悲しいお知らせ?
心変わり人は変わるという事を受け止めましょう。
人が変わるという事は何も悪い事ではありません。
学生の頃、あまり目立たなかった人が とても立派な仕事で出世をしている人はいます。
幼い頃、気が弱そうだった人が 人を羨ませる程世に出ている人はいます。
人が変わるという事は いい事も多い中、こと夫婦の関係性や対人関係などのように
人間関係に限って言うと「人が変わったように」とか「別人のようになってしまった」という表現の中に、決して肯定的な意味では言いません。
人生において 人が変わるという事は成長とか努力の結果と賞賛される反面、人間関係においては
あまりいい意味では使われません。
特に夫婦関係のように 夫が変わってしまったと感じる人は、それが一時的、あるいは一過性のものであるから 元に戻ると考えるようです。
でも本当は それは人が変わったという事ではなく 化けの皮がはがれたという事もあります。
そう考えると 元に戻るという事は在り得ないとするのが妥当かもしれません。
つまり人が変わったという事を受け止められない場合が 一過性のものと自分に言い聞かせるという人もいます。要は現実逃避のようなものです。
では 何故人は変わったの?と いつまでも「何故?何故?」という疑問に苦しむ人もいます。
確かに変わった事の理由は知りたいかもしれませんが もしその理由が 「そもそもそういう素地があった」という答えであれば 今の問題を解決する事になるでしょうか?
この「何故?」という言葉にはちょっと、懐疑的に考えるべきなのです。
何故?何故?と考えている内は 所詮、自分とは別の所に原因があるという考え方です。
でも夫婦の場合は その夫婦の組み合わせだからこそ、生じた夫の変化と言う物があります。
これをどちらが悪いというような責任問題にしてしまうと話がややこしくなるので、それはちょっとやめておきましょう。
でも何等か、変わってしまった、と感じる事があったとしましょう。
それは夫が浮気をして、あれほど優しい夫だったのに、人が変わってしまったように・・・という変化を感じたら、できれば 前の夫に戻って欲しいと望むものです。
でも、本当に酷い言動をしたりするには この人の無い性分までは出ません。
すべて その人の中にある、隠れた一面が 表面化しただけという事です。
こうなると 妻は「昔の夫」に戻って欲しいと望みますが 浮気問題は終わらせる事になっても
夫の中にある性分は消し去ることは出来ないのです。
と、いう事は 人が変わったのではなく、環境によって 引き出されてしまった、という事で
人が変わったようだという言い方の中に、また元通りに戻って欲しいという期待が含まれますが
一度出てしまった部分というか 問題化してしまった時計の針は 逆回りは出来ないのです。
ご主人の冷たさは 自分の浮気を貫きたい時に出てしまうものです。
変わって欲しいと願っても その浮気が継続中である限り、以前の優しかった部分は戻って来ません。
つまり変わってしまったと言っても、性格だけが切り抜かれて変わるのではなく、当たり前ですが
今起きている事によって変わったというより、その環境によって、むくむくと隠れた面が引き出されてしまったということですから 生活すべてを変えずに 優しさだけが取り戻せたら、と言うのも無理な願いです。
人が変わったように・・・・と考えている内は 以前の夫を懐かしむだけになります。
人が変わった事を嘆くより その変わってしまう出来事を見つめなければいけません。
若い頃は、特に結婚前は男性って優しい物です。
そして若い頃は 何かにおいてすべて真面目に取り組むので、とても誠実だと思います。
そのままで人生過ごせたらいいのですが 長い人生色んな事が起きます。
そこで人が変わってしまうような出来事は悲しいかな、起きる事もあります。
火事場のくそ力と言って 時々持ち前の力以上に、頑張りが効く事もありますが、たいていはその人の中にある、普段は顔を出さなかった面が、ひょこっと顔をを出すという事があります。
何故、こうなってしまったか?と考えている内は 現実を受け止められません。
その人の中にある、隠れた部分が ある状況において引き出されちゃったと解ると その状況を何とかしないと、という考え方が湧いてきます。
悩んでいるだけでは何も解決しません。
考えると行動が変わります。
行動が変わると 方向が定まります。
このように考えて、悩みをそのままにせず、建設的に考えて行きましょう。