不倫の本当に終わる時はいつ?
見えない物を推し量る力非常識な常識
貴方の家庭だけで信じている常識はありませんか?
今なら私も笑い話として笑えるのですが 過去私はあり得ない非常識を 元夫に常識として思い込まされていたことがあります。
よくバツイチの男性が 「嫁さんが風呂に行くと言って3年も帰って来てない」という冗談を言っているのを聞いていました。
私はそれの 残業版で元夫は 仕事が忙しくて家に帰っている暇がないと言って 2年間帰って来ませんでした。
今なら「長い残業やな~」と笑えますが その当時は日頃から深夜帰宅でしたので 仕事が忙しくて帰れないという事が慢性化していて 残業で疲れ切っている元夫には 文句も言えませんでした。
このコラムを読んでらっしゃる方は この2年間の残業を信じていたという私をおめでたいと思うかもしれません。
現に今、私も夫の浮気に苦しむ妻の相談を受け、どこの夫も同じような口実を言うのだな~と他人の事は冷静に分かりますが実際、自分の事になると解らないものです。
その頃はまだ私も若くて、元夫の浮気なんて 露とも考えていなかったので 元夫が深夜帰宅であったり、外泊するした口実はそりゃ今にすれば ぷっと笑う物ばかりです。
例えば・・・・・外泊の口実集
1、お酒を飲んで酔っ払ったから車で寝て、そのまま朝になり翌日直接出勤した。
・・・・・・当時は飲酒運転もそんなに神経質にはならず 少し酔いを醒ましてから帰ろうと言うような時代でした。
2、仕事で疲れて会社のソファーでそのまま眠ってしまって朝になった。
3、会社の業績が悪く、ボーナスが出ない。
・・・・例え業績が悪くても そんなに何年もボーナスが出ないなら 住宅ローンなどでボーナス払いもあるのですから他の社員から暴動が起きますよ。
ちなみに私の家庭では この業績の悪さから お給料までに食い込むことになり 挙句の果てに生活費も家庭に入れなくなりました。これが本当ならこの会社はとっくに倒産するとかしているけれど 今もテレビのコマーシャルをするなど 大きな会社になっていますから この生活費は全部遊びに使っていたのですよね。
4、接待の経費が出ないが、社員が身銭を切る事は仕方がない。
・・・・・・これはすべて 自分が遊びに使っていたのですよね、だからとてもお小遣いを沢山持ち出しました。
5、夜中でも緊急連絡があるかもしれないので 当直夜勤をする。
・・・・・消防署でもない限り そんな夜の仕事って急におきないし、そもそも当直部屋のない会社で
たった一人当直する人がいないってある?後に同僚の奥様から聞くと 誰一人当直なんて聞いたことがないって。
色々書きだしたらきりがないです。
今、こうして 元夫の恥ずかしい事を掛けるのは 冷静になって考えると 笑える口実ばかりだからです。もうここには怒りも何もない。
今の私は そんな事も笑って語れるくらい、枯れた思い出になったので こうして書けるのです。
今なら 少し考えたら解る事を その当時は苦しみの中で元夫には 何とか帰って来てもらいたくてすべてを信じていました。そして仕事でボロ布のようになって帰ってくる夫の仕事の姿勢を尊敬もしていました。どうかすると、痩せて行っている元夫の健康を心配していました。
本当に笑いますよね
今にすれば単に寝不足になるほど 浮気をして遊びほうけていたので そりゃ痩せますよ。
おまけに当直夜勤だなんて、もう大概、外泊の口実のネタが尽きたのでしょうね。
子供が熱を出しても、怪我をして入院しても 心細く孤独に元夫の帰りを待っていました。
マンションの廊下をコツコツ歩く足音が聞こえる度に うつらうつらの眠りから覚め、ドアが開くのを心待ちした 初心な私が懐かしい。
今なら、地震が来ても起きない私ですから 神経が研ぎ澄まされるほど 元夫の帰りを待っていたのでしょうね。
そんなこんなで、今 夫の浮気に悩む妻の悩みはよく分かります。
でも これを浮気と考えると~ 誤魔化されてしまいますが 普通に考えると分かります。
ソファーで何日も寝ませんって。
出張だと言っても 最近急に出張が増えたなら 少しは疑ってみるべきです。最近は出張も経費節約の為、なるべく日帰りを勧めるようです。
休日出勤だと言って 土日もいつも出勤しているなら 休日出勤手当が、膨大な金額になっています。また平日に代休も取らせない休日出勤なら会社としては労働基準局から勧告されます。
景気が悪いから 出勤の届けをせず サービス残業的に手当てを貰わず 出勤しているというなら
本当に仕事熱心で責任感のある人かもしれませんが、そういう夫は妻にも家庭に対しても責任感がありとても、ハートフルな夫のはずです。恐らく家では妻と会話もなく邪魔くさそうに自分の部屋に閉じこもるような夫像ではないでしょう。
要は総合評価なのです。
休日も熱心に仕事をする人は それなりに人からも家族からも尊敬に値する夫であると思います。
浮気も何もしていないなら お小遣いもそんなに無駄使いはしませんし 使途不明金と使途不明時間もないでしょう。
会社の帰りに何時間も何をしているか分からないのは 少し疑ってみた方がいいでしょう。
要するに 浮気をしていないという夫の口実を鵜呑みにしてまでも ご主人を信じたいなら それは
もう、臭い物に蓋をするということですから 蓋をしながら 夫を信じるにはどうしたらいいでしょう?の悩みには 答えはありません。
こうして 連休の中でも ご主人が家に居ない場合。
パチンコかもしれません。
仕事かもしれません。
スポーツジムかもしれません。
ウォーキングかもしれません。
でも、少し角度を変えてみたら 全部嘘かもしれないのです。
貴方が思い込まされている、貴方の家庭では常識になっていることでも 普通に冷静に聞いてみると
そんな非常識な理由はないという事があります。
ちなみに私の元夫が 2年という長い残業?から帰ってきたのは 大阪ガスからの 退去後のガス料金の未払いを ほったらかして 我が家に帰ってきて 支払い請求が回って来て分かりました。
恐らくどこかでアパートかマンションを借りた別の暮らしが在ったのでしょうね。
今にして思うと、2年の浮気が終わったので帰って来たのです。
こうして 何も気づかない私は鈍感でしたから また同じことをされてしまう訳ですが・・・
もうこれも 今となっては 私は鈍感だったなあと思います。
何でもかんでも疑うのは よくありません。
でも何でもかんでも 信じたいと願うのも愚かだと思います。
こんな経験をしましたから 私はたいていの嘘は見破れます。
経験は宝。人生は何も無駄な事って無いんですね。
では、今日はここまで。