逆ギレに関して・・・・ののちゃん議員を通して考える

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

一昨日のテレビを見ていて、もうお茶を吹いてしまいました。
最近、見た事もない号泣会見。
そう、 年間195回の日帰り出張をしたとして、野々村竜太郎・兵庫県議(47)=西宮市選出・無所属の説明?釈明会見です。
昔、子供がよくスーパーの中で欲しいおやつを母親に買って貰えず、駄々をこねている風景はよく見ましたが、最近の子供は そこまでねだらなくても買ってもらえるのか、昨今とんと見なくなっていた風景を思い出しました。
それにしても、あれ程の逆ギレはありませんね。
私は あの会見を見るまで野々村竜太郎議員という人の情報は皆無だったので「あ~こんな夫を持った
奥様も可愛そう」とか、「子供さんが学校でからかわれるのじゃないか」と心配でしたが、独身だったのですね。ある意味、善かったです。家族が恥ずかしい思いをしなく済んだ事は不幸中の幸いですね。
よく、夫婦の間で夫の不審な行動・・・・特に浮気などを妻が追及した時に逆切れが起こります。
この逆切れの構造を妻は分からず、夫を疑った事への後ろめたさも手伝って、妻が反省を強いられます。特に夫が浮気に走った原因を妻の怠慢さを責められたら、夫よりも妻の方が悪いような錯覚に陥ります。
ここは、はっきりしておかないといけませんが浮気心は「妻が育児にかまけているから浮気をした」とかは、理由としては若干の寂しさはあれども、だからと言って生理学的に浮気をしたくなるという事ではありません。
テレビを見ていて、取材中に その家庭が映し出される事がるのですが カメラが来るなら もう少し片づけをしておけばいいのに、と言うくらい家の中が雑然としている家庭があります。
妻だけが悪いとはいいませんが、すべての専業主婦が家をきちんと整理整頓出来る人とは限りません。
家事が得意な主婦ばかりではないのです。
女性と生まれたからと言って、結婚をしたからと言って、女性の誰もが炊事洗濯、家事料理。
それらがみんな出来る人ばかりじゃないのです。
男性だって同じです。
男性は結婚しようが、してなかろうが、仕事をしなければならない(一般的には)生き物です。
でも、男性でも仕事を持っているかどうかも含めその能力を疑いたくなる人もいますし、男性だからと言って皆が皆、仕事が出来る訳ではないのです。
確かにそういう人を夫に持ったら、がっかりする生活は待っていますが、だからと言って妻は「浮気したい」という事にはなりません。
つまり、伴侶がその役割をしないからと言って、浮気しようという概念はありません。
でも、自分のまずい点を突かれたら、相手の短所を責めて 自己を正当化したいという事の為に妻を悪者にするのです。
ここを誤魔化されてはいけません。
もし本当に家が散らかっているからと夫に責められたとしたら それは妻を責めておいて、万一離婚にでもなった時に、夫が自分には非がないという言い逃れの為だけの口実だと考えて欲しいのです。
もし、妻が育児に手を取られ、いっときは夫に構ってやれなくても それなら子供に手が掛らなくなると、浮気も止められるはずですが、実際は妻の妊娠中をきっかけに夫の浮気が始まる例ばかりです。
要するに、妻が育児にかまけて?いたから夫が浮気をしたという事はあまり関係はないのです。
以前も妻が家をきちんと整理整頓をしていなかったから、居心地が悪くて浮気をしたという夫の言葉を真に受けて、途端に真面目に家事に取り組んだ妻がいます。
これで夫の浮気が止んだか、どうか・・・・・もう賢明な方はこの答えはお分かりになるでしょう。
夫も妻の生活態度や悪態で浮気が頭をよぎる事はあるでしょう。
だからと言って浮気が出来るかどうかは まったく別の作業であり、本当はきっかけでも何でもないのです。
でも、夫にそんな事を言われたら 日頃の生活態度を改めたら夫が帰って来てくれると妻は考えますが
浮気は家が散らかっているからしたくなるのではなく、浮気はしたいからするのです。
浮気をしたことがない人に言っておきますが(当たり前か、すいません)妻がどうあれ、浮気はやろうと思わなければ出来ない、大変努力のいる作業です。
自分が浮気をしたいと思っても、相手が寄って来てくれるものではないのです。
浮気をするには 家庭では寂しい扱いを受けているというアピールをしなければなりません。
しかし、普通は男性が、家庭を持っていながら女性に近づくと、理由はどうあれ、まずは警戒されます。
それでも、それが浮気に進展するには 男性は自分の家庭は離婚寸前とか、スキンシップも長年していないという寂しさを訴えないと浮気相手の女性は受け入れてはくれないですから 浮気はしたくても
そこの発展するには多くのハードルを越えないといけないのです。
要は、浮気を成就させるには それなりの努力が必要で 妻が構ってくれなかったという動機だけでは中々実現不可能なくらいの苦労を伴うのです。
お小遣い制のサラリーマンなら 小遣いも浮かさないといけません。
デート代も、持たしてないから物理的に浮気は無理と思っている妻や 浮気はしても女性と割り勘していると考えている妻がいますが、女性の気を引こうとする男性が 割り勘でモテるはずがないじゃないですか。
そうなるとお小遣いを浮かすか、作るかしかないのです。
時間もそうです。
デートをしようとすると 妻に分からないようにするには 残業や出張やと言って時間を作らないといけないのです。
「お給料もすべて振込みですべてガラス張り」と考えていても、何なりと誤魔化す道はあるのです。
浮気はお金と時間が必要ですから、お金と時間は管理出来ているから、浮気はしてないと決めつけは
逆に、お小遣いの範囲でやっていて 時間は見えなくすれば、逆に浮気はできちゃうという事です。
何でも見抜けているという妻の慢心が、逆に利用されていると言わざるを得ません。
会社に出勤するふりをして、実は愛人とデートなんて話はごまんとあります。
日帰りの出張を、一泊出張と言って外泊をする人は、妻にすれば出張以外は外泊もせず、真面目な夫に映ります。
何も証拠がないと、何でも夫の言うがままの言動を信じるしかないというか 疑いを持たないようにアリバイ作りをされて、お堀を固めてから 信じ込まされているという事なのです。
浮気の証拠とは
そして不幸は起きます。
そうして信じていたのに、夫のカバンから避妊具が出て来たり、どこかのミュージアムデートをしたようなチケットの半券を見つけたりで、仕事に行っていたと信じていたとする日のアリバイがガラガラと音を立てて崩れます。
そうなってから、鬼の首を取ったかのように夫を責めたら 逆ギレされて、今後夫を疑う事すら許されなくなってしまうのですが不安だけは消えず、それが爆発した時に、また夫を追及してしまうという事の繰り返しになります。
あ、忘れてた!今日は逆ギレ議員についての事で書きだしでしたね。
夫婦の浮気追及で逆ギレされる事件になぞらえて考えていたのですが、それこそ、証拠を固めてから追及すれば、逆切れで誤魔化されなくて済むのに、と考えます。
あの議員だって同じです。
出張が疑問視されていたとしたら 少なくとも実際に現地に行っていたか、そのアリバイを崩せるくらいに、下調べをしてから追及すべきで 何も確実な証拠がなく、話を聞くと、それは出口をふさがないで、穴に追い込むような物で いくらでも逃げられてしまいます。
刑事事件ではないので、現段階では難しいけれど、少なくとも一番近々の新幹線の駅のビデオを洗い出したり、出張先の施設の出入りくらいは確認しておくべきでしょう。
誰と会ったか分からないなんて、何の研修だったかわからないという事と同じですから 少なくとも過去の行き先の一件か二件は 潰しておくという証拠を持っておかないと質問をしたところで それが本当か、どうかの確認のしようがありません。
正誤の確認も出来ない事を質問したところで何の意味も持ちません。
質問する限りは こちらは証拠になる事くらい握っておいて質問しないと、言い逃れされても間違いだとは指摘出来ません。証拠さえあれば、あんな馬鹿な事を言わせないで済んだのに。
そういう意味で あの議員さんの会見は、まるで独壇場というか、誰も証拠がないからツッコめないし、
また窮地に立たされた議員は、泣いてこれ以上の追及をかわそうという逆ギレをされてしまうのです。
ま、あそこまでの支離滅裂な会見になるとは誰も予想はしていなかったですが、翌日の議員のFAXが
すべてを物語ります。
文面は、これ以上の質問は受け付けないという事とこれで 説明責任は果たしたので幕引きにしたいという事です。
あの号泣してまで訴えた割には、怖がり過ぎる、弱虫です。
弱い犬ほどよく吠える・・・・・
逆ギレされた妻は夫が怖いかもしれませんが 逆ギレする夫程、本当は弱虫です。
これを理解したら 大声を出されても 冷たい事を言われても 恐れている場合じゃないという事です。
それにしても あの会見のラストはどうなったか?という事ですが、あれだけ泣き叫んでいながら、スクッと立ち上がり、「ご清聴ありがとうございました」という感じで 会見を勝手に引き上げて行きました。
記者の人たちも「ポッカーン」です。
それにしても、いったい200日近く何をしていたのでしょうね。
城崎温泉は、いいお湯が出ますし、冬はカニが美味しいですが いくらなんでも蟹ばかり食べてたわけでもないでしょうし。
佐用町はいいゴルフ場があるのです。ゴルフをしなくてもクラブハウスではシェフの作るいいランチが人気で、綺麗な空気の中でそれだけを食べに行く人たちもいます。西宮市は神戸と大阪の真ん中で、比較的都会ですので、ちょっと郊外の温泉地と地方で、何を研修してこれたのか?頭をかしげたくなります。
これで、これからも議員として信頼して、と言われても・…来期は無理ですね。
本当の意味で疑惑を晴らして頂きたいものですね、ののちゃん議員さんは。(こう呼ばれているのか、自ら名付けたニックネームか?)
とにかく、あの会見であそこまで、大の男が・・・と考えると、「カッチョ悪~」です
では今日はこれまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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