覚悟と認識と諦め
何故浮気をするの?さあ、今日も「何故浮気をするのか?」について語ります。VoL,2ですね。
昨日のコラムは 大きく捉えて 浮気をする人は 浮気が好きだからという事を言いました
今日はもう少し 掘り下げて浮気をする方と浮気相手の事を考えてみようと思います。
もちろん不倫の当事者は悩み、苦しんでいる人もいる中で あえて浮気が好きだからという決めつけは失礼かもしれません。
しかし、人間は本当に苦痛な事を自らが選択しません。
当然知らない内にそうなっていたと言う方もしますが 自分の置かれた立場が不倫だと分かった瞬間に
終わる事も出来るという選択があります。
でも 歩み出した以上、止める事が出来ないという時点で その苦痛な不倫を選択したと言えるのです。
何度も言いますが 人間は本当に苦痛な事は続きません。
行きがかり上とは言え それが続くというのは ある意味苦痛じゃない部分もあるという事です。
人は100%苦しければ そこから何とか逃げ出す事をしますが 60%の苦痛であれば 40%はどこか楽しんでいる所があるという事です。
この6対4なのか、7対3か5対5なのかは人によって 違います。
9対1の苦しみで 幸せと感じる部分が10%しかなくてもその10%に人生の喜びを感じているなら
その人にとっては 100%と同じくらいなのです。
ちょっと話を変え 例えばここに独身の女性が集まっています。
今日は 数人の男性と合コンです。
それは お見合いパーティーと違い 純粋なコンパです。
そこに来た男性は 独身、既婚者を交え様々です。
別に結婚を目的にした集まりではないのです。
そこでのA子さんの発言が後々 物議をかもしだします。
そのA子さんの発言とは・・・・
「私、男性が既婚者だと知った途端、視界から無くなる」と、言ったのです。
これが良いか、悪いかという事では無く、悪気はないのですが その後、合コンは誰とでも楽しくしゃべろうよ、と言った他の女子からは このシビアなA子さんには賛否両論です。A子さんは特にいつも結婚を意識しているわけではなくても 自分の前に現れる男性は心の底では 何かしら結婚の対象として見ているという事です。
この小さなチャンスでも無意識に活かそうとする本能はあって当たり前です。
また、既婚者と深入りする必要がないというドライな考えにも思いますがこれこそが 危険を避けようとする本能なのです。
悲しいかな 望んでした不倫でなくても 不倫だと分かった時点で引き戻す事も出来るのですが
あえて進んでしまう気持ちはある種、そこで腹を括ったか、またはその不倫が何等か 楽しい部分があるという事なのです。それが私の言う 人は100%苦痛な事には 手を出さないという事です。
だから よく言う 「好きになった人がたまたま結婚をしていただけなのだ」とか「出会うのが遅すぎた」というのは 確かに時間軸だけを考えたらそうなのですが 人はいつも何かを選ぶ権利が与えられています。
間違いだと思ったり、知らなかったが、知ってしまったと言う場合、これ以上進むといい結果が生まれないと分かった時は引き返す権利も持っているのです。
人はいつも 物事を選択しながら生きています。
例えば 八百屋に行ってリンゴ一つを買う時にも 手に取って選んでいるはずです。
食パンを買う時にすら 同じ銘柄の物でさえ 陳列の中から選んでいるはずです。
右か左か・・・人間の生活は いつも二者択一と言ってもいいくらいです。
自分の好きになる人が 独身者か既婚者か。
例え 既婚者と知らずに始まった恋愛でも 既婚者と知った時には その恋を続けるか、止めるか。
また続けると決心した時には 色んな危険因子も覚悟を出来ているか、自分への問いかけは出来ていますか?という事です。
例えば男性から迫られて恋が始まったが 実はその男性は既婚男性で離婚寸前だからと口説かれたとしても 、それを鵜呑みにするのではなく ちょっと頭を一回転させ、考えて欲しいのです。
既婚者だとして近づいてきたら それはもうこそで 「嘘」を一回付いています。
その上で問い詰めたら 独身と同じくらい 夫婦関係は終わっているから、と言ったとしたら そこでも 一つ嘘を付いています。
もう間もなく離婚は成立するから、と言っていながら 中々離婚が成立しないなら 本当にその男性の家庭が破たん寸前なのか、考えてみる必要はあります。
貴方にも嘘を付いていたくらいですから 妻にも嘘を付いている可能性も大いにあります。
女性のマンションに泊りにきたり どこかのホテルで女性と過ごしたりするときには 妻には
出張の日を一日多く言っている事もあります。
もっと巧妙な男性は 土日、女性とデートをする為に 妻には休日出勤と言っている事はよくあります。
こうして 不倫は浮気相手にも嘘を付き、妻にも嘘を付かないとやり通せないという嘘の塊です。
でも中には 本当に夫婦仲が上手く行っておらず 浮気相手の女性にやっと癒しを感じ、幸せを感じたという男性だっているには います。
でもそういう男性は そういう浮気相手が見つかった時点で加速度を付けて自分の離婚を成立させて来るでしょう。
それでも離婚をしないという事は ある意味家庭を持っておくことが幸せだからです。
家庭を持っておくことが・・・・妻と離婚をしない事がある意味 メリットがあるから離婚をしないのです。
もちろん そこにはお子様の問題もあります。
そのお子様の事を口実に離婚問題が進まないと言っている男性は そこにも嘘があると考えていいでしょう。
絶対とは言いませんが それほどお子様の事を考え、家庭の事を大事にする人は そもそもそんな深い浮気はしません。
少なくとも 子供達には影響しない お遊びの浮気しかしませんし、短期間の軽い浮気です。
つまり家庭や子供を捨ているということに苦痛を感じる人は 何やかや口実を付けながら 離婚はしません。
しかし そういう男性の口から出る 「妻とは離婚する」と言うのは 妻よりも君が好きだという
ピロートークと捉える程度が、ちょうどいいです。
確かに妻と居るより君と居る方が心が落ち着く、という男性はいますが それも通訳をすると
「家に居ると浮気がばれたりするのではないかと、ヒヤヒヤで心落ち着かない」という事です。
ましてや 浮気がばれている場合は尚更妻からの口撃が苦痛だから、心落ち着かないのです。
それを「君といると安らぐ」と言うのは 如何なものか・・・・・
本当に毅然としている男性は子供達にも苦痛じゃない生活をおくらせられるよう、努力をします。
だから浮気をするという事は ある種その状態が心地よいのです。
ある意味 そっちの方が苦痛じゃないのです。
ある意味楽しいから不倫をするのです。
人生が正しく、全うで在る事に幸せを感じる人。
多少、リスクがあっても 刺激があって 胸がドキドキする不倫を実行する人生。
どちらを選ぶかは やはり二択だと思います。
今日はちょっと概念のお話でしたね。
ではまた。