少々話は合わない方がいい?

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

時々考えるのですが 夫婦は本当に何でも正直に話す方がいいかという事です。
私の周りに居る夫婦で長持ちしている人は どちらかと言うと 話がいつもはずんでいるとは思えません。
むしろ 話が噛み合っていないとさえ感じる夫婦が 上手く行っています。
それは何故かというと 夫婦が本当に何でも意見が一緒で 気が合ってしまえば 次に少しでも
違う事がでてきてしまうと これまではぴったり意見があっていたのに、と失望感だけ感じてしまいます。
むしろ普段から、少し意見は合わないくらいの方が 期待値が低くていいです。
何でも価値観も合い、趣味が合い、なんて夫婦は 逆に離婚しているケースが多いのです。

私の友人のお父さんとお母さんは お母さんが一方的に話をしてお父さんは 新聞をお母さんとの間に
立てて読んでいます。
もちろん返事は、生返事。
でもそのお母さんは お父さんが聞いてくれているか、理解しているかそんなことは意に介しません。

しゃべりたいからしゃべるというお母さん
しゃべりたければ 聞いているけどいちいち賛同はしないお父さん。

これくらいのすれ違いの方が お互いに 期待もしないし 無視された感も無いようです。
今日は 何か真剣に夫婦の事を考える事ばかりが道じゃないな、と、ふと思いました。
ではまた。

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村越真里子
専門家

村越真里子(夫婦問題カウンセラー)

Re婚かうんせらぴー

四半世紀のカウンセラー経験から相談者の求める物は慰めや共感は決してゴールでもない事を知っています。夫を信じるという美談の陰には恐怖心が潜んでいます。心の奥にある夫婦の本質と突破口を見つけるお手伝いです

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