【愛情に応えるホワイトデー】

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

今日はバレンタインデーへの、アンサーの日、ホワイトデーです。
義理チョコ相手へのお礼は、礼を持って無礼のないように。
でも本命からのチョコは、それなりの期待を持って送られているでしょうから、
プレゼントの品に拘るより、その気持に応えてあげたいものです。

さあ、今日はちょっとホワイトデーとはま逆の話題になりますが、男女の別れという事について考えます。
実はこれまで、色んな別れを見て来て、きちんと別れる事が出来る人は少ないと感じます。
余程のケンカ別れでもしない限り、女性からすれば、いつ別れを告げられたか、線引が出来ません。

つまり男性は別れを告げる事が出来ないと言うより、終い仕事が苦手なのです。
恋が始まる時には、積極的にアプローチが出来て、言葉にして「付き合って下さい」と言う事も
楽しい道筋ですが、これが終結する時には、言葉にして終わりを告げる人はあまりいませんので、女性にすれば
本当に別れが来たのか、言葉で告げられないと、実感が湧かないのです。

男性は優しいのか、別れというマイナスの言葉で相手を傷つける事はしたくないという思いから、
けじめのないまま、連絡を絶ったり、仕事が忙しいフリをして、付き合いを断つ物ですから、女性からすれば
時間が経てば、またこの状況が抜け出せると期待します。
でもいくら待っても、連絡をくれない男性に対し、女性も段々、腹が立って、「何故連絡をくれないの」と
言葉を荒げてしまい、喧嘩になったりします。
そうなると、すでに愛情のボルテージが下がっている男性は、面倒くさくなり、そこから口喧嘩などをして
結局は別れが来るという、つまらない事になります。

これは男性も女性も「別れ下手」と言う事が言えるのですが、これは男性の優しさというか、中途半端な思いやりが別れも締まりのない事になります。

人間は始める事は意欲的ですが、終い仕事は下手なのです。
いい時期もあったはずですから、二人の思い出までも、つまらない物にしたくないですね。

心変りを残酷に伝えなさいとは申しません。
しかし心の変化くらいは説明をしないと、女性にとれば何が起きているか理解出来ずに苦しみます。
別れは辛いものですが、何が何だか分からずに、期待ばかりで時間を引っ張るくらいなら、
これまでの感謝の意を伝えれば、女性は別れを受け止めるのではないでしょうか。

すいません、ホワイトデーに別れの指南って・・・・・ちょっと暗かったですか。
付き合い上手は別れ上手。人生は時に残酷な事もありますが、耳触りのいい事だけですり抜けられない事もあると覚悟し、誠実な生き方は、説得力がありますよ。
これが恋人同士でも夫婦にでも言えます。
いい事も悪い事も、相手に向き合うと言う事は、こういう事かもしれません。

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村越真里子
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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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