の紹介制度。
今やいろいろな形で行われていますが 世の中の妻はこういう種類は知りません。
要するに、時代の変化に適応した対策は何も語られていないのです。
私は相談者から夫の浮気の終わらせ方という相談を受け、実際にそれに取り組むのですが、夫がまずどんな目的で どんなつもりでその浮気をしているのか、それをまず分からないと何も解決できません。
当たり前のことですが 浮気解決には 浮気の形を見ることあら始めます。
どんな浮気も同じではないのです。
バツイチの女性を相手にする浮気と、年頃の結婚願望のある独身女性を相手にしている浮気と解決策が
同じであるはずがない。
夫の浮気相手もどういう風なつもりで夫と付き合っているか
その浮気の中身を見ないと どうしようもないのです。
夫はその女性のどの部分に惹かれて浮気をしているのか?
例えば妻が家事も疎かにして、料理も下手くそならば、料理上手の小料理屋さんの女将のような
人に惹かれるかもしれない。
妻がおしゃれもせず、太りまくった(あ、これ私のこと)女性なら、スタイル抜群の女性に目を奪われても仕方はありません。
でも 最終的にはスタイルがいいからと言って結婚をするわけではないので 離婚も妻のスタイルが直接的な原因ではありません。
それなのに、世の中の夫の心を取り戻す方法は、妻は笑顔で身奇麗に・・・・なのです。
要するに、そんなことしかいうことがないと言うことですし、それくらいのことなら 言葉に責任を持たなくてもいいと言うことです。
これを 「当たり障りのない事」といいます。
浮気問題を相談された友人がこれを言うのは仕方がないですが お金をもらって、仮にもそれを生業としているカウンセラーが言うことでしょうか?
居住まいを正してというのは 別にカウンセラーが言わなくても、「快適な生活」というような主婦向け雑誌にいくらでも書いてあります。
人には明るく笑顔で、挨拶は怠らない・・・・などは昔の道徳の本にも書かれてありましたから、わざわざ、カウンセリング料金を頂いてする話ではないのです。
つまり その方には その方にあったパーソナルな解決策があるはずなのです。
そして 相談者の夫の、そのまた向こう側にいる、浮気相手。
その浮気相手にまで 観察を伸ばさないと、家庭の中だけ、綺麗に片付けても解決出来ることではないのです。
そういう気持ちで取り組む事が夫婦問題解決なのです。
覚悟が必要なことなのですが 残念ながら相談者は傷ついていますから 耳障りの優しい古文書のほうが 当たり障りがなくていいのでしょうね。
ちょっと今日はガツンと言いすぎましたが 実際これを受け止めるくらいの腹の座った妻が結局解決出来るタイプなのかもしれません。
では、今日はここまで。