夫という生物を学ぶ
日頃、私が相談を受けていて 時々この「何故何故質問」に出会います。
特に浮気問題が多い 私への相談は 「何故夫は浮気するのでしょう?」という疑問から、
何故浮気を止められないのか、何故浮気相手と別れられないのか?夫に裏切られた妻にとっては、分からない事だらけなのです。
「浮気をするまでは 私達夫婦は、普通に仲よくしていました、それなのに・・・・・」が何故?に疑問が続いて行くのです。
それに対し、今日はその答えに付いてお話しします。
単純に言うと 浮気をする男性の特徴を挙げてみますと・・・・・・
★セックス好き
★女性好き
★恋をしていたい
★スリルが好き
★男性本能の狩人のようなハンター
★もてたい
★妻には求められない変態的セックス
★妻とのセックスに飽きた
★妻がさせてくれない
★妻が好きではなくなった
★妻とのセックスが合わない
★妻に頭が上がらず、征服欲が満たせない
★仕事がおもしろくない
★暇
★趣味が無く女性しか興味がない
★刺激が欲しい
★道徳観がない
★女性から寄ってくるほど,モテる
★妻も自分(夫)の事を好きじゃないと感じる
大腿、思いつくのはこれくらいかな?
時々、ご主人がまったく妻の知らない世界観を持っていて、結婚してから夫本人も目覚めてしまった、女装癖や、同性愛的な事もありますが それはごく稀です。
それに比べて妻が思うに、夫が浮気に走った理由はなんだろうと聞いてみました。
★育児に翻弄され夫に気づかいが出来なかった
★子供の事で頭が一杯だった
★家事に手が回らず、家が散らかっていて夫が落着けなかったと思う
★仕事が大変そうだったけれど、思いやれなかった
★会話の時間が無かった
★夫にきつい口調で文句ばかりを言っていた
★女性として、着飾らなかった。
・・・・・・・・・どうでしょうか?
これを比較してみてどう思われますか?
夫が浮気をした理由は上から数えて、多くがセックスに関連する事です。
しかし、妻の考える浮気をされた理由は、夫に対する態度や、言葉の事が殆どなのです。
実はこの会話とかは女性が望む夫婦の姿勢であって、男性は会話の多い、少ないは、あまり問題にしていないのです。
むしろ夫婦のコミュンケーションとして大事な事は ボディーランゲージが 夫婦のコミュニケーションの最たるものと考える傾向があります。
つまり男性に取って 100の会話より 1回のエッチ。
ここが分からないと妻失格です。
でも各いう私もそれが結婚当初に理解や実行ができていたかというと まったくだめでした。
しかし、この相談業をしてから 本当に分かった事は 妻という生き物は、何にも夫の性欲を理解していないという事です。
特に私は元々、男っぽい性格で、あまりベタベタした事が出来ない気性です。
また元夫とも 友達のようなサクッとした夫婦でしたから、そんな事は重要とは思っていなかったし、それより、晩酌をして会話をする事の方が楽しかったのです。
でも、それだけではダメだったのだと、今なら分かります。
私の所に夫の浮気に悩む方は、この点に鈍感な方が多いようです。
「ご主人とどのくらいセックスをしていませんか?」と聞くと もう7,8年はしていないと言う方はざらにいます。
じゃ、その間ご主人はどうされていましたか?とお聞きすると、「夫は淡泊ですから」と言われます。
確かに男性も色んなタイプがいますし、あまり性欲を表に出さない人もいます。
でも 何年も、何も求めてこないと言うのは 長年おしっこをしない事と一緒です
男性の性欲は妻を愛してるかどうかは 重要ではなく、排泄作用なんです。
もちろん、そこに妻に対する愛情がプラスされるなら それは素敵な事です。
だから 若い新婚の内は 頻度が高いのですが 30代や40代で まったく無くなるというのは
おかしいです。男盛りですから 仕事に疲れていても それはそれ。
帰って仕事で疲労しているから妻の柔らかい肌に癒されるものなのです。
それを、「淡泊だと夫自身が言っています」なんて、あまりにも男性の生理を解ってない。
これでは可愛そう過ぎます。
男性もあまり自分からガツガツ来れない人もいます。
もっと言えば妻が拒否したから、と言って、もうしつこく言えない気の弱い人もいます。
それをいい事に夫が淡泊ですから、という妻もどうかな?
何度も言います。
私も若い時はそんなにセックスが重要と思っていませんでした。
でも、浮気をする男性は やはり妻とセックスが出来ないという事がきっかけになる事がとても多いののです。
だからと言って では、今度は妻とセックスさえすれば浮気が収まるのか、と言えばそうではあいません。
すでに始まってしまった浮気を止めさせるのは妻とのセックス再開ではないのです。
以前も書きましたが、火事にならないようにするには日頃の火の用心です。
しかし 一旦ボヤから、火事になってしまうと火の用心の夜回りをしても火は消えないのです。
妻には理解しがたいセックスへの男性の欲望は 殺人すら起こしてしまうのですから、
女性からは計り知れないものがあります。
少し不謹慎な話ですが、以前神戸で 児童が殺傷された酒鬼薔薇聖斗事件は記憶に新しいと思います。
その舞台となった校門があり、その学校の校長先生が犯人が発表された当日の行動を
フライデーが追いました。もちろんその校長先生には何の責任もありませんが前代未聞のショッキングな事件でしたので、その校門の学校名が出ただけでも校長には耐えがたかったのですが、その当日、校長先生は大阪のストリップ劇場に居たのです。
やりきれない気持ちの解消がストリップ劇場なのです。
これはどれだけしても女性の我々には理解しがたいストレス発散法ですが そういう動物であるという事が 男性なのです。
こんな、異常な話をしたら「私の夫はそんな低俗なタイプではありません」と 世の奥様方からお叱りを受けるかもしれません。
でも低俗かどうかはともかくとして、そういう事が男性のストレス解消になるという事は どれだけ私達、女性の身体に置き換えて考えようとしても、実感として分からないのです。
ただ、一つ言える事は、男性に取って セックスはとても重要で、夫婦を継続していくときに
大きな礎になる事は間違いありません。
だから、その男性が大事に思っている事を軽視するようでは、いけませんし、いくら家事が忙しくっても、無理クリ応じてあげろとは言いませんが 奥様に肘鉄を食らわされて、男性って、とても傷ついているという事だけは解ってあげて欲しいのです。
長い間、セックスレスの夫婦・・・・・・
家にはエッチなDVDも一切なく、女性にも興味がないという夫だという妻。
一度街を一緒に歩いてご主人の目線の先を見て下さい
短いスカートをはいた女性や 胸の大きい女性を見るご主人の目の動き。
女性が嫌いだという人はいないと言うくらい、男性って女性には目ざとい物です。
DVDは無くても、パソコンのフォルダーには秘密の物が入っている可能性だってあります。
あまり、表面的な事だけで 考えていると ひどいしっぺ返しが来ます。
もちろん、環境や体力の違い、年齢などはそれぞれですので 若さと共に衰えはきます。
でも、女性が好きというのは 男性は一生、無くならない気持ちの様ですね。
特に若い時はとてもアニマルなご主人だった人は要注意。
そんな急に草食男子になるはずがない。
妻とセックスをしなくなったのは 家の外でそういう対象があるから 単に妻に順番が回ってこなくなっただけ。
ここを長い事セックスもしてないけど、早く寝たいから楽でいいや、なんて考えているとツケがいつか回ってきます。
もう見ないふりをするのはやめましょうよ。
では今日はここまで。