2015年1月に介護福祉士を受験する人は介護技術講習会を受けるより実務者研修を受講した方が得?
実務者研修の医療的ケアとは?高槻で喀痰吸引・経管栄養の演習を安心して学ぶためのポイント
目次
「実務者研修の医療的ケアって、介護職なのに難しそう」
「看護師さんのような処置を自分ができるようになるのか不安」
高槻にお住まいの方、高槻で働いている方から、実務者研修についてご相談を受けると、こうしたお声をよくいただきます。
実務者研修のカリキュラムのなかで、とくに「不安」「気になる」と言われやすいのが医療的ケアの科目です。けれども、医療的ケアは未経験の方が少しずつ手順を身につけられるように組まれた科目です。基礎から学べば、医療・看護の経験がない方でも修了を目指せます。
この記事では、実務者研修の医療的ケアの内容、時間数、演習のイメージ、不安の和らげ方、そして高槻で演習環境の整ったスクールの探し方を順にお伝えします。
実務者研修における医療的ケアとは
医療的ケアの基本は「喀痰吸引」と「経管栄養」
実務者研修の医療的ケアは、介護職員が一定の条件のもとで行える喀痰吸引と経管栄養について、知識と技術を学ぶ科目です。
喀痰吸引とは
自力で痰を出しにくい方の口や鼻、気管カニューレ(呼吸を助けるために喉に入れた管)から、吸引器を使って痰を取り除くケアです。実務者研修で学ぶ範囲は、主に次の3つです。
- 口腔内の喀痰吸引
- 鼻腔内の喀痰吸引
- 気管カニューレ内部の喀痰吸引
痰がたまると呼吸が苦しくなり、肺炎などのリスクも高まります。そのため、安全に吸引する知識と技術が大切になります。
経管栄養とは
口から食事をとることが難しい方に、管を通して栄養剤を注入するケアです。実務者研修では、主に次の2種類を学びます。
- 胃ろう・腸ろうによる経管栄養
- 経鼻経管栄養
栄養剤の注入は、手順の確認、体位の調整、注入中の観察、終了後の片付けまで、ひとつひとつに意味があります。
なぜ介護職に医療的ケアが求められるのか
在宅や施設で暮らす、医療的ケアが必要な方は増えています。ただ、看護師が常にそばにいられるとは限りません。そこで、研修を修了し、所定の手続きを経た介護職員が、決められたルールのもとで喀痰吸引や経管栄養を行える制度があります。
医療的ケアを学ぶと、次のような場面で力を発揮しやすくなります。
- 利用者さまの状態変化にいち早く気づける
- 医師・看護師との連携がスムーズになる
- 活躍できる職場や仕事の幅が広がる
- ご本人やご家族に、より安心してもらえる
なお、実務者研修を修了しただけで、すぐに現場で喀痰吸引や経管栄養を行えるわけではありません。事業所などでの実地研修を経て、都道府県の認定を受ける流れがあります。この点は誤解されやすいので、受講前にスクールで確認しておくと安心です。
医療的ケア科目の時間数・演習内容・難易度
時間数の目安
実務者研修は全体で450時間のカリキュラムです。保有資格によって免除される科目があり、たとえば初任者研修を修了している方は受講時間が短くなります。
そのうち医療的ケアは、一般的に講義50時間+演習で構成されます。講義は自宅学習(通信)で進められるスクールが多く、演習は教室で行う通学形式が一般的です。ただし、日数や進め方はスクールごとに異なります。申し込み前に、通学の回数やスケジュールを必ず確認してください。
講義で学ぶこと
講義では、次のような内容を学びます。
- 人間と社会、保健医療制度とチーム医療
- 安全な療養生活(感染予防、リスク管理など)
- 清潔保持と感染予防
- 健康状態の把握
- 高齢者・障害児者の喀痰吸引、経管栄養の基礎知識
- 急変時や事故発生時の対応
暗記が必要な部分もありますが、現場の安全を守るための「なぜそうするのか」を中心に学ぶので、実際の手順とつなげて理解しやすくなっています。
演習で行う内容
演習では、シミュレーター(人体モデル)を使い、講師の指導を受けながら手順を練習します。基準で定められている主な回数は、次のとおりです。
- 口腔内の喀痰吸引:5回以上
- 鼻腔内の喀痰吸引:5回以上
- 気管カニューレ内部の喀痰吸引:5回以上
- 胃ろう・腸ろうによる経管栄養:5回以上
- 経鼻経管栄養:5回以上
- 救急蘇生法:1回以上
回数はあくまで最低基準です。手順が定着するまで丁寧に指導してくれるかどうかは、スクールによって差が出やすいところです。
難易度はどれくらい?
結論からいうと、正しい手順を落ち着いて身につければ、未経験の方でも十分に修了を目指せる科目です。
難しく感じやすいのは、手順の多さと、衛生面・安全面の細かな確認です。ただ、演習は繰り返し練習する前提で組まれています。最初から完璧にできる必要はありません。「手順を声に出して確認する」「分からない点をその場で質問する」といった基本を大切にすれば、少しずつ自信がついていきます。
医療的ケアが不安な方へのアドバイス
「できるか不安」は、みなさん同じです
医療的ケアの演習前は、ほとんどの受講生が緊張しています。「人体モデルでも怖い」「手が震えそう」という声も珍しくありません。不安を感じるのは、それだけ安全を大切に考えているからです。
演習でしっかり学べることが大きな安心材料
医療的ケアは、読むだけでは身につきません。だからこそ、演習の時間が十分に確保され、講師が一人ひとりを見てくれる環境が大きな支えになります。
演習では、たとえば次のようなことを学べます。
- 手順の流れと、各動作の意味
- 吸引器や注入器具などの準備、扱い方
- 手洗い、手袋の着脱、器具の取り扱いなど、清潔を保つ基本
- 利用者さまへの声かけ、観察のポイント
- 異常に気づいたときの対応と報告
実際に手を動かすと、本の内容が「自分の動き」として結びついていきます。繰り返し練習するうちに、最初は不安だった手順が自然に出てくるようになります。
不安を軽くする5つのコツ
- 講義の段階で、手順の流れを大まかにつかんでおく
- 演習前に配布テキストや手順書を見返しておく
- 分からないことは遠慮せず、その場で講師に質問する
- 他の受講生の動きも見て、良いところを真似る
- うまくいかなかった点は、次の練習に生かすつもりで気楽に取り組む
医療的ケアは「一発で完璧にできること」を求められる科目ではありません。繰り返し練習し、安全な手順を身につけていく科目です。
不安が強い方は、申し込み前に相談を
「医療や看護の経験がまったくない」「ブランクが長い」という方は、申し込み前に、演習の進め方や補講の有無をスクールに確認しておくと安心です。事前に相談できるスクールなら、受講中も頼りやすいはずです。
高槻で医療的ケアの演習環境が整ったスクールの探し方
実務者研修は、スクール選びで学びやすさが大きく変わります。医療的ケアが気になる方は、次のポイントを比べてみてください。
チェックポイント1:演習の指導体制
- 講師は看護師など、医療的ケアの指導経験がある方か
- 講師1人あたりの受講生は多すぎないか
- 手順だけでなく、「なぜそうするのか」まで説明してくれるか
人数が多いと、一人ひとりが練習できる時間が短くなりがちです。少人数制や、丁寧な個別指導を行っているかは大切な確認点です。
チェックポイント2:教材・設備
- シミュレーター(人体モデル)や吸引器、経管栄養の器具がそろっているか
- 受講生が実際に器具に触れて練習できる時間があるか
- 実際の現場に近い環境で練習できるか
チェックポイント3:通いやすさと日程
高槻は、JR高槻駅や阪急高槻市駅周辺を中心に通いやすいエリアです。ただ、お仕事や家事・育児との両立を考えると、駅からの距離だけでなく、日程の組みやすさも重要です。
- 平日・土日など、通える曜日や時間帯に選択肢があるか
- 演習日の振替や補講に対応しているか
- 通信学習と通学のバランスが、自分の生活に合っているか
チェックポイント4:サポート体制
- 学習面の質問や相談がしやすいか
- 修了後の実地研修や認定の流れについて、案内があるか
- 就職・キャリアの相談ができるか
医療的ケアは、修了後の実地研修や手続きまで見通して学ぶことが大切です。受講前から、その後の流れを説明してくれるスクールを選ぶと安心です。
チェックポイント5:費用・給付制度の確認
受講料はスクールによって異なります。教育訓練給付制度などの対象講座かどうか、対象となる条件は何かも、申し込み前に確認しておきましょう。制度の内容は変更されることがあるため、最新情報の確認をおすすめします。
まとめ:医療的ケアは演習で身につく。まずは相談から
実務者研修の医療的ケアは、喀痰吸引と経管栄養の基本を、講義と演習で段階的に学ぶ科目です。「難しそう」「自分にできるか不安」と感じるのは自然なことですが、演習を重ねるうちに手順は身につきます。
高槻で受講先を選ぶときは、演習の指導体制、設備、日程の組みやすさ、サポート体制を比べてみてください。体制の整ったスクールを選べば、医療的ケアへの不安はぐっと軽くなります。
実務者研修の受講を考えている方は、ベストウェイケアアカデミーにご相談ください。医療的ケアについても、不安や疑問に寄り添いながら、無理のない進め方をご案内します。
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この記事のまとめ
・医療的ケアは、喀痰吸引(口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部)と経管栄養(胃ろう・腸ろう・経鼻)の基本を学ぶ科目です。
・時間数は講義50時間+演習が一般的で、演習では各項目を最低5回以上、救急蘇生法を1回以上練習します。
・実務者研修の修了後、実地研修と認定を経て、現場での実施につながります。
・未経験の方でも、手順を繰り返し練習すれば修了を目指せます。
・スクール選びでは、講師の指導体制、設備、日程、サポート体制を比べることが大切です。
・高槻で受講を考えている方は、ベストウェイケアアカデミーへお気軽にご相談ください。


