夫の本音を知るには
浮気を止めさせる情けない話・・・・なさばな・・・・
今日の話は 少し毛色の違う話ですが・・・
私は 人の心が分かりません。
こんな風に書くと 「え～っ？人の悩み事の相談業なのに？」ってい言われそうですが
情けない話 人の本音が解らないのです。
でも、これには 少し前置きがあって 「会わなければ・・・」という前置きの言葉があります。
もっと言えば 「3回は会わなければ・・・・」という注釈つきです。
よくメール相談も行いますが やはりその方に会う事が 一番その人の心が分かります。
メール相談や電話相談でも その人の本音は 「隠そう」と思わないまでも どこかしら
「言いたくない事」というのは 奥にしまったままです。
でも 私は 私の所に相談されているのだから 絶対に正直に話して下さっているという風に
信じて相談に乗りますので 奥の奥まで仕舞い込んでいる事は解りませんし 最初から 私に相談を寄せて下さる方には隠し事があるはずがないと思う 「性善説」で始まっていますので 疑う事を知りません。
でも 残念ながら私にも 言いたくない事もあるようで 「隠そう」とは考えていなくても、言えないという事や 「こんな悪い事を考えているとばれると 村越は答えてくれないかも」と考え自分の都合の悪い事は無意識に言えなくなるという事があります。
そうなると 私は善意の信用をしているので 相談に乗っていたり、回答をしている内に 「あれっ？」と思う事が出てくるのです。
つまり つじつまが合わなくなると言う事が出てくるのです。
その人の相談内容に矛盾する事が出てくると そこには 真実とは違う事が隠されていることが出てくるのです。
これは 相談者が「嘘を付いてやれ、騙してやれ」ではなくても 本音や事実とかけ離れて来るという事が出て来るので これでは 私もまともな回答にならないという事が出てきます。
ちょっと 余談になりますが 私は 占いはあまり信用していません。
嫌いではないのですよ。
朝などは 8チャンネルでラッキーカラーを聞いたら その日はその洋服の色を選んだりしますし、
6チャンネルで今日は牡羊座が調子がいいと言われると何となく嬉しいですから 占いが嫌いではないのですが、大事な事を占いに尋ねようとは思いません。
私も若い頃は悩みを占いに行ったこともありますが そこでは私が話した以上の事が出てこない事が
こんな仕事をし出してから分かったのです。
そりゃ、太った人を見ると「暴飲暴食」を懸念し【将来、内臓の病気には気を付けて】と言われますし
悩みを話す口調からくよくよしている人には「あなたはとても悲観的な所があるので 明るく捉えて」と言いますし 私のようなあっけらかんとした人には「あなたは本当は大ざっぱと思われているけれど、本当はとてもナイーブよね」 と言われます。
当たり前ですよ・・・・人間には色んな面があり 明るいと言われたら そんな面もあると思うし、
神経質な所があるね、と言われたら 確かに 細かいところも人にはあります。
人には色んな顔があって単一ではないのです。こういう面があるけど こういう面があると言われたらそうです、そうですと言いたくなりますが 人は色んな部分で構成されているので それを言われたら
「当たってる」と思ってしまうのです。
でも 占いって その人の生れ月や星座や、血液型というデーターに対する（＊）統計学というマニュアルを説明するだけですから 占い師には責任はないのです。
（＊）実はこの統計学という事にも本当は 私は懐疑的ですが・・・それを言い出すと話が長くなるので、ここでは 止めておきますね。
それでもこれだけ占いがもてはやされるのは みんなが占いが好きだという事が根底にあるのです。
そして 好きな事には 人はもろ手を挙げて、信じようとしています。
ここには「ファン」という信頼関係があるので、占ってほしいと望む人は 答えてくれる占い師には
嘘を付かず 全信頼を置いています。
ここには 信頼というのを通り越して「依存心」という気持ちを持っています。
だから 観て貰う人は 正直にさらけ出しているので 占い師にとっては観たままの事を言えばいいし、
答えは 統計の本の中にあるので 言葉に責任はありません。
一つ 注意する部分と言うと、相談者の言われたくない事は言わないという 顔色を見る事は得意です。
つまり占い師って 誰よりもカウンセラーなのかもしれません。
それに比べて 私は相談者の 嫌がる事実を述べないといけない場合もあります。
そして相談者も 自分のまずい事は言わずにおきたいという気持ちが無意識に働くため ここに占い師とは違う距離感が出来てしまうのです。
でも そうは言っても 最初からは何も分からなくても 3回も会えば 矛盾点も解ってきますので
やはり 会う事は大事だなと思います。
だからメールとかは一方通行で 聞きたい事だけをお聞きになりますが そこには どういう本心が隠されているか 文章では読み取りにくい部分があります。
メール相談でも 私はなるべく 深く読みとる事を心がけていますが どうしても隠された事までを疑う事をしませんので 表に現れていることを信じて、回答します。
しかし これが相談者の方で 事実と捻じ曲げられて相談をされているとしたら・・・・・
それは 結局相談者が本当に聞きたい事に応えて貰えないという消火不良が生まれます。
これでは せっかくの時間も費用も割いた相談も、勿体ないですよね。
皮肉に聞こえたら謝りますが 占い師っていいな～と思うのです。
相談者の喜ぶ答えを探してあげ、求める答えを言ってあげるだけですので 好かれるよなって。
私のように 時には気づいてほしくって 心を鬼にして現実を話さないといけない事があります。
これは辛いですよ。
あれっ？
今日は私が何か悩みを相談しているような・・・・・
そんな一日でした。
では、また。
