悲しいお知らせ?
浮気は治るか?繰り返すか?
怖いものなし
世の中 何が起きるか分かりません。
人生も何が待っているか分かりません。
夫婦にだって 予期せぬことは起こります。
よく「万全を期す」という言葉をいいますが 予期せぬことも起きる以上 万全はないと思うのです。
転ばぬ先の杖が すべてに対して準備できれば それに越した事はありませんが そうそうそこまで
用意周到には行かないものです。
では 何の準備もしていない、望まぬ事が起きた時はどうしたらいいでしょうか?
私はこう考えます。
起きうることが防げない以上、掛って来い精神。
「世の中 怖いものなし」これって最強だな、と思うのです。
実は 私は最近、あまり怖い物がないのです。
もちろん人間ですから天災や地震、最近は竜巻なども起きて そういう物にはやはり恐怖心は感じます。
でも これは自然のもたらす事ですから 私だけに起きる事ではないので ここは避けられないと観念しています。
そしてやはり健康に関しては 大病をしないか、それは人並みに恐れてはいます。
しかし それ以外は 仕事の事であったり、人間関係であったりという事は ある程度想像がつくので
それほどの恐怖心はありません。
それは恐らく、かなりの事を経験してきたからということもありますが 未体験の事に対しても、
そうなる理由が解るから 何か納得できているという事なのだと思うのです。
世の中の恐ろしい事と言うのは ある意味納得できない事だからと思うのです。
もちろん 道を歩いていて もし陥没した穴に落ちたりしたら そんなことは納得も予想もしていないので 怖い思いをするとは思います。
でも 人間が起こす事は それなりの理由が考えられますから そうなる事は必然かと考えます。
万一、その理由が解らなくても、どのくらいの結果になるかという想定は出来ると恐怖心は減少します。
例えば 私が夫婦カウンセリングをする時に その夫婦の中に潜む問題を 考えます。
夫婦の心が離れ、いつしか何を会話しても、共感という事が無くなるのはそこに至る原因を考える事において 解決策が見えて来ます。
夫が浮気をしようが 妻が浮気をしようが それに起因する事を見い出せば、その解決策は練る事が出来ます。
ただ 天災地災は私は怖いと申しましたが 人が起こす問題は 所詮人間が持つ能力以上の事は起きないのです。
そういう意味で 自然の災害には やや無抵抗な部分は在りますが 夫婦間に起きる人災は 想定内という事ですし、未体験の事でも想像はつくというのが その意味なのです。
でも こと夫婦の浮気問題において、浮気をする側の夫が 妻の生活態度にその原因を押し付け
妻も 自分を責める事はしなくていいです。
何故なら たいてい浮気をする方は 自分の後ろめたさを人のせいにしたい物なのです。
自分は悪くない、自分をこうさせたのは妻が悪い・・・・これは 自分を正当化させる後付けの理由です。
例えば妻が 家の片づけをしないとか 料理が下手とか、子供をきつく叱るから・・・なんて理由は
夫は妻を悪者にして 浮気の口実にしたいだけです。
なぜ、こういう事が言えるのかというと それを言いだした時期を考えて下さい。
本当に 夫婦においてこれが問題なら 浮気をする前に 夫婦の課題として喧嘩をしたり はなしあったりとしています。
でも よくよく考えると そういう事を言い出した時期が 浮気が発覚した後だとしたら、それは
自分を正当化したい「後付け理由」に過ぎないからです。
もちろん、こういう日常の小さい不満はあったかもしれません。
だからと言って 浮気と言うのは違うんじゃないかな。
本当にそういう事が夫婦の間に隙間風を呼び起こしていたとするなら それは浮気をする前に
もっと そういう事を巡っての喧嘩や 話し合いが在ったはずです。
それなのに そういう事も無く いきなり浮気ですか?と夫君に言いたい。
そして世の中には 色んな夫婦カウンセラーが居ますが、その人たちのアドバイスに
「妻も身ぎれいにオシャレして 料理も手抜きをせずに掃除も怠らず」と居住まいを正す事をアドバイスします。
それを見たり聞いたりすると 妻はみんな自分を振り返り 自分を責めます。
そして 一生懸命に夫に振り向いて貰いたくって努力するのですが 一向に効果がありません。
何故でしょう?
それは本当に原因がそこじゃないからです。
そういうアドバイスをしているカウンセラーには 私はちょっと首をかしげてしまいます。
と、いうか妻ばかりを責めるこの考え方はちょっと妻が可愛そうに感じます。
そこでまた本題に話を戻しますと 浮気の事も別に原因ばかりに問題解決の策を求めるのは在りませんが、そういう事を起こす夫や妻の 「人としてのタイプ」があります。
この原因を読み取れば それなりの解決策は見えて来ます。
若い頃から浮気が繰り返す夫は やはりそういう人間なのです。
そういう浮気を容認してきたら それは段々エスカレートするという 行程が想像できます。
浮気夫を二度と浮気をしないように、などという大きな希望は叶うとお約束をするとそれは もう嘘になるでしょう。
いくら私でも そんな魔法使いのような事は出来ません。
タイガーウッズの浮気症だって、ある種、ホルモン注射や投薬療法で、性欲を抑えさせたという説もしりますので 薬も使わず 精神論だけで何とかしたいなら もうそれはカルト宗教のような盲信的に人を変えねばなりませんから 私にはそれは無理です。
いくら努力をしても効果が無いから 答えは何かと迷いから怖くなるのです。
例え 手の届かぬことでも その実態が分かれば諦めも付きます。
ご主人の浮気は 人間性によるものかもしれません。
妻を尊重せず 大事にする気がないから 浮気をするのかもしれません。
でも、妻だって愛されるだけの妻である「人間性」を持って夫に接しているかどうかも問題ですが そのようにしているのに 答えてくれないとしたら それはもう夫の「人間性という体質」なのかもしれません。
人の体質まで 遠隔操作でカウンセラーが変える事は出来ませんが その見えないものの原因が何かという事が分かれば 何も怖がることはありません。
「これから 私達夫婦はどうなっていくのでしょうか?」という質問をよく受けます。
その場合、夫の浮気の程度を見ると共に どういう相手と浮気をしているか、という事が大事な要素になります。
何故なら これからどうなるかは 夫婦の問題ではなく 夫と浮気相手のスケジュールである事が大きな要素になっていることがあります。
そういう意味で 私は夫婦修復を相談されたら その夫婦そのものよりも 浮気相手とご主人という組み合わせを見るという事をします。
そんな中 色んな不倫のケースを見て来ている私は どうなるかと言うのは 想像がつきます。
例えば夫の勤めが 堅い会社に勤めている場合と どこの土地に行ってもすぐに働けるパチンコ屋勤めとは 今後に起きうることは違ってきます。
要は 根無し草的な性格の男性と ある種堅実な仕事にちょっと退屈を覚え浮気に走る男性とは
バックボーンが違います。
また浮気相手の女性が 単なるセフレか、夫と同じ会社の同僚か、年上のバツイチか、結婚願望のある若い女性かで浮気の実態も違ってきます。
妻よりも若く可愛い女性なら 家庭で妻が少々化粧をして 着飾っても夫の目は妻に向いていません。
それなのに どことは言いませんが よくある夫婦問題カウンセラーは 妻はオシャレをして・・・
という通り一辺倒なアドバイスをします。
そうです、相手がどうなれ とにかく妻に努力を求めるのです。
これ・・・・間違っていませんか?
おっと、また話が横に反れましたが、私が怖いものなしと言ったのは 夫婦の中に横たわる問題は
所詮 人間の引き起こすもの。
山より大きい獅子はでません。
朝の来ない夜は無い。
ただ いつまでも反対側の山を見ていたら 夜明けは見えないかもしれませんね。
大丈夫 、そんなに怖い物は在りませんから、目を見開き、現実を受け止めると意外と恐怖心は無くなりますよ。
ではまた。