実務者研修は今受けるべきか否か
介護福祉士実務者研修~パート4~
皆さんこんにちは。
ベストウェイケアアカデミーの馬淵敦士です。
お変わりありませんか?
今回は実務者研修の内容について皆さんと考えて行きたいと思います。
実務者研修資格の一番の目的は、介護職員の人材の確保、
また、以前から皆さんにお伝えしています「質の向上」であると考えています。
この質の向上の為に、介護分野の国家資格である介護福祉士の知識、技術の向上は不可欠であることから2016年度(平成26年)より、上位資格である実務者研修の修了が国家資格です。
「介護福祉士」を受験するために必須になった事は以前お話にもお伝えしましたね。
(詳しい内容は介護福祉士実務者研修パート1~介護福祉士実務者研修パート3をご覧ください。)
では、実際に実務者研修を参加されてからどんな内容で進んでいくのかをお話します。
実務者研修では、450時間の研修を受けるのですが現在の介護福祉士養成施設2年以上の養成課程(専門学校)で勉強されている学生さんと同等の知識を学ぶ事になります。
実務者研修の内容としては、
・社会福祉制度(介護保険制度等)
・認知症の理解
・医療の知識
・障がいの理解
・介護技術
・介護過程
・たんの吸引、経管栄養等
となります。
介護過程、たんの吸引、経管栄養等については面接授業になります。
その他の科目が自宅での勉強となります。
この自宅での勉強は、実務経験のみでは習得できない知識、技術を中心に構成されています。
通信課程となり、科目ごとにレポート提出し添削指導と評価が入ります。
皆さんはお仕事をしながらの科目取得に向けて勉強されることと思います。
夜勤であったり、時には残業も有る中で大変なことではありますが、資格取得された時には
達成感も大きいのではないか?と感じています。
実務者研修の後には、介護福祉士の大きな資格が待っています。
日本で認められている国家資格取得です。
国家資格を目指して進んで欲しいと思います。
次回はパート5 医療的ケア、とは?です。