介護の資格~介護福祉士実務者研修~
実務者研修の医療的ケアは、喀痰吸引と経管栄養の基礎を学ぶ科目です。最初に押さえたいのは、講義50時間以上とは別に演習が必要であり、実務者研修の修了だけでは利用者への喀痰吸引等を実施できないという点です。
大垣で受講を検討している方に向けて、学ぶ範囲と演習の評価、通学前の確認事項を整理します。
医療的ケアで学ぶこと
医療的ケアには、安全管理、感染予防、利用者の状態の観察、医療職との連携などの学習が含まれます。器具を操作する順番だけでなく、「何を確かめ、異常があれば誰に伝えるか」を理解することが大切です。
- 喀痰吸引:口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部
- 経管栄養:胃ろう又は腸ろう、経鼻経管栄養
- 救急蘇生法:緊急時に備える演習
実務者研修で、注射や経鼻チューブの挿入を介護職の業務として学ぶわけではありません。医師・看護師等が行う部分と、制度の範囲内で介護職が担う部分を区別して学びます。
「50時間で全部終わる」ではありません
医療的ケアの講義は50時間以上です。これに加え、模型などを用いた演習を行います。無資格者の実務者研修で示される450時間にも、医療的ケアの演習時間は別途必要です。
演習では、喀痰吸引の3種類と経管栄養の2種類をそれぞれ5回以上、救急蘇生法を1回以上実施する基準があります。回数をこなせば自動的に修了するのではなく、安全に行えるかの評価も受けます。
「演習は何日あるか」「講義の学習をいつまでに終えるか」「再評価が必要になった場合の日程」を、受講するコースごとに確認しましょう。
模型での演習と、利用者に対する実地研修の違い
実務者研修の演習は、模型等で手順と安全確認を学ぶ段階です。一方、実地研修は、所定の指導体制のもとで利用者に対して行う研修です。両者を同じ意味で捉えないようにしてください。
現場で喀痰吸引等を行うには、対象行為の実地研修に加え、資格に応じた登録・認定、事業者の登録、医師の指示や看護職との連携などが必要です。修了証だけを根拠に自己判断で実施してはいけません。勤務先と所管の都道府県に、必要な手続きを確認しましょう。
演習が不安な方の準備方法
予習では、細かな数値を独学で丸暗記するより、テキストの流れに沿って「準備・説明・観察・報告」を整理しましょう。実際の操作は、講師の指導と教材に従って練習します。
- 事前課題と提出期限を確認する
- わからない用語をメモし、授業で質問する
- 演習後に指摘された点を記録する
- 再練習・再評価の方法と費用を確認する
苦手な動作があることと、学ぶ意欲がないことは別です。「誰でも簡単」と考える必要はありません。何が難しいかを講師に伝え、改善点を一つずつ確認してください。
大垣の教室を選ぶときに確認したいこと
ベストウェイケアアカデミーの岐阜大垣教室は、公式案内で大垣市情報工房(大垣市小野4-35-10)とされています。通信開始日と医療的ケアの来校日は異なります。自宅や職場からの移動に加え、当日の開始時刻、終了時刻、会場の部屋まで確認しておくと予定を組みやすくなります。
申込み前には、「自分の資格で必要な課題」「医療的ケアの日程」「欠席時に受けられる次の演習」「修了予定日」の4点をそろえて確認しましょう。
岐阜大垣教室の医療的ケア・来校日程を確認する
よくある質問
実務者研修を終えると、すぐにたんの吸引ができますか?
いいえ。講義・演習の修了だけでは実施できません。実地研修や登録等の必要な要件を別に満たす必要があります。
演習に一度で合格しなければ修了できませんか?
到達していない点があれば再学習・再評価の対象になります。補講や再評価の日程、費用、在籍期限はスクールに確認してください。全国共通の合格率を示すことはできません。
医療的ケアだけで実務者研修は修了しますか?
受講が必要な科目は保有資格によって異なります。医療的ケア以外の課題・介護過程なども含めて、免除と修了条件を確認してください。
出典・確認日
制度・掲載情報の確認日:2026年10月28日。募集日程・受講条件は変更される場合があります。
厚生労働省:医療的ケアの教育・実務者研修関係
試験センター:喀痰吸引等行為の登録申請


