岐阜で実務者研修は本当に意味がないのか?受講の価値を専門家が徹底解説

馬淵敦士

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テーマ:介護福祉士実務者研修

岐阜で実務者研修は本当に意味がないのか?受講の価値を専門家が徹底解説


岐阜で介護職として働いている皆さんの中には、「実務者研修を受けるように言われたけど、本当に必要なのだろうか」「費用も時間もかかるのに、意味があるのか疑問」と感じている方も多いのではないでしょうか。

確かに、実務者研修には数万円の費用と数ヶ月の受講期間が必要です。忙しい日常の中で時間を作り、さらにお金を払って受講することに「意味がない」と感じてしまう気持ちは、よく分かります。

しかし、結論から申し上げますと、実務者研修は介護職としてキャリアアップを目指すなら「必須」の資格です。本コラムでは、「意味がない」と感じる理由を正面から受け止めた上で、実務者研研修の本当の価値と、岐阜で受講する際のポイントを詳しく解説いたします。

「実務者研修は意味ない」と感じる理由を正面から受け止める


受講を躊躇してしまう3つの理由


まず、なぜ「意味がない」と感じてしまうのか、その理由を整理してみましょう。多くの介護職の方から聞かれる声は、主に以下の3つに集約されます。

  1. 費用の負担が大きい(5万円〜15万円程度)
  2. 受講期間が長い(約6ヶ月間、450時間のカリキュラム)
  3. 今の仕事で特に困っていないので必要性を感じない


費用面での負担感


実務者研修の受講費用は、保有資格によって異なりますが、無資格の場合で10万円前後、初任者研修修了者でも5万円〜8万円程度が相場です。岐阜県内のスクールでも、この価格帯が一般的です。

月給20万円前後で働いている介護職の方にとって、この金額は決して小さくありません。「この費用を払ってまで取得する価値があるのか」と疑問に思うのは当然のことです。

時間的な負担


実務者研修は450時間のカリキュラムで構成されています。初任者研修(130時間)と比べても、大幅に学習時間が長くなります。

仕事と並行しながら通学する場合、平日の夜間や週末を利用することになり、プライベートの時間が削られます。家庭を持っている方や、シフト勤務で不規則な生活を送っている方にとっては、大きな負担に感じられるでしょう。

現状で困っていないという感覚


「今、初任者研修の資格で問題なく働けている」「特にできない仕事があるわけでもない」という声もよく聞かれます。日々の業務をこなせている状況で、わざわざ上位資格を取る必要性を感じられないのは理解できます。

それでも実務者研修が「必須」である3つの理由


しかし、これらの負担を考慮してもなお、実務者研修は取得すべき資格です。その理由を具体的に説明いたします。

理由1:介護福祉士国家試験の受験資格として必須


最も重要な理由は、介護福祉士の国家試験を受験するには、実務者研修の修了が必須条件となっている点です。

介護福祉士は介護職における唯一の国家資格であり、介護のプロフェッショナルとして認められる資格です。2017年の制度改正以降、実務経験ルートで介護福祉士を目指す場合、以下の条件が必要になりました。

  1. 実務経験3年以上(従業期間3年以上、かつ従事日数540日以上)
  2. 実務者研修の修了
  3. 介護福祉士国家試験に合格


つまり、実務者研修を受けなければ、どれだけ長く介護の仕事をしていても、介護福祉士にはなれないのです。キャリアの天井が初任者研修レベルで止まってしまうことを意味します。

理由2:給与・待遇面での明確な差


実務者研修の修了は、給与面でも大きな違いを生みます。

厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査」によると、介護職員の平均給与は以下の通りです。

  • 無資格者:約27万円
  • 初任者研修修了者:約29万円
  • 実務者研修修了者:約30万5千円
  • 介護福祉士:約33万1千円


実務者研修を修了することで、初任者研修と比べて月額1万5千円程度、年間で約18万円の収入増が見込めます。受講費用が5万円〜10万円程度であることを考えると、半年から1年で元が取れる計算になります。

岐阜県内の介護施設でも、資格手当として実務者研修修了者に月5,000円〜15,000円程度を支給している事業所が多く見られます。

理由3:業務範囲の拡大とキャリアの選択肢


実務者研修を修了すると、以下のような業務が可能になります。

喀痰吸引等研修の基礎部分が含まれる
実務者研修のカリキュラムには、医療的ケアの基本が含まれています。追加の実地研修を受けることで、喀痰吸引や経管栄養といった医療的ケアを実施できるようになります。

サービス提供責任者になれる
訪問介護事業所において、サービス提供責任者という役職に就くには、実務者研修以上の資格が必要です(初任者研修では3年以上の実務経験があっても、現在は原則として認められていません)。

サービス提供責任者になれば、さらに給与アップが見込めるだけでなく、ケアマネジャーや他職種との連携など、より専門性の高い仕事に携わることができます。

管理職への道が開ける
施設の介護リーダーや主任といった役職を目指す場合も、実務者研修や介護福祉士の資格が求められるケースが増えています。

実務者研修取得後のキャリアと収入の変化


岐阜県内での実例:Aさんのケース


岐阜市内の特別養護老人ホームで働くAさん(35歳・女性)は、初任者研修で5年間勤務した後、実務者研修を受講しました。

受講前の月給は基本給18万円+夜勤手当等で月収23万円程度でしたが、実務者研修修了後は資格手当1万円が追加され、翌年には介護福祉士を取得。現在は介護リーダーとして月収29万円を得ています。

受講前:月収23万円→受講後1年:月収24万円(資格手当込)→介護福祉士取得後:月収29万円(役職手当含む)
わずか2年で月収6万円アップ、年間72万円の収入増を実現


長期的なキャリア形成における価値


介護業界では、今後ますます専門性が重視される流れにあります。国も介護職員の処遇改善に力を入れており、資格保持者への待遇は今後さらに改善される見込みです。

実務者研修は、以下のようなキャリアパスの基盤となります。

  1. 実務者研修修了→介護福祉士取得→認定介護福祉士へ
  2. 実務者研修修了→サービス提供責任者→管理者・施設長へ
  3. 実務者研修修了→介護福祉士取得→介護支援専門員(ケアマネジャー)へ


特に岐阜県では、高齢化率が全国平均を上回っており、今後も介護人材の需要は高まり続けます。資格を持った専門職としての立場は、雇用の安定性という面でも大きな意味を持ちます。

岐阜で実務者研修を受講する際のポイント


岐阜県内のスクール選びのコツ


岐阜県内には、岐阜市、大垣市、各務原市、多治見市など、複数の地域で実務者研修を開講しているスクールがあります。選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 通学のしやすさ(自宅や職場からのアクセス)
  • スクーリングのスケジュール(平日コース、土日コース、短期集中コースなど)
  • 受講料とサポート体制
  • 就職支援の有無
  • 振替受講や補講制度の充実度


費用を抑える方法


実務者研修の受講費用を抑える方法もあります。

自立支援教育訓練給付金
雇用保険の被保険者であれば、受講費用の最大70%(上限56万円)が支給される制度があります。ハローワークで手続きが可能です。

事業所による補助
勤務先の介護施設によっては、資格取得支援制度を設けており、受講費用の全額または一部を負担してくれる場合があります。まずは職場に確認してみましょう。

キャンペーン・割引制度
スクールによっては、期間限定の割引キャンペーンや、初任者研修修了者向けの割引制度を実施していることがあります。

働きながら受講するコツ


多くの受講生が仕事と並行しながら学んでいます。無理なく続けるためのコツをご紹介します。

  • 職場に受講の意思を早めに伝え、シフト調整に協力してもらう
  • 通信課題は計画的に進め、締切直前に慌てないようにする
  • スクーリング日は確実に出席できるよう、予定を空けておく
  • 同じ目標を持つ受講生との交流でモチベーションを維持する


「意味ない」という考えを変えた受講生の声


当初は懐疑的だった受講生の変化


岐阜県内で実務者研修を修了した方々からは、次のような声が聞かれます。

「最初は上司に言われて渋々受講したが、学ぶうちに介護の奥深さを再認識できた。知識が増えたことで、利用者さんへの対応にも自信が持てるようになった」(大垣市・40代男性)

「受講費用がもったいないと思っていたが、資格手当と昇給で1年足らずで元が取れた。何より、介護福祉士への道が開けたことが大きい」(岐阜市・30代女性)

「同じ志を持つ仲間と出会えたことも収穫。今でも情報交換をしながら、互いに励まし合っている」(各務原市・20代女性)

学びを通じて得られるもの


実務者研修は、単なる資格取得のための通過点ではありません。カリキュラムを通じて、以下のような学びが得られます。

  • 認知症ケアの専門的知識
  • 医療的ケアの基礎
  • リスクマネジメントと安全管理
  • 尊厳を支えるケアの実践方法
  • 多職種連携とチームケアの理解


これらの知識は、日々の介護実践において確実に活かされ、利用者さんにより質の高いケアを提供できるようになります。

これからの介護業界で生き残るために


介護業界の変化と求められる人材


介護業界は大きな転換期を迎えています。2024年の介護報酬改定でも、専門性の高い人材の配置が評価される仕組みが強化されました。

今後、無資格や初任者研修のみでは、以下のような状況になる可能性があります。

  • 給与の伸びが限定的
  • 役職やポジションが限られる
  • 転職時の選択肢が狭まる
  • 事業所の求人条件が「実務者研修以上」に限定される


反対に、実務者研修や介護福祉士の資格を持っていれば、岐阜県内でも求人の選択肢は格段に広がります。

投資としての実務者研修


実務者研修の受講は、自分自身への投資と考えることができます。

数万円の受講費用と数ヶ月の時間は、確かに負担です。しかし、それによって得られるものは以下の通りです。

  1. 生涯にわたって活かせる専門知識と技術
  2. 年間数十万円の収入増の可能性
  3. キャリアアップの選択肢
  4. 介護のプロフェッショナルとしての誇りと自信
  5. 雇用の安定性


長期的な視点で見れば、実務者研修の投資対効果は非常に高いと言えるでしょう。

まとめ:岐阜で実務者研修を受講する意味は大いにある


「実務者研修は意味がない」という疑問に対して、本コラムでは様々な角度から検証してきました。

確かに、受講には費用と時間という負担が伴います。しかし、介護職として長く働き、キャリアアップを目指すのであれば、実務者研修は必須の資格です。

介護福祉士への道を開き、給与アップや業務範囲の拡大につながり、さらには介護のプロフェッショナルとしての知識と自信を得られる——これらの価値を考えれば、決して「意味がない」とは言えません。

岐阜県内には、働きながら無理なく受講できるスクールが複数あります。ご自身のライフスタイルに合ったスクールを選び、ぜひ一歩を踏み出してください。

今は疑問に感じていても、受講を終えた多くの先輩たちが「受けて良かった」と実感しています。あなたも、半年後、1年後の自分のために、今行動を起こしてみませんか。

岐阜で実務者研修を検討されている方は、まず信頼できるスクールの情報を集めることから始めましょう。下記のリンクでは、岐阜県内の実務者研修に関する詳しい情報をご覧いただけます。

ベストウェイケアアカデミーの実務者研修はこちら

岐阜の実務者研修情報はこちら

この記事のまとめ

・実務者研修には費用と時間がかかるが、投資対効果は非常に高い
・介護福祉士受験には実務者研修の修了が必須条件
・資格取得により年間15万円〜70万円以上の収入増が見込める
・サービス提供責任者など、キャリアの選択肢が広がる
・岐阜県内には働きながら受講できるスクールが複数ある
・給付金制度や事業所の補助で受講費用を抑えることも可能
・長期的なキャリア形成において実務者研修は重要な基盤となる

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馬淵敦士
専門家

馬淵敦士(ケアマネージャー)

ベストウェイ・ケア・アカデミー

全国平均で、ケアマネ合格率20%・介護福祉士合格率70%の試験を、私の講義を受講された方はケアマネ60%、介護福祉士90%と、全国平均を大幅に上回ります。(2023年10月現在実績)

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